# Star Wars Celebration 2027完全ガイド:日本企業のための出展・参加判断 URL:https://www.withexpa.ai/conf/2027/star-wars-celebration 開催:Star Wars Celebration(ロサンゼルス) 最終更新:2026-09-06 Star Wars Celebrationは、ルーカスフィルムが公認する世界最大のスター・ウォーズの祭典です。**2027年は4月1日(木)〜4日(日)、ロサンゼルス・コンベンションセンターで開催されます。第1作の公開から50周年にあたる回で、米国での開催は2022年のアナハイム以来5年ぶりです。** 結論から申し上げます。**2027年大会について、日本企業が取れる選択肢はすでに1つしか残っていません。** 入場券は全券種が完売し、公式ホテルも順番待ちです。残っているのは出展だけで、その出展にはルーカスフィルムのライセンスが要ります。玩具・フィギュア・グッズのメーカーにとって、この会場は商談の場ではなく、**すでにライセンスを持っている会社が限定商品を出す舞台**です。 - 2027年の入場券(2026年9月時点): 全券種 完売 - 公式ホテルブロック: 順番待ちのみ - 前回大会(2025年、幕張)の来場者: 10万5,000人 - ブース料金: 非公開 ![ガラス張りの円筒形の建物の下に「STAR WARS CELEBRATION IV」の大型バナーが掲げられ、白い鉄骨の庇の下の入口前を来場者が歩いている](https://www.withexpa.ai/conf/2027/star-wars-celebration/lacc-celebration-iv-entrance.jpg) ## Star Wars Celebrationとは何のイベントか **ライセンシーが限定商品を売り、ファンが並ぶ、4日間の消費者向けイベントです。** 1999年にデンバーで始まり、開催地も開催間隔も一定しません。2020年は中止、2024年と2026年は開催なしで、公式には1年から3年おきという扱いです。日本の展示会データベースOpenEXPOは開催頻度を「2年に1回」と記録し、出展社数と来場者数はいずれも「要問い合わせ」としています。**業界向けの基礎データが日本語で流通していないイベントだ、という意味でもあります。** 規模は開催地で大きく変わります。 | 回 | 開催年 | 都市 | 来場者数 | | --- | --- | --- | --- | | Celebration IV | 2007年 | ロサンゼルス(LACC) | 約3万5,000人 | | Celebration V | 2010年 | オーランド | 約3万2,000人 | | Celebration Europe II | 2013年 | エッセン | 2万人超(40か国) | | Celebration Anaheim | 2015年 | アナハイム | 公表値なし | | Celebration Chicago | 2019年 | シカゴ | 約6万5,000人 | | Celebration Anaheim | 2022年 | アナハイム | 公表値なし | | Celebration Japan | 2025年 | 幕張メッセ | 10万5,000人(125か国) | **直近の日本大会が突出しています。** 3日間で10万5,000人、125か国から来場しました。ウォルト・ディズニー・ジャパンの開催レポートが「125カ国以上、10万人を超えるファンが集結」と記録しています。 ただし、その内訳は2027年の判断に直接効いてきます。ビジネス誌FACTAの集計によれば、日本大会の来場者は国内が47%、米国が31%、アジア太平洋が8%、欧州その他が14%でした。**日本開催でさえ、来場者の53%が海外からでした。** 逆に言えば、ロサンゼルス開催で日本人来場者の比率は無視できる水準まで下がります。**日本の消費者に向けた露出を目的にこの会場へ出るという設計は、2027年については成立しません。** ## いつ、どこで開催されるのか 会期は2027年4月1日(木)〜4日(日)、会場はロサンゼルス・コンベンションセンター(LACC)です。展示ホールはWest棟Hall AとSouth棟のHall H・J・Kに分かれており、小間番号は1000番台から2200番台がWest棟、3000番台から4500番台がSouth棟です。 展示ホールの開場時間は木・金・土が10時から19時、日曜が10時から17時です。出展社バッジ保持者は会期中7時30分から21時まで入れます。 渡航条件は良好です。以下は当社の[Anime Expo 2027ガイド](/conf/2027/anime-expo)で同じ会場・同じ都市について確認した内容を引き継いでいます。 | 項目 | 内容 | | --- | --- | | 直行便 | 羽田・成田・関西からロサンゼルス(LAX)へ直行便があります。日本航空、全日本空輸、ZIPAIR、デルタ、アメリカン、ユナイテッドが就航しています | | ESTA | 電子渡航認証ESTAの申請料は**40.27ドル**です | | 会場周辺 | LACCはダウンタウン、L.A. LIVE地区に隣接しています | **会場側には注意すべき事情があります。** LACCは2028年のロサンゼルス五輪に向けた改修工事の期間に入っており、2026年のAnime Expoでは展示ホールが狭くなり、パネル会場が館外の施設へ分散しました。**2027年4月もこの工事期間の中にあります。** ブースの規模を確定する前に、ホール構成を主催者に確認してください。 日本の旅行会社はるかぜ旅行が、2027年の視察モデルプランを販売しています。3月31日に東京・大阪・名古屋を発ち、4月5日に帰国する日程で、空港と会場の専用車送迎、通訳、初日のガイド同行まで手配できます。ただし、同社の但し書きが今回の核心を突いています。 > ★本見本市の代理登録、入場チケットの代理購入は承っておりません。 **専門の旅行会社が、飛行機もホテルも通訳も用意できるのに、バッジだけは用意できないと書いています。** ## 2027年のチケットとホテルはすでに埋まっています **これが本記事で最も実務的な事実です。** 公式サイトのチケットページは、2026年9月時点でこう表示しています。 > Star Wars Celebration tickets are now sold out! Jedi Master VIP、4日通し、木・金・土・日の各1日券、子ども4日通し、**すべてSold Outです。** 発売日は2026年5月6日でした。価格は公式ページから消えており、第三者の報道によれば4日通しが260.99ドル、Jedi Master VIPが1,210.99ドルでしたが、これは一次情報ではありません。 ホテルも同じ状況です。公式のHotel & Travelページはこう説明しています。 > At this time, hotel availability is limited as most rooms were booked during our early access window for ticket buyers. **入場券の購入者に先行してホテルブロックが開放されたため、券を取れなかった企業はホテルブロックにも入れませんでした。** 現在受け付けているのは順番待ち登録だけです。 この完売はロサンゼルスに限った現象ではありません。2025年の日本大会でも、優先入場特典付きの「ジェダイ・マスター」券は14万133円で、発売から約30分で売り切れました。1日券8,298円を含め、他の券種も前売り段階で完売しています。**このイベントの入場券は、発売日に動かないと取れません。** **2029年以降を見据えるための実務** 2027年大会に社員を送りたいのであれば、残る手段は出展社バッジのみです。逆に、次回以降のために今すべきことは1つで、**主催者のニュースレターに登録して発売日の告知を受け取る**ことです。開催地も開催年も告知は前回大会の閉幕式で行われ、券の発売はその約1年後です。2027年大会の告知は2025年4月20日、発売は2026年5月6日でした。同じ周期であれば、次回の告知は2027年4月4日の閉幕式になります。**その日にニュースレターへ登録していない会社は、次回も同じ結果になります。** ## 誰が主催しているのか **ルーカスフィルムとReedPopの2社です。** 公式FAQの記述を引用します。 > Beginning with Star Wars Celebration V, Star Wars Celebrations have been produced by Lucasfilm in cooperation with ReedPop. ReedPop also runs New York Comic Con, C2E2, PAX, and many more events all over the world. All Star Wars Celebrations are official events produced in partnership with and under the authorization of Lucasfilm Ltd. **この分担が、企業側の窓口を決めています。** - **商業面はReedPopです。** 出展と協賛の問い合わせ先はReedPopの営業担当(eric.santiago@reedpop.com)、出展社の運営窓口はReedPopのCustomer Success、会場施工の元請はFreemanです。Customer Successは社名の頭文字で担当が分かれており、#からLがJeany Razon氏、MからZがRodolf Jan Velasco氏と、直通番号まで公開されています。 - **権利面はルーカスフィルムとディズニーです。** ライセンスに関する話は、この会場でも主催者との間でも決まりません。 ReedPopはPAXやNew York Comic Conも運営しています。すでにReedPopと取引のある企業にとっては、相手は同じ組織です。日本のゲーム・グッズ企業が接する可能性が高いもう1つのReedPop案件については、当社の[PAX East 2027ガイド](/conf/2027/pax-east)をご覧ください。 ## どんな企業が出展しているのか **ルーカスフィルムのライセンシーです。それ以外はほとんどいません。** 2025年日本大会の公式出展社リストは、次の顔ぶれでした。 > ANA, Bandai, Citizen, Disney Store, EFX, FiGPiN, Hasbro, Hot Toys, Jazwares, LEGO, Royal Selangor, RSVLTS, Stance, Topps and Rancho Obi-Wan 分野別に整理すると、この会場の性格がそのまま出ます。 | 分野 | 出展社 | | --- | --- | | 玩具・コレクティブルの主要ライセンシー | ハズブロ、バンダイ、ホットトイズ、Jazwares、レゴ、EFX、FiGPiN | | 生活雑貨・アパレルのライセンシー | シチズン、Royal Selangor、RSVLTS、Stance | | トレーディングカード | Topps | | ディズニー自身 | ディズニーストア | | 物販以外のライセンシー | 全日本空輸 | | 非商業 | Rancho Obi-Wan(ファン運営の博物館) | **15社中14社がライセンシーかディズニー本体で、残る1社はファン運営の博物館です。** 米国大会も構図は同じで、2019年のシカゴ大会の公式出展社リストには、書籍出版社、美術品ディーラー、フィギュア鑑定会社などに混じって**全日本空輸**(ブース2216)が入っていました。 **出展社の審査はルーカスフィルム側を通ります。** 2027年の出展が決まった米国のレゴ販売業者は、自社の告知で「we have been in the vendor vetting process with Lucas...」と書いています。**申し込めば出られる展示会ではありません。** もうひとつ、出展を検討する企業が知っておくべき構造があります。**主催者自身が最大の物販事業者です。** ReedPopとルーカスフィルムは公式のCelebration Storeを運営し、独自の限定商品、専用の待機列制度、そして2027年はJedi Master VIP券に含まれる水曜夜の先行販売枠まで持っています。出展社の物販は、その隣に並ぶことになります。 ![展示ホールに設置された大型の壁面パネル。アニメ調のキャラクターが並んだイラストの下に「ANIME & MANGA PAVILION」の文字があり、右奥にレゴの看板が見える](https://www.withexpa.ai/conf/2027/star-wars-celebration/swcj-2025-anime-manga-pavilion.jpg) ## 日本企業の実例はバンダイスピリッツです **BANDAI SPIRITSの2025年日本大会での動きが、この会場での唯一の教科書です。** 同社の公表資料から、実際にやったことを並べます。 - 大会専用の特設ページを立て、**会場限定の1/12スケールプラモデル2種**を用意しました。クローン・トルーパーはフェイズ1とフェイズ2の両方を組めるよう頭部パーツを2種同梱し、X-wingにはR2-D2が付き、どちらも専用の展示ケース付きです。 - 購入者向けのピンバッジ配布を組み合わせています。 - **TAMASHII NATIONSがBANDAI SPIRITSブース内に出展**し、同時に秋葉原のTAMASHII NATIONS STORE TOKYOで4月15日から記念展示を実施しました。 - ブースでは**プラモデルの成型機を持ち込んだ実演**を行いました。 **構図は「ブースを取る」ではありません。「ライセンスを持ち、会場限定のSKUを作り、日本国内の店頭施策を同時に走らせる」です。** ホットトイズも同じ大会で1/6スケールの会場限定品を3種投入しています。 **この形が取れる企業には、この会場は明確に機能します。** 取れない企業にとっては、ライセンスの有無が最初の関門で、それはこの会場では解決しません。 ## 商談のためのプログラムはあるのか **ありません。** 主催者サイトのIndustryセクション全体が、3つの項目で構成されています。出展社マニュアル、出展の問い合わせフォーム、協賛の問い合わせフォーム。それだけです。バイヤープログラムも、商談マッチングも、予約制の商談枠も、招聘バイヤー制度も、業界向けの日程もありません。 ファン向けの参加枠は逆に整備されていて、いずれも無料で応募できます。 | 枠 | 締切 | | --- | --- | | Art Show | 2026年8月21日(終了) | | Fan Panels | 2026年10月25日 | | Holonet News Stage | 2026年10月25日 | | Fan Tables | 2026年10月25日 | | Fan Props | 2026年10月25日 | | コスプレ | 2026年10月受付開始 | **Fan Tablesを安価な出展枠と読み替えないでください。** 公式の記載は「選ばれたファンクラブに約6フィートのテーブル1台、椅子、出展社バッジ最大4枚を提供する」で、対象はファンクラブです。 **版権のライセンス契約そのものが目的であれば、行き先が違います。** 商談の予約制度が商品として設計されている見本市は別に存在します。当社の[Licensing Expo 2027ガイド](/conf/2027/licensing-expo)と、米国の玩具流通のバイヤー商談会である[Toy Fair New York 2027ガイド](/conf/2027/toy-fair-new-york)をご確認ください。 ## 出展にいくらかかるのか **公開されていません。** 出展案内も協賛案内も問い合わせフォームで、料金表は英語でも日本語でも見当たりませんでした。相場と称する数字を出す第三者のページもありません。 判明している運用条件から、規模感は逆算できます。**搬入日程が小間面積で区切られており、その最小区分が400平方フィート以上です。** | 搬入日 | 時間帯 | 対象 | | --- | --- | --- | | 2027年3月29日(月) | 8:00〜12:00 | 1,500平方フィート以上 | | 2027年3月29日(月) | 12:30〜17:00 | 900平方フィート以上 | | 2027年3月30日(火) | 8:00〜17:00 | 400平方フィート以上 | | 2027年3月31日(水) | 8:00〜17:00 | 全出展社 | **400平方フィートは約37平方メートルです。それが最小の区分だという点を読み違えないでください。** 主催者が想定している出展社の規模は、10フィート角の小間を1つ借りるような会社ではありません。撤去は4月4日(日)17時から21時と、5日(月)8時から17時で、月曜17時までに全撤去が必要です。 ## 知的財産は誰が守るのか **主催者は守りません。** 出展社マニュアルからリンクされている知的財産の手続書は、リード・エキシビションズの共通文書(V.3.1、2019年版)です。日本の権利者にとって重要な点を3つ挙げます。 **1つ目は、想定されている権利が米国登録である点です。** 文書は「existing recognized IP rights (such as U.S. Patents, U.S. Trademark Registrations and U.S. Copyright Registrations)」を、権利の現在の有効性の証明とともに提示することを求めています。挙げられている例はすべて米国の登録です。 **2つ目は、主催者の立場です。** > Management is not and will not act as an arbiter of the existence of valid and subsisting rights in the IP of a Complainant. > Management is not and will not become an enforcement agent or representative relating to the alleged IP rights of any exhibitor. **3つ目は、証拠と時間の要件です。** 申立てる側は、事前または会期中に書面で相手方に通知済みであることの証拠、権利の明確な書面証拠、そして**会場で撮影した商品の写真**を用意する必要があります。「他の場所で撮った写真やウェブサイトの画像では足りない」と明記され、撮影は主催者側に依頼するよう求められています。そして主催者には**最低24時間の検討期間**が与えられます。 **4日間の会期で土曜日に申立てを行った場合、閉幕までに解決しない可能性があります。** 自社IPの模倣品対策をこの制度に期待するのは無理があります。 ## 補助金と公的支援は使えるのか **使える制度は見当たりませんでした。** ジェトロの「出展支援する展示会(年間予定)」を2026年9月時点で確認したところ、Star Wars Celebrationの掲載はありません。コンテンツ分野で掲載されている米国の展示会はAnime Expoの1件のみです。同機構が別に公開している「世界のポップカルチャー関連イベント」の一覧にも、この大会は載っていません。ジャパン・パビリオンも視察ミッションも、この大会には設定されていません。 **東京都中小企業振興公社の展示会出展助成事業も適合しません。** 令和8年度の要件は助成限度額150万円、助成率3分の2以内で海外展示会も対象ですが、対象となる展示会の条件が次の2点でこの会場と衝突します。 > (1)事業者との商談を主たる目的とする展示会等であること > (8)販売を行わない出展であること **商談機能を持たない、販売のための場です。** さらに助成対象外経費に交通費と宿泊費が明記されているため、渡航にかかる部分は初めから対象外です。要項は申請前の対象可否の照会にも応じないと明記しています。 かつて掲載を確認する手段だった、ジェトロの見本市データベース「J-messe」は使えません。**同データベースは2026年3月31日をもって提供を終了しています。** ジェトロの告知は、2001年の開始以来の役割が「一定の区切りを迎えた」ことを理由に挙げています。過去に掲載があったとしても、現在は参照できません。**いま確認できる日本語の情報源は、旅行会社はるかぜ旅行の視察モデルプランと、展示会検索サイトOpenEXPOの2件だけです。** どちらも民間で、公的支援ではありません。 ## 日本企業にとって行く価値はあるか **判断は2段階です。第一に、スター・ウォーズのライセンスを持っているか。第二に、2027年大会に間に合うか。** 2つ目の答えは、大半の企業について「間に合わない」です。 **行くべき企業。** 第一に、**すでにライセンスを保有し、米国での販売権を持つ玩具・フィギュア・グッズのメーカー**です。50周年、米国5年ぶり、入場券は7か月前に完売という条件がそろっており、ファンの購買意欲という点でこれ以上の回は当面ありません。会場限定品を作る前提であれば、出展の投資対効果は取れる可能性があります。BANDAI SPIRITSの2025年の組み立て方が参考になります。 第二に、**出展社としてバッジを確保できる企業の視察担当**です。入場券が完売した以上、2027年に会場へ入る手段は出展社バッジのほかにありません。出展を決めた場合、バッジの枠を視察目的の人員に一部割く価値はあります。 **勧めない企業。** 第一に、**ライセンス取得の商談を目的とする企業**です。理由は費用でも競争でもなく、**そういう仕組みが存在しない**ことです。主催者が用意している企業向けの導線は、出展と協賛の問い合わせフォームだけです。ライセンスの交渉相手はディズニーとルーカスフィルムであり、その種の商談が商品として設計されている見本市は[Licensing Expo](/conf/2027/licensing-expo)です。 第二に、**2027年大会に社員を送ろうとしている、出展しない企業**です。入場券は完売、公式ホテルは順番待ち、旅行会社は代理購入を扱いません。**この3つが同時に成立している以上、通常の手段は残っていません。** 転売市場に頼る判断は、購入した券が入場を保証しない可能性を含めて社内で評価してください。 第三に、**日本国内向けの露出を目的とする企業**です。日本開催だった2025年大会でさえ来場者の53%が海外からでした。ロサンゼルス開催で日本のメディア露出を期待する設計は成り立ちません。日本のファンに向けた施策であれば、国内のイベントか、日本大会の次回開催を待つほうが確実です。 第四に、**自社IPの模倣品対策を目的とする企業**です。主催者は執行機関ではないと明記しています。会場での申立ては、米国での権利登録、会場で撮影した写真、書面通知の証拠、そして24時間の検討期間を要します。 **現実的な進め方を提案します。** **ライセンスを持つ企業は、いますぐReedPopの営業窓口に接触してください。** 出展の可否と料金は問い合わせ以外に確認する方法がなく、搬入日程が小間面積で区切られている以上、面積を決めてからでは遅い可能性があります。 **ライセンスを持たない企業は、この会場を目標にしないでください。** 最初の関門はディズニーとルーカスフィルムであり、そこが開かない限り会場は開きません。北米の版権市場に入る順序としては、[Licensing Expo](/conf/2027/licensing-expo)で商談の入口を作り、[Toy Fair New York](/conf/2027/toy-fair-new-york)で流通側の反応を測るほうが現実的です。 **どちらの立場でも、2027年4月4日の閉幕式は押さえてください。** 次回の開催地と開催年はそこで発表され、入場券の発売はその約1年後になります。2027年大会の告知は2025年4月20日、発売は2026年5月6日でした。**次回の券を取れるかどうかは、閉幕式の日にニュースレターへ登録しているかで決まります。** 貴社のライセンス保有状況と米国展開の段階を踏まえた判断は、下記からご相談ください。 ## よくあるご質問 ### Star Wars Celebration 2027はいつ・どこで開催されますか? 2027年4月1日(木)〜4日(日)の4日間、ロサンゼルス・コンベンションセンターです。1977年の第1作の公開から50周年にあたる回で、2025年4月の日本大会の閉幕式で発表されました。米国開催は2022年のアナハイム以来5年ぶりです。ロサンゼルスでの開催は2007年以来20年ぶりになります。 ### まだ入場券は買えますか? 買えません。2026年9月時点で公式サイトが「Star Wars Celebration tickets are now sold out!」と表示し、VIPから1日券まで全券種が完売です。発売は2026年5月6日でした。公式ホテルブロックも入場券購入者への先行販売でほぼ埋まり、順番待ち登録のみ受け付けています。 ### 商談やライセンス交渉のためのプログラムはありますか? ありません。主催者が用意している企業向けの導線は、出展の問い合わせフォームと協賛の問い合わせフォーム、そして出展社マニュアルの3つだけです。バイヤープログラムも商談マッチングも予約制の商談枠も存在しません。版権取引が目的であれば、商談の予約制度が設計されているLicensing Expoが該当します。 ### ライセンスを持たない会社でも出展できますか? 実質的にできません。会場で売られる商品はすべてスター・ウォーズのライセンス商品で、出展社はルーカスフィルム側の審査を経ています。2025年日本大会の出展社は、バンダイ、ハズブロ、ホットトイズ、レゴ、シチズン、全日本空輸など、いずれもライセンシーかディズニー自身でした。 ### 出展費用はいくらかかりますか? 公開されていません。出展案内も協賛案内も問い合わせフォームのみで、料金表はどの言語でも見当たりませんでした。判明しているのは、小間番号がWest棟Hall AとSouth棟Hall H・J・Kに分かれること、搬入が小間面積別で最小の枠が400平方フィート以上であることです。 ### 偽物や無許諾品への対策はどうなっていますか? 主催者は法的な執行機関ではないと明記しています。リード社の手続書は、権利の有効性を判断する立場にないこと、執行代理人にはならないことを述べ、申立てには米国での権利登録の証明と会場で撮影した写真を求めます。審査には最低24時間が必要とされています。 ### ジェトロや補助金は使えますか? ジェトロの「出展支援する展示会(年間予定)」に掲載がありません。東京都中小企業振興公社の展示会出展助成事業も、要件が「事業者との商談を主たる目的とする展示会等」かつ「販売を行わない出展」であるため適合しません。渡航費と宿泊費はそもそも助成対象外です。 ### 視察ツアーはありますか? 日本の旅行会社が2027年の視察モデルプランを販売しています。3月31日出発、4月5日帰国の日程で、専用車の送迎や通訳の手配も含みます。ただし同社は「本見本市の代理登録、入場チケットの代理購入は承っておりません」と明記しています。バッジは自社で確保する必要があります。