Texprocess Americas · アトランタ

Texprocess Americas 2027完全ガイド:日本企業のための出展・参加判断

最終更新:2026年9月6日

展示ホールの床に工業用ミシンや裁断台、生地ロールを扱う機械が並ぶイラスト。人物は描かれていない
縫製・繊維加工機械の展示フロアのイメージです。Texprocess Americasの会場を撮影したものではありません。イメージ図(AI生成)

Texprocess Americasは、縫製品の生産にかかわる機械と技術を集めた北米の展示会で、2027年は5月11日から13日まで、米国ジョージア州アトランタのGeorgia World Congress Centerで開かれます。日本企業にとっての要点を先に3つ書きます。直近3回のイノベーションアワードのうち2回で、日本企業が表彰台に立っています。2023年は松屋アールアンドディがNew Concept賞、2025年はJUKIのDX-01がBest New Technologyです。それにもかかわらず、この展示会について日本語で読める最新の情報は2023年で止まっています。JUKIは2018年、2022年、2023年の出展を日本語で告知しましたが、2025年は告知していません。受賞した年に、日本語の記録が消えました。この記事はその空白を出典付きで埋めます。

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100社超

出展社(2025年実績)

87%

購買影響力を持つ来場者

31ドル/sq ft

小間料(SPESA会員)

Techtextil North America

同時開催

Texprocess Americasとは何の展示会か

Texprocess Americasは、布を製品に変える工程のための機械と技術の展示会です。生地や素材そのものの展示会ではありません。裁断、縫製、接合・締結、圧着、加飾、仕上げ、検査、そしてそれらをつなぐ自動化とソフトウェアが対象です。

主催者が挙げる出展分野はこうなっています。

領域内容
設計・データCAD/CAM(2D/3D/4D)、デジタル化・自動化・AI、情報技術
裁断・縫製CMT(裁断・縫製・トリミング)、縫製技術と材料、丸編み技術、刺繍技術
接合・仕上げ接合・締結技術と材料、繊維処理、プリント技術、仕上げ技術
工程管理品質管理、構内物流(イントラロジスティクス)、包装・輸送物流
その他研究開発・教育・コンサルティング、メディア、業界団体

対象は衣料だけではありません。主催者が挙げる来場者の業種には、自動車・輸送機器の内装、複合材・航空宇宙、靴、家具・住宅用テキスタイル、皮革製品、医療用製品、軍・官公庁、アウトドア・スポーツ、ペット用品、防護用品、作業服・ユニフォームが並びます。2025年展の来場企業として主催者が名前を挙げているのは、American Apparel、Carter's、Cintas、Cupid Intimates、Firedex、Flexsteel、Best Home Furnishings、Honeywell、Jostens、LION First、Nike、Ruggable、Target、Unionwear、WeatherTech、そしてTeslaとToyotaです。

TeslaとToyotaがこの名簿にいることは読み飛ばさないでください。カーシートと内装の縫製は、この展示会の付録ではなく主要な買い手セグメントです。JUKIが2023年にこのフロアへ持ち込んだ主力機も、カーシートとエアバッグ向けのAMS-224EN、シートベルトと安全帯向けのPLK-Jシリーズでした。

いつ・どこで開催されるのか(そして開催年の罠)

会期は2027年5月11日(火)から13日(木)、会場はGeorgia World Congress Center(アトランタ)です。

曜日開場時間
5月11日(火)10:00〜17:00
5月12日(水)10:00〜17:00
5月13日(木)10:00〜15:00

最も間違えやすいのが開催サイクルです。この展示会は毎年ありません。 アトランタで隔年、奇数年の開催です。

回会期都市
2018年5月22〜24日アトランタ
2022年5月17〜19日アトランタ
2023年5月10〜12日アトランタ
2025年5月6〜8日アトランタ
2027年5月11〜13日アトランタ

同時開催のTechtextil North Americaは毎年開催で、都市が交互に変わります。2026年はローリー(ノースカロライナ州、8月4〜6日)、2027年がアトランタです。Texprocess Americasはアトランタの年にしか開かれません。「Techtextil North Americaに行く」という前提で日程を組むと、偶数年には縫製機械のフロアが存在しないことになります。この点は主催者の2025年開催後リリースが明確に書いています。

The next edition of Techtextil North America will be located at the Raleigh Convention Center in Raleigh, North Carolina, August 4 - 6, 2026. Texprocess Americas will return to Atlanta in 2027, May 11 - 13, once again co-located with Techtextil North America at the Georgia World Congress Center.

アトランタの5月は、日中の平均最高気温が27.3度、朝の平均最低気温が16.3度です(NOAA 1991〜2020年平年値)。東京の6月上旬に近く、湿度はそれより低めです。荷造りを特別に変える必要はありません。

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誰が主催しているのか

主催はMesse Frankfurt Inc.、共同制作はSPESAです。この2社の関係が、価格構造をそのまま説明します。

Messe Frankfurtの米国法人はアトランタに本社を置いています(2859 Paces Ferry Rd SE #1600, Atlanta, GA 30339)。アトランタ開催が本拠地開催である理由はここにあります。親会社は世界50以上の繊維見本市を束ねるTexpertise Networkを運営しており、フランクフルトのTexprocessとTechtextilがその旗艦です。

SPESA(Sewn Products Equipment & Suppliers of the Americas)は、縫製品産業への供給者の業界団体です。衣料、家具、住宅用テキスタイル、輸送機器内装、皮革製品、靴、産業用テキスタイルを対象に、ネットワーキング、教育、政策提言を行っています。SPESA会員かどうかで小間料が変わります。1平方フィートあたり36ドルが31ドルに、角小間が350ドルから250ドルに、必須メディア掲載料が275ドルから150ドルになります。出展を決めた段階で、会費と割引額の差引を計算する価値があります。

両展のショーマネージャーはAlexis Sivcovich氏が兼務しています。

どんな企業が参加・出展しているのか

来場者の質については、主催者が2025年展のデータを公開しています。購買に影響力を持つ来場者が87%、購買権限の規模は100万ドル超が41%、25万〜100万ドルが30%、25万ドル未満が29%です。職位は社長・オーナー・経営層が27%、研究開発・製品開発が25%、営業・マーケティング・新規開拓が22%、技術管理・エンジニアが16%、購買・調達が10%。来場者の55%が初来場です。国内77%・海外23%、13か国からの来場です。

初来場55%という数字は解釈が要ります。毎回半分が入れ替わるということは、リピーターの積み上げでは客が増えない構造だという意味でもあります。継続出展のリターンを、名刺の累積ではなく毎回の新規接触で見積もってください。

日本企業の出展実績と受賞

JUKIがこのフロアの日本側の主軸です。確認できた記録を並べます。

回JUKIの出展内容出典
2018年Hall B1、小間番号733、展示面積4,500平方フィートJUKI出展のご案内
2022年出展(ノンアパレル、アパレル、ジーンズ、ニットのアイテム別展示)JUKI出展のご案内
2023年小間番号1203、278平方メートル(3,000平方フィート)、工業用ミシン・システム32機種JUKI出展のご案内
2025年出展し、DX-01がBest New Technologyを受賞Messe Frankfurt開催後リリース

2023年のJUKIの展示構成は、この展示会が何を見せる場所かをよく表しています。

アパレル用の工業用ミシンはもとより、ジーンズやニット用の自動機、カーシートなどに使用されるノンアパレル用ミシン、ノンソーイングなど、幅広いラインナップをアイテムや機種別に展示します。JUKI製品だけでなく、2021年より事業提携しているペガサスミシン製造の製品も展示します。

機械そのものに加えて、設備稼働管理システム「JaNets」、ミシン点検サポートシステム「JUKI-ShuHaRi」、縫製業界向け人材育成プログラム「JUKI eラーニング」まで並べています。売っているのは機械ではなく工場の運用そのものという展示です。

もう1社が松屋アールアンドディ(東証、証券コード7317、福井県大野市)です。2023年のイノベーションアワードで、ベトナム子会社の松屋ベトナムが開発したデジタル画像処理システム搭載の知能ロボットミシンがNew Concept賞を受賞しました。同社は縫製ロボットと縫製自動機のメーカーで、血圧計腕帯、カーシート、エアバッグの受託生産も手がけています。この製品構成は、Texprocess Americasのノンアパレル領域そのものです。

そしてこの記事を書く直接の理由になった事実を書きます。JUKIは2018年、2022年、2023年の出展を日本語で告知しました。2025年は告知していません。同社の2025年の日本語ニュース一覧を全件確認しましたが、Texprocess Americasの項目はありません。にもかかわらず、その年の同展でJUKI DX-01がBest New Technologyを受賞しています。さらにDX-01は、受賞の約1か月後の2025年6月2日に日本で発売されました。アトランタが国内発売に先行する世界お披露目の場として使われ、しかもその事実が日本語で発信されなかった、という順序です。

出展社の顔ぶれは欧州と中国が主軸です。2027年の公式出展者名簿には、American & Efird(糸)、Eastman Machine・Zund America・Pathfinder(裁断)、Consew・Henderson Sewing Machine・Jack(ミシン)、ETON Systems(オーバーヘッド搬送)、Macpi(プレス)、Optitex・Aptean(ソフトウェア)などが並びます。日本企業が競うのは、Macpi(イタリア)、ETON(スウェーデン)、Zund(スイス)、Lectra(フランス)、Jack(中国)、Serkon(トルコ)です。

なお2027年の名簿は、2026年9月6日時点で23社しか掲載されていません。JUKIもまだ載っていません。8か月前の名簿は最終的なフロアを表しません。今の名簿を見て規模を判断しないでください。

会場では実際に何が起きるのか

1回の渡航で、素材と機械の両方が見られます。これが2027年のアトランタ開催の最大の構造的特徴です。

Texprocess Americasは、Techtextil North Americaと同じ会場、同じ日程で同時開催されます。Techtextil North America側は自らこう説明しています。

More in One Trip - Access even more of the textile manufacturing value chain with Texprocess Americas taking place alongside the show.

2つの展示会の守備範囲は重なりません。

展示会扱う範囲
Techtextil North America技術繊維・不織布。研究、原材料、先端製造、用途開発、仕上げ、リサイクル
Texprocess Americas縫製品の加工。CAD/CAM、裁断、縫製、接合・締結、繊維処理、プリント、仕上げ、自動化、構内物流

素材が片側にあり、それを製品に変える機械が反対側にある、という構成です。日本の縫製機械・自動機メーカーにとって、同時開催側は自社顧客の素材供給者が集まっている場所です。逆に技術繊維のメーカーにとっては、自社素材を加工する装置が並んでいる場所になります。どちらから来ても、1回の渡航で価値連鎖の上流と下流を通しで見られます。

ただし、バッジ1枚で両方に入れるかは公式に明記されていません。2025年は共通の登録動線でしたが、2027年のバッジ規定を明示したページは2026年9月時点で見当たりませんでした。登録時に確認してください。

フロア上のプログラムは3種類です。Student Poster Program(学部・大学院の繊維研究発表)、Symposium(研究、技術、世界経済動向についての講演)、Tech Talks(新技術に絞ったセッション、2027年からは展示フロア上で実施)。加えてイノベーションアワードがあります。

2025年の受賞は次のとおりでした。

部門受賞
Texprocess Americas、Best New Technology & DigitalizationAutomatex(シーツ自動縫製・折りたたみライン)
Texprocess Americas、Best New TechnologyJUKI(JUKI DX-01)
Texprocess Americas、Best New ConceptAptean(Aptean Shop Floor Control)
Techtextil North America、Best New TechnologyUNIFI(REPREVE Takeback)

このアワードは、この展示会でいちばん費用対効果の高い枠です。応募は出展社に開かれており、受賞すれば主催者のプレスリリースと業界メディアに社名が載ります。JUKIも松屋R&Dも、日本語のメディア露出の起点はこの受賞でした。

参加・出展にいくらかかるのか

小間料は1平方フィートあたり36ドル、SPESA会員なら31ドルです。

項目一般SPESA会員
小間料(最小100平方フィート)1平方フィートあたり36ドル1平方フィートあたり31ドル
角小間1角350ドル1角250ドル
必須メディア掲載料275ドル150ドル

小間料にはパイプ・アンド・ドレープ、社名サイン、100平方フィートあたり3名分の出展社バッジが含まれます。メディア掲載料は公式アプリへの標準掲載1件とマーケティングツールキットの利用権で、上位プランは別売です。

実額で計算するとこうなります。SPESA会員が100平方フィート(約9.3平方メートル)の小間を取ると、3,100ドル+150ドルで3,250ドル。一般料金なら3,600ドル+275ドルで3,875ドルです。角を1つ取れば250ドルまたは350ドル増えます。参考までに、JUKIが2023年に取った3,000平方フィートを2027年の会員料金に置き換えると、小間料だけで93,000ドルです(単価からの単純計算で、主催者の提示総額ではありません)。

海外出展社にとって金額が読みにくい費目に、この展示会は明示的な手を打っています。All-You-Can-Bringという搬入作業(マテリアルハンドリング)の定額パッケージです。出展社のLectraは主催案内書でこう述べています。

The all you can bring material handling package was such a great improvement on a really stressful and expensive part of trade shows for us planners with large machinery... It was also really great to have the electric packages from Edlen, the transparency made a huge difference and my budget was almost spot on without surprises.

主催者側の宣伝素材である点は割り引いて読む必要がありますが、ドレージと電源は日本から機材を送る出展社が最も驚く2費目です。見積もりを取る際は、この定額パッケージの適用範囲を必ず確認してください。

来場側の費用は、2026年9月時点で未確定です。主催者の案内は「85ドルから」で、教育プログラムには別の料金区分があるとだけ書かれています。登録開始は2026年末、同時開催のTechtextil North America側は2026年11月6日開始と公表されています。

渡航費と宿泊費を含めた出張総額は、人数と日程で変わります。貴社の条件での概算は下記でご確認いただけます。

費用を試算する

日本から行く場合の移動

羽田からアトランタまで直行便が毎日1便あります。デルタ航空のA350-900で、2026年9月時点の時刻表では羽田15時15分発、アトランタ14時49分着、所要12時間34分です。復路は約14時間30分。アトランタ空港(ATL)から会場までは約10マイル、車で約30分です。米国内の乗り継ぎが不要で、アトランタはデルタの世界最大のハブなので便のスケジュールも安定しています。

会場のGeorgia World Congress Centerは全米有数の規模の施設で、同じ建物群では9月に複合材料のCAMX、1月に食肉・飼料のIPPEが開かれます。アトランタ渡航の実務、空港からの動線、ホテルの取り方はこれらの記事と共通です。

補助金や公的支援は使えるのか

Texprocess Americas向けの公的支援プログラムは、日本側に存在しません。

ジェトロが出展支援を行う海外見本市は公募制で、対象展示会の一覧が公開されています(ジェトロ「ジェトロが出展支援する展示会(年間予定)」)。2026年度の米国分は8件で、National Restaurant Association Show、Summer Fancy Food Show、BIO International Convention、IMTS、CES 2027、Anime Expo、Natural Products Expo West、Seafood Expo North Americaです。Texprocess Americasはこの一覧に含まれていません。ジャパン・パビリオンも設置されません。

繊維機械・アパレル機械分野の業界団体による視察団も、この展示会については見つかりませんでした。日本語で「Texprocess 視察ツアー」を検索して出てくる旅行会社の商品は、すべてフランクフルトのTEXPROCESSです。はるかぜトラベル、ティ・シィ・アイ、プリマツアーズのいずれも2028年4月のフランクフルト開催を扱っています。メッセフランクフルト日本代表部も、日本企業向けにはフランクフルト展の出展案内をユーロ建てで出しており、同社自身は視察ツアーを催行しないと明記しています。

つまりアメリカ大陸側のTexprocessには、日本語の集客導線が一本もありません。使える可能性があるのは、展示会を特定しない汎用の制度(中小企業向け補助金のグローバル枠、都道府県の海外展示会出展助成など)だけです。公募時期と要件は毎年変わるため、2027年5月の会期から逆算して2026年内に所管窓口へ確認してください。この記事は特定の制度の適用可否を保証するものではありません。

日本企業にとって行く価値はあるか

先に、この展示会の弱点を書きます。来場者数が公表されていません。主催者は出展社数、国数、購買権限の割合は出しますが、来場者の実数はどの資料にもありません。2025年と2023年の開催後プレスリリースにも記載がありません。稟議に来場者数を書く必要がある企業にとって、この展示会は不利です。加えて、JUKIが2018年の開催後報告で書いた出展社数は184社、現在の主催者資料は「100社超」です。規模は縮んでいます。

そのうえで、判断を分けます。

出展を検討すべき企業。 カーシート、エアバッグ、シートベルト、安全帯、作業服、防護服、家具、靴、鞄といったノンアパレルの縫製設備を持ち、北米に販売・サービス拠点がある企業です。理由は3つあります。第一に、買い手が実在します。TeslaとToyotaが来場企業として名指しされ、CintasとFiredexとLION Firstが同じ名簿にいます。第二に、日本企業が2回連続で受賞しているという実績があります。松屋R&Dのような従業員規模の会社が、ベトナム子会社の開発品でNew Concept賞を取れる場です。第三に、参入コストが低い。SPESA会員なら100平方フィートで3,250ドル、搬入作業は定額パッケージがあります。

見に行くべき企業。 国内の縫製・アパレル生産で自動化投資を検討していて、欧州勢の現物を見たい企業です。Macpi、ETON、Zund、Lectraが一堂に並ぶ機会は日本国内にはありません。加えて同時開催のTechtextil North Americaで、素材側の動向まで1回の渡航で拾えます。組立自動化そのものが目的なら、締結と接合の専業展であるThe ASSEMBLY Showや、ロボットとビジョンのAutomateのほうが密度は上です。この展示会の強みは、縫製という特定工程に絞られていることです。

行かなくてよい企業。 3つあります。

1つ目は、世界に向けた企業としての発信が目的の企業です。それならフランクフルトのTEXPROCESSです。出展社数も来場国数も桁が違い(2026年フランクフルト展は1,700社超、112か国)、日本語の集客導線も旅行会社の視察ツアーも整っています。北米に売るならアトランタ、世界に見せるならフランクフルト、という使い分けです。

2つ目は、素材メーカーで縫製工程に関心がない企業です。それはTechtextil North America側の話であり、偶数年のローリー開催でも同じものが見られます。Texprocess Americasのある年を待つ必要はありません。

3つ目は、北米に拠点もパートナーもない企業です。JUKIは米国子会社JUKI Americaが出展主体で、松屋R&Dの受賞機はベトナム子会社の開発品でした。現地の据付と保守の体制がないまま機械を並べても、商談は保守体制の質で止まります。

最後に、日程の話を1つ。 この展示会は隔年です。2027年5月11〜13日を逃すと、次のアトランタ開催は2029年になります。工作機械のIMTSが偶数年、この展示会が奇数年という関係も、複数年の海外展示会予算を組むときには使える整理です。貴社の状況を踏まえた出展・参加の判断は、下記からご相談ください。

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よくある質問

Texprocess Americas 2027はいつ・どこで開催されますか?
2027年5月11日(火)から13日(木)まで、米国ジョージア州アトランタのGeorgia World Congress Centerで開催されます。開場は火曜と水曜が10時から17時、木曜が10時から15時です。技術繊維・不織布の展示会Techtextil North Americaが同じ会場、同じ日程で同時開催されます。
毎年開催されていますか?
されていません。アトランタで隔年、奇数年の開催です。直近は2023年5月10日から12日、2025年5月6日から8日、そして2027年5月11日から13日です。同時開催のTechtextil North Americaは毎年開催で、偶数年はローリー(ノースカロライナ州)に移ります。偶数年にTechtextilへ行ってもTexprocessはありません。
日本企業は出展していますか?
しています。JUKIは米国子会社JUKI Americaを通じて2018年、2022年、2023年、2025年に出展しました。2023年は小間番号1203で278平方メートル、工業用ミシン32機種を展示し、業務提携先のペガサスミシン製造の製品も並べています。2025年にはJUKI DX-01がBest New Technologyを受賞しました。
日本企業が受賞した実績はありますか?
2回あります。2023年はイノベーションアワードのNew Concept賞を松屋アールアンドディが受賞しました。ベトナム子会社が開発したデジタル画像処理システム搭載の知能ロボットミシンです。2025年はBest New TechnologyをJUKIのDX-01が受賞しました。直近3回のうち2回で日本企業が表彰台に立っています。
出展料はいくらですか?
1平方フィートあたり36ドル、SPESA会員は31ドルです。最小小間は100平方フィートです。角小間は1角350ドル、会員は250ドルが加算されます。さらにメディア掲載料が必須で275ドル、会員は150ドルです。SPESA会員の100平方フィート小間なら合計3,250ドルになります。
入場料はいくらですか?
主催者は85ドルからと案内していますが、2026年9月時点で料金表は未公開です。登録は2026年末に開きます。同時開催のTechtextil North Americaの登録は2026年11月6日に開きます。教育プログラムには別料金の区分があると案内されています。
来場者数はどれくらいですか?
公表されていません。主催者は出展社100社超、13か国、国内77パーセント・海外23パーセントという割合は出しますが、来場者の実数はどの資料にも載っていません。2025年と2023年の開催後プレスリリースにも記載がありません。稟議に来場者数が必要な場合、この展示会は不利な立場に立ちます。
日本からアトランタへの直行便はありますか?
あります。デルタ航空が羽田とアトランタを毎日1往復、A350-900で結んでいます。羽田発は約12時間34分です。アトランタ空港から会場までは約10マイル、車で30分です。5月のアトランタは日中の平均最高気温が27.3度、朝の平均最低気温が16.3度で、東京の6月上旬に近い気候です。

渡航するかどうか、まだ迷われていますか?

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