DCAT Week · ニューヨーク
DCAT Week 2027完全ガイド:日本企業のための参加判断
最終更新:2026年8月23日

DCAT Week 2027は、2027年3月15日〜18日にニューヨーク市で開催される、医薬品・バイオ医薬品サプライチェーンの年次商談週間です。結論から書きます。これは展示会ではありません。ブースも展示フロアも存在せず、ミッドタウンの7つのホテルのスイートと客室を会員企業が借り切り、4日間、事前に自社で組んだ非公開の商談を回し続けます。だから「出展を検討する」という入口そのものがありません。そしてもう一つ、日本ではほとんど知られていない事実があります。会員企業に招待されてさえいれば、非会員の日本企業もDCATに1ドルも払わずにその商談に参加できます。この記事では、DCATが公表した2026年実績の数字、年会費$2,500〜$7,000の内訳、教育セッションの実費、宿泊料金帯、そして日本企業9社が実際にどのホテルに部屋を構えたかまでを扱います。
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会場フロアプラン · 2026年版 · 24.9 MB
1万人超
参加者(DCAT発表・2026年)
369社
商談室を構えた企業(2026年)
9社
うち日本に親会社を持つ企業
$7,000
年会費(従業員500名以上)
DCAT Weekとは何のイベントか
医薬品サプライチェーンに関わる企業が、ニューヨークのホテルに商談室を構えて4日間の非公開商談を行う、会員制業界団体の年次集会です。主催はDrug, Chemical & Associated Technologies Association(DCAT)、1890年設立の非営利団体です。
ブースの有無について、DCAT自身の公式FAQが正面から答えています。
"No. DCAT Week is not a trade show and does not offer booth space. The event offers DCAT Member Companies with the ability to reserve Business Meeting Space located in Official DCAT Week Hotels to privately conduct high-level business meetings behind closed doors throughout the week."
米国の医薬品コンサルタントMeade Medaugh氏(DES Pharma Consulting)は、同じことを一文で書いています。
"The 'booths' are private hotel suites and dedicated business meeting rooms."
この構造を日本語で最も正確に説明しているのは、DCATでもコンサルタントでもなく、日本のCDMOです。 武州製薬が2022年に初参加を発表したときの告知文が、いまも最良の解説になっています。
「DCATウィークはショーや展示会ではなく、会員企業が戦略的なビジネスミーティング、タイムリーな教育セッション、重要なネットワーキングの機会を得られる適切なフォーラムが確保されるイベントで、90%以上の参加者がハイレベルな決裁者、4人に1人はCEOやCOOなどの事業および部門の最高責任者です。」
ただしこの90%と4人に1人という数字は、DCAT自身の広報資料を会員企業が引用したものです。DCATの現行サイトでは同じ数字がアニメーション表示になっており、機械的に読み取ると0+や0%にしかならないため、独立に検証できていません。DCATの主張として読んでください。
そして武州製薬の告知は、そのまま運用モデルの見本にもなっています。同社は告知の中で商談場所と担当者を公開しました。
「プライベートミーティングはThe Benjamin, Suite #1101(125 E. 50th Street, New York, NY 10022)で行います。」
部屋を借り、どこにいるかを市場に告知し、渡米前に予定表を埋める。これがDCAT Weekの参加のすべてです。なぜ告知が必要かというと、DCATは商談を1件も組んでくれないからです。 公式FAQは「Meetings for DCAT Week are predetermined by each company and DCAT does not schedule the meetings for its Member Companies.」と述べています。2026年は7ホテルに590の商談スペースが設けられましたが、その中で誰が誰と会うかは、すべて各社が自力で決めた結果です。
いつ・どこで開催されるのか
2027年3月15日(月)から18日(木)までの4日間、ニューヨーク市ミッドタウンで開催されます。会場は1か所ではありません。中核となるのはInterContinental New York Barclay(111 East 48th Street)で、DCAT事務局、メンバーラウンジ、そしてDCATが運営するすべての教育プログラムとネットワーキングイベントがここに集まります。
日程の移動には注意が必要です。 DCAT Weekは3月開催ですが、月内での位置が年ごとに動きます。
| 開催年 | 日程 |
|---|---|
| 2023年 | 3月20日〜24日 |
| 2024年 | 3月18日〜21日 |
| 2025年 | 3月17日〜20日 |
| 2026年 | 3月23日〜26日 |
| 2027年 | 3月15日〜18日 |
2026年から2027年で8日早まっています。前年の実績で社内カレンダーを組むと、丸1週間遅れます。
商談室があるホテルは7つ
2026年のMeeting Locator(DCATが公開している、どの会員企業がどのホテルに商談室を持つかの一覧)から数えた分布です。
| ホテル | 商談室を構えた企業数(2026年) |
|---|---|
| Lotte NY Palace | 143社 |
| InterContinental New York Barclay | 83社 |
| The Benjamin Royal Sonesta New York | 72社 |
| The Lexington Hotel NYC | 29社 |
| The Fifty Sonesta Select New York | 24社 |
| Hotel 48LEX New York | 19社 |
| San Carlos Hotel | 7社 |
LotteとInterContinentalの2館だけで全体の約6割を占めます。 San Carlosに部屋を取る週と、Lotteに部屋を取る週は、人の流れがまったく違うということです。木曜夜の年次晩餐会だけは別会場で、New York Hilton Midtown(1335 Avenue of the Americas)で開催されます。
なお2026年の「公式ホテル」8館にはWaldorf Astoriaが含まれていましたが、現行の商談スペース一覧7館には入っていません。2026年のアーカイブを見るとWaldorfは1泊$725の宿泊枠のみだったので、宿泊用と商談用のホテルリストは別物と考えるのが妥当です。2027年のホテル情報が出たら再確認してください。
東京からの移動
| 区間 | 所要 |
|---|---|
| 羽田〜JFK(東行き) | 直行、最短でおよそ12時間55分。日本航空、ANA、American Airlinesが運航 |
| JFK〜羽田(西行き) | およそ14時間45分 |
| 成田〜JFK | 直行あり。DeltaはJFKとEWRの両方に就航し、およそ13時間50分 |
往路のほうが復路より2時間近く短いので、帰国日の予定は余裕を持って組んでください。
気候は東京の3月とほぼ同じです。米国気象局のセントラルパーク観測記録では、3月の月平均気温は2020年から2025年で44.6°Fから48.1°F、摂氏でおよそ7〜9°Cです。ただし風が強く、木曜の晩餐会はブラックタイなので、フォーマルの上に羽織るコートが要ります。
行程プランを見る誰が主催しているのか
主催はDCAT(Drug, Chemical & Associated Technologies Association)、ニュージャージー州ロビンズビルに本部を置く会員制の非営利団体です。自らを「a not-for-profit, corporate member-supported, and volunteer-led global business development association」と説明しています。この一文の3つの要素が、DCAT Weekの挙動をほぼ説明します。
「corporate member-supported」。 会員資格は個人ではなく会社が持ちます。だから会費は席数ではなく全世界の従業員数で決まり、1社が何人送り込んでも追加費用は発生しません。
「volunteer-led」。 教育プログラムは会員企業から出た委員会が組み立てます。理事会も会員企業の現役役員で構成されており、事務局の専従はごく少数です。
「business development association」であって展示会主催者ではありません。 収入は会費と個別のプログラム費であって、床面積の販売ではありません。だから床がありません。
理事会の顔ぶれを見ると、この団体が何を売っているかがわかります。
| 役職 | 氏名 | 所属 |
|---|---|---|
| President | Kelsey Achenbach | dsm-firmenich |
| Vice President | Ken Seufert | JRS Pharma, LP |
| Second Vice President | Michael Semo | Eli Lilly and Company |
| Third Vice President | Sucheth Davuluri | Neuland Laboratories Ltd. |
| Executive Director | Carol Lee | DCAT(専従) |
ファインケミカル、添加剤メーカー、大手製薬(買い手)、インドの原薬メーカーが同じ理事会に並んでいます。買い手と売り手が同じテーブルに座っている状態そのものが、DCATの商品です。
歴史と、DCAT Week以外の活動
DCATは1890年にニューヨーク商業会議所(New York Board of Trade)の下部組織として発足し、1891年1月に50社で正式に発足しました。創立メンバーにはCharles PfizerとGeorge Merckが含まれます。1961年に独立した会員組織となり、2003年に現在の名称へ変更しました。年次晩餐会は1926年4月に始まり、2026年で98回目、2027年は99回目にあたります。
DCAT WeekのほかにDCATが運営しているものを挙げます。日本企業にとって重要なのは、会費を払うと以下すべてが対象になるという点です。
| 活動 | 内容 |
|---|---|
| DCAT Global Summit | 2日間の経営層向け会議。2026年は6月10日〜11日、スペインのシッチェス(バルセロナ近郊)で開催 |
| DCAT After The Show | 会員向けネットワーキング。2026年は10月7日、ミラノ |
| DCAT Value Chain Insights | 調達・供給管理の週刊編集媒体(dcatvci.org) |
| ウェビナーシリーズ | 会員は無料。女性技術者向けのAFIWトラックなどを含む |
| Research & Benchmarking | 会員向けベンチマークレポート |
バルセロナのGlobal Summitは戦略的に意味があります。DCATはニューヨークの団体ですが、その集客力が欧州でも通じるかを試している最中です。 日本から見ると、同じ会費で届く2つ目の接点が欧州にあるということになります。
なお、DCATのプログラムとして名前が挙がることがある「Sharp Sourcing」については、公開ページを確認したところ2021年1月26日に開催された単発ウェビナーの記録でしかなく、録画も提供されていません。現在も続く定期プログラムである証拠は見つかりませんでした。歴史上の企画として扱ってください。
どんな企業が参加しているのか
2026年は660の会員企業が参加し、そのうち369社がホテルに商談室を構えました。参加者はDCAT発表で1万人超です。以下はDCATが公表した「DCAT Week 2026 by the Numbers」の数字を、DCAT自身のラベルのまま並べたものです。
| 数字 | DCATのラベル(原文) | 何を数えたものか |
|---|---|---|
| 10,000+ | Individuals Attending DCAT Week | 会期中に街にいた人の総数。多くは私的な商談室にいて登録すらしていません |
| 660 | DCAT Member Companies Represented at DCAT Week | 会社数であって人数ではありません |
| 700+ | Total Member Companies | 会員企業の総数(参加しなかった企業を含む) |
| 164 | New Member Companies | 2026年度の新規入会企業数 |
| 44 | Countries Represented in Global DCAT Membership | 会員企業の国籍数 |
| 590 | Business Meeting Spaces at DCAT Official Hotels | 部屋数であって企業数ではありません |
| 3,580+ | Education Program Registrations | 登録件数であって人数ではありません。1人が3セッションに登録すれば3件です |
| 2,000+ | Dinner Guests Attended | 第98回年次晩餐会の出席者数 |
| 145+ | Member Companies Hosting Tables | 晩餐会でテーブルを持った企業数 |
この数字は足し算してはいけません。 「1万人超」は街にいた個人の数、「660社」は会社の数、「3,580件超」は教育プログラムの登録件数です。尺度がすべて違います。日本語で流通しているDCAT Weekの規模感は曖昧なものが多いので、稟議書には必ずラベルごと書いてください。
業種の分布
商談室を構えた369社を業種で割ると、この週が何のためにあるかがはっきりします。
- CDMO(受託開発製造):低分子(Cambrex、Curia、CordenPharma、Veranova)、バイオ医薬(Samsung Biologics、FUJIFILM Biotechnologies、Rentschler、AGC Biologics)、無菌充填(Vetter、味の素バイオファーマサービス、Afton Scientific)、経口固形製剤(Adare、Mikart、UPM、武州製薬)、ペプチド(PolyPeptide、ST Pharm)
- 原薬(API)メーカー:最大の塊で、インド勢と中国勢が中心
- 添加剤(excipient)メーカー:Croda、DFE Pharma、Evonik、JRS Pharma、Roquette、Colorcon、BASF、旭化成、信越化学
- 包装・投与デバイス:West、Stevanato、SCHOTT Pharma、ニプロ、Ypsomed、SHL Medical、Syntegon
- 新薬メーカーとジェネリック(買い手側):AbbVie、Viatris、Teva、Sun Pharma、Grifols、Lupin
- 商社・調達仲介:Univar Solutions、Actylis、Interchem、Barentz、Azelis、CBC America、Mitsubishi International Food Ingredients
- 試験・規格:Eurofins、SGS、Quotient Sciences、USP、Rx-360
規格団体のUSPとサプライチェーン共同体のRx-360が、規制される側と同じホテルに部屋を持っています。 これは展示会では起きない配置です。
地域構成では、インド勢(Aarti、Divi's、Neuland、Hetero、Lupin、Sai Life、Syngene、Jubilantほか多数)と中国勢(WuXi Biologics、WuXi STA、Porton、Asymchemほか)が突出し、イタリア勢(Olon、Procos、F.I.S.、Indena、ICROM)とスイス・ドイツ勢(Lonza、Siegfried、CARBOGEN AMCIS、Rentschler)が続きます。韓国勢(Samsung Biologics、SK pharmteco、ST Pharm、Yuhan CDMO)も厚みがあります。
日本企業は9社です
2026年のMeeting Locatorで、日本に親会社を持つ企業として確認できたのは9社です。
| 企業 | ホテル |
|---|---|
| 味の素バイオファーマサービス(Ajinomoto Bio-Pharma Services) | The Benjamin Royal Sonesta |
| 旭化成(Asahi Kasei America) | The Benjamin Royal Sonesta |
| 武州製薬(Bushu Pharmaceuticals) | InterContinental New York Barclay |
| CBC株式会社(CBC AMERICA LLC) | InterContinental New York Barclay |
| 東和薬品(Towa International) | InterContinental New York Barclay |
| 富士フイルム(FUJIFILM Biotechnologies) | Lotte New York Palace |
| Mitsubishi International Food Ingredients | Lotte New York Palace |
| ニプロ(Nipro PharmaPackaging International) | Lotte New York Palace |
| テルモ(Terumo Medical Care Solutions) | Lotte New York Palace |

商談室を持たずに参加した日本企業も確認できています。高砂香料工業は2026年のスポンサー一覧に名前があり、信越化学は添加剤サプライヤーのまとめ記事に「日程は個別調整」として掲載されています。旭化成については同じ記事がBenjamin Royal SonestaのSuite #1609という部屋番号まで公開しています。ほかにキッコーマンバイオケミファが2025年に医薬用ヒアルロン酸ナトリウムを携えて参加し、AGCファーマケミカルズが2024年の参加を日本語で告知し、十全化学が2026年の参加をLinkedInで発表しています。
数字にすると、商談室を構えた369社のうち日本企業は9社、約2.4%です。会員企業の国籍が44か国に及ぶことを考えても、インド、中国、イタリアと比べて日本の存在感は明らかに薄いままです。
そしてジャパンパビリオンも、都道府県の共同出展も、視察団もありません。これは調整不足ではなく構造上の必然です。置く床がないからです。CPHIやPACK EXPOの感覚で公的な足がかりを前提に計画を立てると、最初の一歩で行き詰まります。日本の業界団体がDCAT Weekの参加を取りまとめている形跡も、調べた範囲では見つかりませんでした。
会場では実際に何が起きるのか
朝8時から背中合わせの商談が4日間続きます。DCAT自身が運営するのは、月曜朝の発表フォーラム、6本の教育セッション、いくつかのネットワーキング、そして木曜夜の晩餐会だけです。残りの時間はすべて各社が自分で埋めます。
Meade Medaugh氏は初参加者の体感をこう書いています。
"It is intense, exhausting, and often overwhelming for first-timers, but with the right preparation, it is also the most productive week of the year."
商談の中身については、2026年の会期中にUnivar SolutionsのSVPであるAaron Lee氏がPharmaceutical Technologyに語った内容が具体的です。
"As the pharmaceutical industry landscape evolves, we're seeing unprecedented demand for high-quality, reliable ingredients that support more complex formulations and accelerated development timelines, particularly around new trends, such as GLP-1 and diverse dosage format options. At DCAT Week, the conversation is centered on supply-chain resilience and security of supply, innovation, and the need for partners who can provide both technical expertise and global reach."
供給の安定性、GLP-1がもたらした需要、そして技術力と世界展開の両方を持つパートナー探し。この3つが商談室の中で交わされている話題です。
唯一の公開ステージ、Member Company Announcement Forum
月曜の午前中(2026年は9:00〜11:30)に開かれる、参加費無料の発表会です。サプライヤーがDCAT Weekで唯一取れる「壇上」がここです。 ただし基準は異常に厳しく、そこにこの週の性格が出ています。
- 登壇者は登録済み会員企業の上級役員に限られ、発表内容に関係する経営または業務の責任者である必要があります。マーケティング、営業、事業開発、広報の担当者は登壇できません。
- 持ち時間は7分、スライドは表紙と連絡先を除いて3〜4枚。動画は使えません。
- 発表できるのはM&A、重要かつ大規模な設備投資、その他の重要な経営戦略上の進展に限られ、当該年以降の内容である必要があります。
- 「leading company」「state-of-the art facility」のような宣伝的表現は明示的に禁止されています。
- 新製品の発表、開発候補品の進捗、市場概況、投資を伴わない提携、社内組織再編は却下対象です。
実例を見ると、この7分がどう使われているかがわかります。富士フイルムのFUJIFILM Biotechnologiesは、2026年3月23日の10:01から10:08まで、Chief Operations OfficerのMaja Pedersen氏が登壇し、米国・英国・日本の拠点における事業拡大を発表しました。分単位で組まれた7分です。
2025年の同じフォーラムをContract Pharmaが取材しており、その位置づけを次のように書いています。
"[DCAT Week] kicked off on Monday, March 17th, with the DCAT Member Company Announcement forum, a much-anticipated program in which senior executives from DCAT Member Companies made major news announcements to attendees and the industry press."
同じ回の発表内容は、金額の桁がそのまま基準になっています。Lonzaは3プラットフォームへの再編とRocheからのGenentech Vacaville工場の12億ドルでの取得、Corden Pharmaはペプチド事業への3年で約9億ユーロの投資、FUJIFILM Diosynth Biotechnologiesは総額90億ドルと4年連続の新拠点開設、SK Pharmtecoは韓国・世宗の2億6,000万ドルの工場、Axploraはフランス・ムーランクスの5,000万ユーロの投資でした。
日本にとって示唆的なのは、欧州のCDMOであるAdragos Pharmaが2024年のフォーラムで、Head of Corporate PlanningのCem Goekmen氏を通じて川越工場の買収を含む製造ネットワークの拡大を発表していることです。日本の工場の話が、この壇上から世界のサプライチェーンに向けて発表されているということです。
教育セッションは「買い手が壇上にいる」6本
2026年のプログラムは月曜から水曜午前までの6セッションでした。木曜はDCATの公式プログラムが晩餐会までありません。 そして登壇者の顔ぶれが、この週の価値をそのまま表しています。
| セッション | 主な登壇者 |
|---|---|
| Pharma Industry Outlook(月・$389) | Graham Lewis(IQVIA VP Global Pharma Strategy)、Murray Aitken(IQVIA SVP) |
| Manufacturing Investments, Capacity & Financial Outlook(火・$59) | Sean P. McKee(PharmaBioSource)、Daniel Cohen(Morgan Stanley) |
| Future-Proofing the Pharma Customer-Supplier Relationship(火・$59) | Xavier De Ceuninck(Pfizer 調達)、Troy Mathews(Bristol Myers Squibb 直接材調達) |
| AI & Digitalization in Sourcing, Procurement & Supply Management(火・$59) | Christina da Cunha(Sanofi)、Bala Sreenivasan(Merck & Co.)、Corwin Hee(Gartner) |
| Creating Value Beyond Product and Price(水・無料) | Vince Ricevuto(GSK)、Michael Hoffman(AbbVie)、Paul Smaltz(BASF) |
| DCAT Women's Networking Breakfast(水・$159) | Evy Poumpouras(元シークレットサービス特別捜査官、NBCニュース解説者) |
59ドルで、Pfizer、BMS、Sanofi、Merck、GSK、AbbVieの調達責任者が何を考えているかを直接聞けます。 これは業界イベントとしてかなり珍しい構成です。通常こうしたセッションは売り手が壇上に立ちますが、DCATでは買い手が立ちます。2026年の6セッションのうち5本を貫いていたのは、サプライチェーンの強靭性、関税圧力下での米国内回帰、GLP-1による生産能力需要、調達へのAI導入でした。2027年も同じ軸になると見ておいてよいでしょう。
背景となる市場環境については、2025年に参加したFrost & SullivanのシニアアナリストAarti Chitale氏が数字を整理しています。前臨床から第3相まで23,000超の開発中分子が外部委託需要を押し上げていること、2024年の米国の医薬品供給不足が277件あったこと、特許切れによる収益減が2,000億ドル規模になりうること、医薬品市場が2024年で1.67兆ドルであることです。
年次晩餐会は99回目
木曜夜、New York Hilton Midtownでブラックタイの晩餐会が開かれます。1926年4月に始まり、2027年で99回目です。2026年は2,000人超が出席し、145社以上がテーブルを持ちました。特別ゲストはRyan Reynolds氏で、過去にはSerena Williams、Tom Brady、George Clooney、Hillary Rodham Clinton、George W. Bushといった名前が並びます。2027年のゲストは未発表です。
バッジがそのまま入場券です。 バッジがなければレセプションにも晩餐会にも、その後の各社主催のアフターパーティにも入れません。非会員は、テーブルを持つ会員企業のゲストとしてのみ出席できます。 テーブルの価格は公表されていません。
公式プログラムの外側にも予定は埋まります。2026年には晩餐会後のホスピタリティイベントが6件開かれ、CDMO Leadership Awardsの授賞式が3月25日に会期に合わせて実施され(富士フイルムとVetterが受賞)、各社が独自のレセプションやハッピーアワーを街中で開いています。この非公式カレンダーはDCATのスケジュールにはどこにも載りません。 現地で誘われるか、誘う側に回るかのどちらかです。
参加にいくらかかるのか
招待されて商談に出るだけなら、DCATに払う費用はゼロです。 参加費という概念自体がありません。費用が発生するのは、会員になったとき、商談室を借りたとき、教育セッションに出たとき、そしてホテルに泊まったときです。この4つは完全に別勘定で、混同することが初参加企業の最大の誤解です。
| 費用の層 | 金額 | 誰が払えるか |
|---|---|---|
| 商談への参加そのもの | 無料 | 招待されていれば非会員でも可 |
| 年会費 | $2,500 / $3,500 / $7,000 | 会員企業(全世界の従業員数で決定) |
| 商談室 | 非公開 | 登録済み会員企業のみ |
| 教育・ネットワーキング | 2026年実績で最大$755/人 | 会員企業の社員のみ |
| 宿泊 | 2026年実績で$232〜$725/泊 | 誰でも予約可 |
招待されれば非会員でも無料です
ここがDCAT Weekの最も意外な点なので、公式の記述をそのまま引きます。登録ページには「Registration is not a requirement to attend DCAT Week or meet with DCAT Member Companies inside their private meeting space.」とあり、FAQはさらに踏み込んでいます。
"During DCAT Week, customers and suppliers of DCAT Member Companies are not restricted in any way from attending meetings or visiting Member Company Business Meeting Space in Official DCAT Week hotels. Additionally, DCAT membership is not required to attend meetings with any of our Member Companies in their private Business Meeting Spaces if you are invited."
つまり、DCAT会員である米国の顧客がすでにいる日本企業は、その顧客のスイートに4日間座って商談を重ね、DCATには1ドルも払わずに帰れます。

ただし非会員にできないことは明確です。 登録もバッジ取得もできず、メンバーラウンジに入れず、教育セッションにもネットワーキングイベントにも参加できません。登録ページは「Non-Members are not eligible to attend DCAT Week education programs, networking events or obtain a Member Name Badge.」と明記し、FAQは非会員企業が登録できるかという問いに「No. Registration is exclusive to employees of DCAT Member Companies.」と答えています。
年会費は全世界の従業員数で決まります
2027会計年度(2026年11月1日〜2027年10月31日)の会費です。判定基準は「total number of employees across all global locations」、つまり全世界の拠点を合わせた従業員数です。
| 全世界の従業員数 | 年会費(USD) |
|---|---|
| 25名以下 | $2,500 |
| 26〜499名 | $3,500 |
| 500名以上 | $7,000 |
会費は会社に対して課金され、その会社の常勤社員全員が会員資格を持ちます。 何人が参加できるかという上限はありません。従業員600名の日本の原薬メーカーであれば、年間7,000ドル($7,000)で全社が1年間対象になります。米国の展示会で1社1ブースの費用を考えれば、桁が違います。
支払時期には割増があります。11月1日を過ぎると10%、2027年1月1日を過ぎると25%が加算されます。3月の会期に向けて年末に入会を検討すると、その時点で割増の対象になります。 会員資格の条件は広く、医薬品とその構成成分、関連するサービス・技術の開発、製造、販売、購買に直接関わる企業であれば対象です。
商談室の価格は、どこにも公開されていません
これはこの記事で最も重要な「わからない」です。 DCATはスイートやブレイクアウトルームの価格を公開ページのどこにも掲載していません。予約はdcatmeetingspace@dcat.org経由のみで、FAQはホテルへの直接連絡を明確に禁じています。2027年分の申込は専用フォームからの依頼になります。
価格以上に効いてくる構造があります。DCATの商談スペースのページは、既存の借主が翌年も同じ部屋を確保できる優先権を持つと明記しています。 つまり良いホテルの良い部屋は自由市場に出てきません。長く借りている企業が持ち続け、新規参入は残りから選ぶことになります。日本企業が初年度から希望のホテルを取れる前提で計画を立てるのは危険です。
参考になる唯一の数字が、2026年にDCATが交渉した宿泊料金です。会議室に転用された部屋の価格とは別物ですが、桁の感覚はつかめます。
| ホテル | 2026年の宿泊料金(1泊・税別) |
|---|---|
| Hotel 48LEX New York | $232〜$511(3月上旬時点で満室) |
| New York Hilton Midtown(晩餐会会場) | $285 |
| San Carlos Hotel | $349〜$519 |
| The Lexington Hotel NYC | $432 |
| The Fifty Sonesta Select New York | $459 |
| InterContinental New York Barclay(中核ホテル) | $467〜$550 |
| The Benjamin Royal Sonesta New York | $482〜$502 |
| Lotte NY Palace | $585〜$650 |
| Waldorf Astoria | $725 |
教育プログラムの実費(2026年)
| プログラム | 2026年の価格 |
|---|---|
| Member Company Announcement Forum(月曜午前) | 無料 |
| New Member Company Reception(月曜、新規会員限定) | 無料 |
| Pharma Industry Outlook with Networking Reception(月曜午後) | $389 |
| DCAT Week Run & Walk(火曜5:15、セントラルパーク) | $30 |
| Manufacturing Investments, Capacity & Financial Outlook(火曜午前) | $59 |
| Future-Proofing the Pharma Customer-Supplier Relationship(火曜午前) | $59 |
| AI & Digitalization in Sourcing, Procurement & Supply Management(火曜午後) | $59 |
| DCAT Member Company Networking Reception(火曜午後) | 無料 |
| DCAT Women's Networking Breakfast(水曜午前) | $159 |
| Creating Value Beyond Product and Price(水曜午前) | 無料 |
有料プログラムをすべて受けても1人755ドルです($755)。日本からの渡航費に比べれば誤差の範囲であり、しかも登壇するのは大手製薬の調達責任者です。会員になるかどうかを金額で迷っている企業は、会費と教育費の合計より航空券のほうが高いという事実を先に確認してください。
1人あたりの概算(2026年価格で試算)
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 年会費(会社単位・年額) | $2,500〜$7,000 |
| ホテル4泊(税・手数料別) | およそ$1,800〜$2,600 |
| 教育プログラム(上限) | $755 |
| 航空券(日本〜ニューヨーク往復) | 別途 |
| 商談室 | 見積もり不能(非公開) |
ニューヨーク市はこの宿泊料金に別途ホテル税がかかります。2027年の税率は確認していないため、上記は税抜の数字です。 2027年の価格はいずれも未公表で、DCATが2026年と同じ流れをたどるなら、ホテル料金は1月下旬、日程表PDFは2月上旬に出ます。
費用を試算する日本企業にとって行く価値はあるか
判断は1つの質問に集約されます。米国の製薬企業またはCDMOに、貴社の名前を出して「今年も会いたい」と言ってくれる担当者が、すでにいますか。
いるなら、DCAT Weekは日本企業が参加できる米国イベントの中で最も費用対効果が高い部類に入ります。その相手に招待してもらえば、DCATへの支払いはゼロで、4日間ミッドタウンの徒歩10分圏に業界の意思決定者が集中している状態にアクセスできます。
いないなら、DCAT Weekは貴社の課題を解決しません。ここには通りすがりの来場者が1人も存在しないからです。 名前を知られていない企業が名前を知られるための場所ではありません。その段階でまず必要なのは展示フロアのある場で、低分子の原薬・中間体であれば5月マイアミのCPHI Americas、核酸・ペプチドであれば4月ボストンのTIDES USA、添加剤であれば5月のExcipient Worldが該当します。
会員になり、いずれ商談室を持つべき企業
原薬(API)、中間体、受託開発製造(CDMO)、添加剤、一次包装・投与デバイスのメーカーで、米国の製薬企業の調達部門を具体的な標的にしている企業です。 条件を1つ足すなら、すでに米国に法人か販売代理店があり、英語で技術的な質疑に即答できる体制があることです。
同業はすでにこの床にいます。味の素バイオファーマサービス、旭化成、武州製薬、CBC、東和薬品、富士フイルム、ニプロ、テルモが商談室を構え、高砂香料工業がスポンサーとして、信越化学が添加剤サプライヤーとして名前を出しています。9社という数字は、参入余地が残っているという意味でもあります。 インドと中国のサプライヤーがこの週で存在感を固めていく中、日本のサプライヤーが2.4%のままでいる理由はありません。
現実的な初年度の道筋
いきなり部屋を借りることは勧めません。順序があります。
1年目:招待客として行きます。 既存の米国顧客かパートナーに招待を依頼し、その企業の商談室に入ります。DCATへの支払いはゼロ、実費は航空券とホテル4泊(2026年料金で1泊$232〜$725)だけです。目的は商談の成果ではなく、この週の物理的な構造を自分の目で見ることです。7つのホテルの距離感、朝8時から始まる商談の密度、どのホテルに誰がいるか。ただし非会員のままでは教育セッションにもネットワーキングにも入れないので、招待がなければ本当に見るものが何もありません。 ホテルのロビーに立つことは視察ではありません。
2年目:会員になります。 従業員500名以上なら$7,000、25名以下なら$2,500。会員になると社員は何人でも参加でき、教育セッションと晩餐会に出られ、月曜朝の発表フォーラムへの登壇資格も得ます。この年もまだ自社の部屋は持たず、相手の部屋を回ります。会員年度は11月1日始まりなので、3月の会期に間に合わせるには前年の10月中に手続きを終えるのが安全です。11月以降は10%、1月以降は25%の割増がかかります。
3年目:商談室を取りに行きます。 ここで初めて部屋の話になります。価格は非公開なのでDCAT事務局への問い合わせが必須で、既存の借主が優先権を持つため、希望のホテルが空いている保証はありません。そして部屋を借りた瞬間から、予定表を埋める責任は全部貴社に移ります。 DCATは商談を1件も組みません。武州製薬が2022年に初参加したとき、告知は1月に出ています。3月の会期の2か月前です。DES PharmaのMeade Medaugh氏はさらに長く、3〜4か月前から予定を押さえるよう勧めています。日本からだと社内稟議と渡航手配が加わるので、長いほうの3〜4か月、つまり前年の11月から12月には動き始める計算になります。会員年度の開始と重なるのは偶然ですが、都合は良いはずです。
行くべきでない企業
ブース型のリード獲得を目的にしている企業。 展示フロアがないので、名刺交換の総量を成果指標にした出展計画はこの週では1件も成立しません。その目的なら、展示会形式のCPHIやINTERPHEXのほうが構造的に合っています。 DCAT Weekは、すでに商談相手が特定できている企業が、その相手と密度高く会うための週です。見込み客を新しく発見する仕組みは組み込まれていません。
臨床や創薬の科学を売りにしている企業。 ここは調達とサプライチェーンの週です。スポンサー一覧を見ればわかりますが、誰も臨床医や患者に会いに来ていません。Pfizerの誰がどのCDMOに技術移転を出すかを決めるか、そこに集中したイベントです。
米国に顧客候補が1社も特定できていない企業。 招待が出ません。そして非会員は招待なしでは何もできません。まず米国市場での認知をつくる段階の企業は、DCAT Weekより前にやることがあります。
「まず視察して雰囲気を見る」を非会員でやろうとしている企業。 前述の通り、非会員が招待なしでニューヨークに飛んでも、入れる場所がありません。これは他の米国展示会と決定的に違う点です。
判断の前に、3つの空白を共有します
一つ目は、商談室の価格がどこにも公開されていないことです。 DCATの公開ページ、FAQ、会員向け案内、2026年のアーカイブ、スポンサーシップ資料をすべて確認しましたが、スイートやブレイクアウトルームの価格は1件も掲載されていません。予約窓口はdcatmeetingspace@dcat.orgのみで、ホテルへの直接連絡はFAQで禁止されています。この数字を埋める方法は、DCAT事務局に直接見積もりを依頼する以外にありません。 2026年の宿泊料金$232〜$725は唯一の手がかりですが、会議室に転用された部屋の値付けはそれとは別です。
二つ目は、2027年について公表されているのが日程と都市だけであることです。 プログラム、価格、ホテル料金、予約締切のいずれも2026年8月時点で未発表です。この記事の金額はすべて2026年の実績で、ラベルもそう書いてあります。2026年の流れをなぞるなら、ホテル料金は1月下旬、日程表PDFは2月上旬に公開されます。
三つ目は、日本語の参加レポートが1本も存在しないことです。 日本語の検索結果に出てくるのは、外資サプライヤーが日本の顧客向けに用意した告知ページか、日本企業の1段落の参加告知だけです。費用がいくらかかったか、商談は何件で、成果はどうだったかを書いた日本語の記事は見つかりませんでした。 失敗談も1件もありません。San Carlosに部屋を借りて予定表が埋まらなかった話も、招待なしで渡米して誰にも会えなかった話も、誰も書いていないだけで、起きないわけではありません。貴社がDCAT Weekの費用対効果を日本語で調べて何も出てこないのは、調べ方の問題ではありません。
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よくある質問
- DCAT Week 2027はいつどこで開催されますか?
- 2027年3月15日(月)から18日(木)まで、ニューヨーク市ミッドタウンで開催されます。単一の会場はなく、InterContinental New York Barclayを中心とする7つのホテルに会員企業が商談室を構えます。2026年は3月23日開催だったので、前年より8日早い日程です。
- DCAT Weekは展示会ですか。ブースは出せますか?
- 展示会ではありません。DCATの公式FAQは、トレードショーではなくブーススペースの提供もないと明記しています。会員企業がホテルのスイートや客室を借りて非公開の商談を行う週で、展示フロアも来場者導線も存在しません。ブース出展を前提とした計画は成立しません。
- 会員でなくても参加できますか?
- できます。会員企業に招待されていれば、非会員でもその企業の商談室での面談に参加でき、DCATへの支払いは発生しません。ただし登録もバッジ取得もできず、教育セッション、ネットワーキングイベント、メンバーラウンジにはいずれも入れません。登録は会員企業の社員に限られます。
- DCATの年会費はいくらですか?
- 全世界の従業員数で決まります。25名以下が$2,500、26〜499名が$3,500、500名以上が$7,000です(2027会計年度、2026年11月1日から2027年10月31日まで)。会費は会社単位で、参加できる社員の人数に上限はありません。
- 商談室を借りる費用はいくらですか?
- DCATは公表していません。予約はDCAT事務局経由のみで、ホテルへの直接連絡は認められていません。既存の借主が翌年も同じ部屋を確保できる優先権を持つため、希望のホテルが空くとも限りません。手がかりは2026年の宿泊料金$232〜$725のみで、これは会議室の価格ではありません。
- 出展費用の補助や助成金は使えますか?
- 構造的に使えません。都内中小企業向けの東京都中小企業振興公社・展示会出展助成事業は海外展示会も対象ですが、申請には出展小間料の計上が必須で、ブースのないDCAT Weekでは計上する経費そのものがありません。加えて同事業は「協会・組合の会員等のみを来場対象とする展示会」を除外しており、登録が会員企業の社員に限られるDCAT Weekはこの点でも外れます。ホテル代と商談室の費用は全額自己負担です。
- 教育セッションの費用はいくらですか?
- 2026年実績では、有料プログラムをすべて受けて1人$755でした。内訳はPharma Industry Outlookが$389、火曜の3セッションが各$59、Women's Networking Breakfastが$159、Run & Walkが$30です。2027年の価格は未公表です。
- 日本企業はどれくらい参加していますか?
- 2026年に商談室を構えた369社のうち、日本に親会社を持つ企業は9社でした。味の素バイオファーマサービス、旭化成、武州製薬、CBC、東和薬品、富士フイルム、ニプロ、テルモなどです。全体の約2.4%で、インド、中国、イタリア勢に比べて明らかに薄い構成です。
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