RE+ · ラスベガス

RE+ 2027の出展費用はいくらか:小型ブースとアイランドの総額試算

最終更新:2026年9月15日

RE+ 2027の出展料率は、2026年8月23日時点で未発表です。主催者の協賛ページにも、2027年分は近日公開とあるだけです。判断の土台になるのは2026年大会の公表料率、1平方フィートあたり52ドル(協賛社とSEIA Premium会員、SEPA会員は42ドル)です。この料率で積み上げると、10フィート四方に2名を送る最小構成で約320万〜480万円、400平方フィートのアイランドに4名なら約1,140万〜1,750万円になります。1ドル150円で換算した金額です。会期と会場、出展社の顔ぶれはRE+ 2027完全ガイドにまとめています。

以下の表では、公表料率の行と、当社の見積もりの行を分けて示します。見積もりの行は前提を書いた概算であり、確定値ではありません。

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2027年の料率は何を基準に置けばよいですか

2026年大会の公表料率を、そのまま下限の想定として置いてください。面積ごとに掛け算すると、スペース代はこうなります。

ブース面積標準料率会員料率
10フィート×10フィート(インライン最小)100平方フィート5,200ドル4,200ドル
10フィート×20フィート200平方フィート10,400ドル8,400ドル
20フィート×20フィート(アイランド最小)400平方フィート20,800ドル16,800ドル

この4桁は、まだ出展費用ではありません。床材は必須でブース代に含まれず、ブースは家具なしで引き渡されます。荷役、吊り作業、電気工事、ブース内清掃はFreemanの独占業務なので、相見積もりも取れません。

10フィート四方に2名を送ると、総額はいくらになりますか

約320万〜480万円です。サンプルとパネルを持ち込み、日本から2名が5泊する想定で積み上げます。

項目金額(ドル)区分と根拠
スペース代(100平方フィート×52ドル)5,200公表料率。会員なら4,200ドル
床材・什器・電源・ブース内清掃2,000〜3,500見積もり。カーペット、6フィートテーブル、椅子、電源1口の最小構成
グラフィック・パネル制作1,500〜3,000見積もり。現地制作、日本語版からの英語版起こしを含む
航空輸送・通関・荷役3,000〜6,000見積もり。サンプルと什器で200kg前後、航空便
リードリトリーバル端末1台500〜900見積もり。事前料金での1台
渡航2名(成田直行、5泊、現地移動、日当)9,000〜13,000見積もり。ホテルはレースウィーク相場
ESTA 2名分81公表料金。1人40.27ドル
合計21,281〜31,6811ドル150円で約320万〜480万円

スペース代は総額の2割前後にしかなりません。金額を動かすのは輸送と渡航です。サンプルを手荷物に収め、渡航を1名に絞れば、下限は1万4,000ドル前後になります。逆に2027年の料率が52ドルから上がれば、その分はスペース代の行にだけ乗ります。

400平方フィートのアイランドに4名なら、いくらになりますか

約1,140万〜1,750万円です。四方が通路のアイランド最小構成で、構造体を現地でレンタルし、日本から4名が6泊する想定です。

項目金額(ドル)区分と根拠
スペース代(400平方フィート×52ドル)20,800公表料率。会員なら16,800ドル
床材・什器・電源・清掃8,000〜15,000見積もり。アイランド全面のカーペットと商談スペース
ブース施工(現地レンタル構造体+グラフィック)15,000〜30,000見積もり。吊り看板を含む場合は上限側
海上輸送・通関・荷役8,000〜15,000見積もり。1トン前後、9月前半に日本を出港
組合労務(設営・撤去)3,000〜6,000見積もり。自社正社員の作業を超える分
リードリトリーバル端末2台1,000〜1,800見積もり。事前料金
渡航4名(6泊、現地移動、日当)20,000〜28,000見積もり。ホテルはレースウィーク相場
ESTA 4名分161公表料金
合計75,961〜116,7611ドル150円で約1,140万〜1,750万円

この規模では設計の制約が先に効きます。400平方フィート以上は図面の提出義務があり、2026年大会の期限は8月14日でした。吊り看板の吊り作業もFreemanの独占です。

もっと安く米国に初出展する方法はありますか

同じ建物、同じ会期で開かれる併設展GTSE(Green Transportation Summit & Expo)のターンキーパッケージです。カーペット、テーブル、椅子、パスが最初から入っています。素地料率は1平方フィートあたり45ドルです。公表価格どうしを割り算すると、主催者が説明していない関係が出てきます。

GTSEパッケージターンキー(ドル)素地で買った場合(ドル)差
10フィート×10フィート4,5004,500同額
10フィート×20フィート8,5009,000500ドル安い
10フィート×30フィート11,00013,5002,500ドル安い

GTSEでは、ターンキーが素地より高くなる面積がありません。10フィート四方で同額、それ以上ではターンキーのほうが安く、しかもカーペットと什器とパスが付いてきます。10フィート×30フィートには車両・機材の設置費350ドルも含まれます。素地を選ぶ理由は、価格ではなく自社設計にこだわる場合だけです。

RE+本会場と並べると差はさらに開きます。本会場は1平方フィート52ドルでスペースのみ、GTSEは45ドルで素地、4,500ドルでターンキーです。GTSEの10フィート四方に2名を送る構成なら、総額は約204万〜294万円まで下がります。

ただしGTSEはフリートとグリーン輸送の展示会です。製品にモビリティか充電インフラの文脈がなければ、会場にいる買い手と話が噛み合いません。車両の静態展示は乗用車1,500ドル、中型トラック3,000ドル、大型トラック・トレーラー5,000ドル、プレゼンティング協賛は40,000ドルです。

会員料率の評価も割り算です。料率差は1平方フィートあたり10ドルなので、損益分岐は「会費÷10ドル」の平方フィート数です。100平方フィートなら差額は1,000ドル、400平方フィートなら4,000ドル。SEIAとSEPAの会費は企業規模で変わり公表されていないため、面積を決めてから両団体に会費を確認し、この1行で比較してください。自治体や業界団体の助成は海外展示会の出展補助金にまとめています。

見積もりが外れるのはどこですか

金額そのものより、締切と輸送で外れます。2026年大会の実績が2027年の形を示しています。

何を外すと効くか2026年大会の日付外した場合
出展スペース代の最終支払い5月1日以降の申し込みは100%前払い
公式ホテルの最安料金締切10月14日レースウィーク相場で自力手配
Freeman事前料金(什器、労務、電気)10月15日当日料金
Freeman事前倉庫の受付終了11月5日会場直送に切り替え、割増

効くのは支払いと輸送の2つです。スペース代は開催の約6か月前に全額が必要で、2027年春には決裁が終わっている計算になります。Freemanの事前倉庫は搬入日の約11日前に閉まるため、海上輸送は9月前半に日本を出港していなければ間に合いません。間に合わなければ航空便に切り替えることになり、海上輸送の8,000〜15,000ドルが数倍に跳ねます。

宿泊も通常のコンベンション相場では組めません。RE+はFormula 1ラスベガスGPと同じ11月の枠に移りました。2027年のレース日程は未確定ですが、ホテル単価はレースウィークの相場で見積もってください。参加パスの価格は公表されておらず、StreamPointの登録フローに入らないと分かりません。予算書の参加費は、登録画面まで進んで確認した金額にしてください。

率直な判断

出展すべき企業。蓄電システムの部材やパワーエレクトロニクスを米国のEPCと開発事業者に売っていて、すでに引き合いがある企業です。最小構成の約320万円は、視察の延長線上にある水準です。

GTSEから始めるべき企業。製品に充電インフラや車両の文脈がある企業です。約204万円から、同じ建物の同じ会期に立てます。

先に体制を作るべき企業。米国側に保証と保守の受け皿がない企業です。これは費用の問題ではありません。

2027年のプロスペクタスが出ても、差し替わるのはスペース代の行だけで、それ以外の8割は変わりません。貴社の面積と人数に合わせた試算は、下記からご相談ください。

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よくある質問

RE+ 2027の出展料はいくらですか?
2027年分は未発表です。2026年大会の公表料率は1平方フィートあたり52ドル、協賛社とSEIA Premium会員、SEPA会員は42ドルです。100平方フィートで5,200ドル、会員価格で4,200ドルになります。これはスペース代のみの金額です。
スペース代以外に何がかかりますか?
床材、什器、グラフィック、荷役、電源、リードリトリーバル端末、輸送、通関、渡航費です。床材は必須でブース代に含まれず、ブースは家具なしで引き渡されます。荷役と電気工事はFreemanの独占業務です。
最小構成で出ると総額はいくらですか?
10フィート四方のインラインブースに2名を送る構成で、約320万〜480万円と試算しました。1ドル150円換算です。スペース代5,200ドルは総額の2割前後で、金額を動かすのは輸送と渡航です。
もっと安い選択肢はありますか?
併設展GTSEのターンキーパッケージです。10フィート四方が4,500ドルで、カーペット、テーブル、椅子2脚、Expo Hall専用パス2枚が含まれます。ただしフリートとグリーン輸送の展示会なので、製品にモビリティか充電インフラの文脈が要ります。
SEIA PremiumやSEPAの会員になると元は取れますか?
会費が公表されていないため、面積で判断してください。料率差は1平方フィートあたり10ドルなので、損益分岐は会費を10ドルで割った平方フィート数です。400平方フィートなら差額は4,000ドルになります。
支払いはいつまでに必要ですか?
2026年大会では出展スペース代の最終支払いが5月1日、開催の約6か月前でした。それ以降の申し込みは100%前払いです。2027年11月の大会に出るなら、2027年春には社内決裁が終わっている必要があります。

このカンファレンスの完全ガイド

RE+ 2027(旧Solar Power International)完全ガイド:日本企業のための出展・参加判断

北米最大の太陽光・蓄電展示会RE+ 2027(11月15〜18日、ラスベガス)に行く価値はあるか。補助金縮小で減った需要と残った需要、日本住所の出展社1社という現実、費用を出典付きで整理します。

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