PACK EXPO International · シカゴ
PACK EXPO 2026の出展社:日本企業と訪問先の選び方
最終更新:2026年9月11日

PACK EXPO International 2026の出展者リストは2,607件で、そのうち少なくとも44件が日系親会社の企業です。ただしその大半は米国法人名や合弁会社名で登録されており、日本語の社名で検索しても出てきません。だから訪問先は社名ではなく、製品カテゴリとパビリオン、そして建物で組みます。主催者が示す目安は会期を通じて約50社です。2,607件から50件を選ぶ作業が、この出張の成否を決めます。展示会そのものの位置づけはPACK EXPO International 2026完全ガイドにあります。以下は絞り込みの手順です。
無料診断
PACK EXPO Internationalへの出展・参加は、貴社にとってどのような成果につながるでしょうか。
公式サイトのURLを元に、参加の意義と活用方法を診断します。
無料でご利用いただけます。メールアドレスの登録は不要です。
資料ダウンロード
無料登録不要、無料でダウンロードいただけます。
- 無料でダウンロード
Pack Expo International 2026 イベント概要資料
EXPA編集資料 · 2026年版 · 1.0 MB
ブース番号を読むと建物が分かる
McCormick Placeは4棟からなり、PACK EXPO Internationalはその全部を使います。ブース番号の頭文字が建物で、数字の帯が決まっています。前回2024年大会の出展者向け資料に載っている割り当ては次のとおりです。
| 記号 | 建物 | 番号帯 |
|---|---|---|
| S | サウス館 | S-1400〜S-4399 |
| N | ノース館 | N-4500〜N-6399 |
| LU | Lakeside Center 上層 | LU-6700〜LU-8999 |
| LL | Lakeside Center 下層 | LL-9000〜LL-11199 |
| W | ウェスト館 | W-13000〜W-28099 |
2026年の日系企業をこの記号で並べ直すと、はっきりした偏りが出ます。機械と自動化はノース館とサウス館、材料と化学はウェスト館です。大森機械工業のOmori North Americaが N-4745、澁谷工業のShibuya Hoppmannが S-2845、大和製衡のYamato Corporationが S-4182、ゼネラルパッカーの現地法人が S-1730。一方で三井化学のMitsui Chemicals Americaは W-15107、凸版印刷のTOPPAN Packaging Americasは W-50040、カネカのKaneka Green Planetは W-51064です。素材と包装資材を見に行くなら、ウェスト館に1日置く価値があります。
例外もあります。タイセイラミックは材料側ですが N-5445、伊藤忠の紙器ソリューションは LL-10522 です。番号帯は2024年大会の資料に基づくため、2026年に多少ずれる可能性があります。
日本の機械は米国名で出ている
この床で日本語の社名を数えることには、ほとんど意味がありません。正しい問いは「どの米国パートナーがどの日本のメーカーを代理しているか」です。
| フロア上の社名 | 日本の親会社 | 2026年ブース |
|---|---|---|
| Omori North America | 大森機械工業 | N-4745 |
| PACRAFT | 東洋自動機(改称) | LU-8514 |
| Shibuya Hoppmann | 澁谷工業 | S-2845 |
| Yamato Corporation | 大和製衡 | S-4182 |
| Formost Fuji Corporation | フジマシナリー | S-3566 |
| General Packer, North America | ゼネラルパッカー | S-1730 |
| American-Newlong | ニューロング機械製作所 | S-1745 |
| THEM / Sanko North America | 三光機械 | N-6028 |
| Nikka Densok USA | 日科電測 | W-16078 |
| Mitsui Chemicals America | 三井化学 | W-15107 |
| Heat and Control(イシダ製品を実演) | イシダ | N-4706、N-4721 |
最後の行が重要です。イシダは2024年も2026年も自社名では出展していません。北米での独占パートナーであるHeat and Controlのブースに、マルチヘッド計量機、縦型製袋充填機、X線検査機、金属検出機が並びます。出展者リストでイシダを探しても見つかりません。自社グループ名で出ているのはFANUC America、Yaskawa America、Omron、Keyence、SMC、Daifuku、Nidec、THK、SATO、Epson Roboticsなどです。
もう1つ、計画に効く事実があります。ブース番号は改編ごとに大きく動きます。2024年と2026年の両方を追えた12社のうち11社が場所を変え、三光機械、American Fuji Seal、Fuji Roboticsは建物ごと移りました。前回のフロアマップは今回の案内になりません。
なお、この2,607件と番号は2026年8月6日時点のスナップショットです。PMMIは出展者リストを随時更新しており、2026年9月11日に公式PDFの再取得を試みたところ応答が空で確認できませんでした。渡航前に必ず公式ディレクトリで再確認してください。
50社をどう選ぶか
主催者が用意している道具は3つあり、いずれも無料か低額です。
まずMy Show Plannerで、製品カテゴリから出展社を絞り、必ず見る先と余裕があれば見る先の2本のリストを作ります。主催者自身が「会話の長さにもよるが、約50社と話せる時間があると考えてよい」と書いています。次にPACK EXPO Solutions Finderで、機械の種類から逆引きします。最後にDiscovery Toursという有料の会場ツアーが1本$49で用意されており、ロボット、パレタイジング、製袋・充填ライン、ラベル・印刷、カートニング、医薬・医療機器包装といったテーマ別に、90分の枠で該当ブースを回ります。言語が不安な初回訪問では、$49のツアーは通訳を雇うより安く、確実に主要ブースを踏めます。
2026年から新設されたSMB FastTrackは、中小企業向けの特別条件や割引を提示する出展社に印を付ける仕組みです。フロアの案内表示とセッションで確認できます。初参加者向けには、サウス館S-102のFirst-Time Attendee Loungeで日曜から火曜の8時30分から9時30分にオリエンテーションがあり、月曜の8時30分からは朝食会もあります。参加にはバッジに「First-Time Attendee」の表記が必要です。
英語の支援はノース館N-427のInternational Business Centerです。通訳、出展社を探す個別支援、ラウンジ、充電設備があります。PMMIは対応言語を明記していないため、日本語が含まれるかは事前に問い合わせてください。
登録、日程、間に合う締切
参加費は2026年9月25日までの事前登録が$30、それ以降が$130です。上位パスはなく、150本以上の教育セッションと全パビリオン、無料シャトルバスがこの1枚に含まれます。返金は一切なく、現地でのバッジ再発行は$100、14歳未満は乳児を含めて入場できません。取引のある機械メーカーがCustomer Invite Programの無料招待リンクを持っていることがあるので、$30を払う前に一声かける価値があります。
会期は10月18日(日)から21日(水)で、月曜と火曜が混みます。これは2024年に視察したConnected Roboticsの記録と、2022年にPMMI自身が公表した2社の出展企業の証言が一致している点です。日曜は教育セッションの開始が遅く、水曜は15時に閉場します。フロアに使える日が2日しかないなら月曜と火曜を取ってください。
計画上の制約はバッジではなくホテルです。公式ホテルの団体ブロック締切は2026年8月28日、個人予約は9月11日で、いずれも事前登録の締切より先に来ます。予約はExpovision経由で行い、前払いを求める仲介業者は避けてください。ビザが必要な場合は、登録時にLetter of Invitationを選ぶとPDFが数日で届きます。面接には在職証明とMy Show Plannerの商談予定を持参するよう主催者が案内しています。
率直な判断
この展示会を視察する価値があるのは、北米に代理店を持っているか、これから持とうとしている機械メーカーと、生産ラインの更新案件が社内で立っている食品・医薬・日用品メーカーです。44社の同業が、多くは米国名でその床に立っています。行くかどうかの段階はとうに過ぎていて、実際の論点は自社のパートナーがどこにいて、正しく代理できているかです。
見送ってよいのは、技術の目新しさを見に行く会社です。ここに並ぶのは実装され販売されている機械で、研究段階の技術ではありません。定時デモを期待して受け身で通路を歩く出張も、ほぼ何も持ち帰れません。機械は基本的に止まっており、デモは頼んで初めて動きます。
出展側を検討しているなら、費用の全体像は出展費用の内訳と試算にまとめました。他の米国展示会と並べて出展先を選ぶ段階であれば、アメリカの包装・食品機械展示会比較が判断材料になります。日本の公的支援を使う可能性があるなら公的支援の一覧も確認してください。
よくある質問
- PACK EXPO Internationalに日本企業は出展していますか?
- しています。2026年の出展者リスト2,607件のうち、少なくとも44件が日系親会社の企業です。ただしOmori North America、PACRAFT、Shibuya Hoppmannのように米国法人名や改称後のブランド名で登録されており、日本語の社名で検索しても見つかりません。イシダは自社名では出展せず、Heat and Controlのブースに機械が並びます。
- 会期中に何社くらい回れますか?
- 主催者は約50社を目安として示しています。会話の長さによりますが、必ず見る先と余裕があれば見る先の2本立てでリストを作ることを推奨しています。会場は4棟に分かれており、建物間の移動に時間がかかる点も見込んでください。
- 参加登録はいくらですか。締切はいつですか?
- 2026年9月25日までの事前登録が$30、それ以降は$130です。上位パスはなく、150本以上の教育セッション、全パビリオン、シャトルバスがこの1枚に含まれます。返金は一切ありません。公式ホテルの個人予約締切は9月11日で、登録より先に来ます。
- ブース番号の記号は何を意味しますか?
- 建物を表します。Sはサウス館、Nはノース館、Wはウェスト館、LUはLakeside Center上層、LLは同下層です。2026年の日系企業を建物別に並べると、機械と自動化はノース館とサウス館、材料と化学はウェスト館に集まる傾向があります。
- 英語が不安でも回れますか?
- ノース館N-427のInternational Business Centerに通訳がいます。出展社を探す個別支援、ラウンジ、充電設備もあります。日曜から火曜は8時から17時、水曜は8時から15時です。ただしPMMIは対応言語を明記していないため、日本語が含まれるかは事前に確認してください。
このカンファレンスの完全ガイド
PACK EXPO International 2026完全ガイド:日本企業のための参加・出展判断PACK EXPO International 2026(10月18〜21日、シカゴ)に行く価値はあるか。参加費$30、出展料$34.25/平方フィート、日系親会社の出展44社という実情を出典付きで解説します。
完全ガイドを読む同じカンファレンスの他の記事
渡航するかどうか、まだ迷われていますか?
派遣される人数とご予算をお知らせください。実際にかかる費用、現地での行程、そして社内稟議に使える資料をまとめてお返しします。
30分のオンライン相談を予約する