International Battery Seminar & Exhibit · オーランド(フロリダ州)

International Battery Seminar 2027の出展費用:最低$10,500と総額の積み上げ

最終更新:2026年9月15日

青空の下に建つ、淡いピンクの外壁とアーチ窓が並ぶ地中海風の大型リゾートホテル。中央に八角形の塔屋があり、手前は芝生と生垣
会場のRosen Shingle Creek(2009年11月撮影、会期外)。2006年開業、客室1,501室。登録デスクも講演会場も展示ホールも、この一棟の中にあります。写真:Phillip Capper(CC BY 2.0)

International Battery Seminar & Exhibit 2027に物理的なブースを出す最低額は$10,500です。ただし、この会議にはブース単体という商品がありません。出展要項の全文を検索しても「exhibit only」「tabletop」に相当する項目はなく、展示スペースは7つの枠すべてにスポンサーシップとして同梱されています。卓上出展から安く試す入口がありません。この$10,500に会場ホテルの1泊$280と渡航費を積み上げると、2名派遣で約357万〜491万円、4名派遣で約489万〜659万円になります。会期と会場の基本情報はInternational Battery Seminar 2027完全ガイドをご覧ください。

本記事の価格はすべて2025年の出展要項の数字です。2027年版は未公開で、2025年版が主催者の配布した最新の価格表です。桁の目安としてお読みいただき、契約前に2027年版で取り直してください。

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ブースだけを買う方法はあるか

ありません。2025年の出展要項に印刷された枠は7つで、そのすべてが展示スペースを同梱したスポンサーシップです。安い順に5枠を並べます。

枠(安い順)価格展示スペース本会議登録
Corporate Support$10,50010x10フィート2名+ブース要員1名
ブランディング(スペースなし)$11,000なし2名+ブース要員1名
15分講演$13,50010x10フィート2名+ブース要員2名+講演者1名
個別商談(スペースなし)$14,000なし3名
30分講演$16,50010x10フィート2名+ブース要員2名+講演者1名

上位のSignature Sponsor($42,500)とPremier Sponsor($30,000)を含む全7枠はガイドにあります。

この並びには逆転が1つあります。展示スペースを外したブランディング枠は$11,000で、10x10フィートのブースが付くCorporate Supportの$10,500より高いのです。フロアに立たない選択が安くなるわけではありません。比較として、SMTA International 2027の10x10フィートは会員$3,600、フロア入場は無料でした。この会議は約3倍高く、安い入口もありません。

2名派遣と4名派遣で総額はいくらか

$10,500を土台に、日本から人を送る費用を積み上げます。公表価格の行と当社の見積もりの行は分けて示します。

項目2名4名根拠
Corporate Support$10,500$10,5002025年要項。登録2名+要員1名
追加の本会議登録不要要見積もり4人目は枠外です。割引価格は非公開
会場ホテル(1泊$280、5泊、税別)$2,800$5,600団体料金、締切2027年2月15日
渡航(乗り継ぎ便、現地移動、日当)$6,000〜8,400$12,000〜16,800見積もり。1名$3,000〜4,200
ブース施工・什器・電気・グラフィック$3,000〜7,000$3,000〜7,000見積もり。10x10フィート
展示物の輸送・通関$1,500〜4,000$1,500〜4,000見積もり。装置なし
合計$23,800〜32,700$32,600〜43,9004名は追加登録1名分を含みません
円換算(1ドル150円)約357万〜491万円約489万〜659万円社内レートに置き換えてください

前提を3つ。宿泊は3月14日から5泊、1人1室での計算です。会期は月曜から木曜、日本からは片道18〜22時間ですので、日曜着・金曜発が下限になります。$280は室料で、税率は資料に記載がありません。

渡航費は見積もりです。日本からオーランドへの定期直行便は存在せず、ダラスやシカゴでの乗り継ぎが前提になります。1名$3,000〜4,200は、往復エコノミー運賃、空港送迎、6日分の日当を含む概算で、実勢運賃を調べた数字ではありません。

4名の合計は不完全です。$10,500に含まれるのは本会議登録2名とブース要員1名の計3名で、4人目には追加登録が要ります。追加分は最大5名まで割引価格で買えると要項にありますが、その割引価格は公開されていません。本会議の参加費そのものが非公開のためです。

$10,500と$16,500、どちらを選ぶべきか

差額の$6,000、円で約90万円が何を買うかで決まります。$16,500のCorporate Sponsorが上乗せするのは、本会議アジェンダ内の30分の講演枠、ブース要員1名、講演者登録1名です。15分枠なら$13,500、差額は$3,000です。

判断材料は先行事例にあります。日本企業で最も長くこの会議に関わっているマクセルは、2022年のプレスリリースで「両展示会への出展はなくセミナー登壇のみです」と明記し、以後も登壇を重ねています。参加者1,539名のリストはセル設計者と研究者が中心で、購買数量を握るバイヤーの場ではありません。その読みに従うなら、最低額の$10,500でブースだけを置く構成が最も費用対効果の低い買い方になります。約158万円を払ってボールルームの10x10フィートに立ち、壇上には上がらない形です。

もう1つ、$18,000の個別商談枠があります。主催者が対象者8〜10名との面談を設定し、招待から出欠管理まで代行します。1件あたりに割り戻すと約27万〜34万円、展示スペースを外した$14,000なら約21万〜26万円です。狙う相手が決まっていて、それがAppleやトヨタの技術者なら、この枠はブースより安く付きます。

同行者の参加費はどう乗るか

出展枠に含まれない同行者の費用は別勘定です。本会議の参加費は公開されていません。公式サイトで確認できるのはチュートリアル単体の料金だけで、企業が1本$799から4本$1,099、大学・官公庁が$399から$699。いずれも本会議には入れません。同一組織からの追加登録は20%引きになります。

なお、スポンサー枠の本会議登録でチュートリアルを受講できるかどうか、出展要項に記載がありません。含まれない前提で積むか、契約前に担当者へご確認ください。

2027年の見積もりをどこから取るか

窓口は2つ、締切は1つです。

1つ目は主催者の担当者です。2025年の出展要項に、社名A〜Q担当のSherry Johnson氏とR〜Z担当のRod Eymael氏が記載されています。2027年版はこの2名から取り直してください。

2つ目は日本語の窓口です。株式会社グローバルインフォメーションが日本代理店として公式サイトの日本語版を運営し、前払い不要・日本円決済・手数料無料で登録を受け付けています。

締切は2027年2月15日です。会場ホテルの団体料金$280はこの日で締め切られ、予約確定時に1泊分の室料と税が引き落とされます。

補助金は海外展示会の出展補助金にまとめています。都内の中小企業であれば、東京都中小企業振興公社の展示会出展助成事業が海外展示会も対象で、助成限度額150万円、助成対象経費の3分の2以内です。$10,500は約158万円ですので、3分の2にあたる約105万円が限度額の内側に収まります。対象経費は出展小間料、装飾費、輸送費で、交通費と宿泊費は含まれません。

ここに落とし穴があります。助成の対象は「出展小間料」ですが、この会議には小間料単体の請求項目が存在しません。請求書はスポンサー料として発行されます。対象かどうかは、申請前に振興公社へご確認ください。

率直な判断

$10,500を払う価値がある企業。電池材料、分析装置、製造装置のメーカーで、米国に技術営業の体制がある企業です。2024年の出展社約225社のうち日本企業は11社、全社が分析装置か製造装置の米国販社でした。約158万円は装置1台の商談で回収できます。

$16,500を選ぶべき企業。技術発表を出せる企業です。ただし講演者募集は毎年9月14日が優先締切で、主催者は講演者の大半が招待制であると明記しています。断られたら翌年また出す前提でお考えください。

払わないほうがよい企業。代理店探しと商談件数が目的の部品メーカーです。同じ予算をデトロイトのThe Battery Show North Americaに振れば、来場16,000人・出展1,300社の環境で同じ努力が効きます。

見積もり行は当社の概算、価格行は2025年要項の数字です。2027年版が出た時点でCorporate Supportの行は差し替えてください。貴社の人数に合わせた試算は、下記からご相談ください。

費用を試算する ご相談はこちら

よくある質問

International Battery Seminar 2027の出展費用はいくらですか?
物理的なブースを出す最低額は$10,500です。2025年の出展要項に印刷されたCorporate Supportの価格で、10x10フィートのブースと本会議登録2名分、ブース要員1名分が含まれます。2027年版の要項は未公開ですので、契約前に主催者から取り直してください。
ブースだけを安く借りることはできますか?
できません。2025年の出展要項には展示スペース単体の項目がなく、7つの枠すべてがスポンサーシップに展示スペースを同梱する形です。卓上出展の区分も存在しません。フロアに立つ最低額は$10,500で、これより安い入口はありません。
2名で出展すると総額はいくらになりますか?
1ドル150円換算で、およそ357万〜491万円です。$10,500の枠に会場ホテル5泊分$2,800と、渡航・施工・輸送の見積もりを積み上げた金額です。渡航費と施工費は当社の概算で、確定値ではありません。
本会議の参加費はいくらですか?
公開されていません。公式サイトで確認できるのはチュートリアル単体の料金だけで、1本$799(企業)、$399(大学・官公庁)です。本会議の料金は登録カート内でのみ表示されます。日本代理店に日本語で見積もりを依頼することもできます。
出展費用に補助金は使えますか?
都内の中小企業であれば、東京都中小企業振興公社の展示会出展助成事業が海外展示会も対象です。助成限度額150万円、助成対象経費の3分の2以内で、交通費と宿泊費は対象外です。ただしこの会議には小間料単体の請求項目がないため、対象になるかは事前確認が必要です。

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