# Pittcon 2027の出展費用:10ft×10ftが4,000ドル、什器込みで4,900ドル URL:https://www.withexpa.ai/conf/2027/pittcon/exhibit-cost 開催:Pittcon(ピッツバーグ) 完全ガイド:https://www.withexpa.ai/conf/2027/pittcon 最終更新:2026-09-15 Pittcon 2027の出展費用は、**什器なしの10ft×10ftスペースが4,000ドル、什器パッケージを足して4,900ドル**が出発点です。2027年の出展社向けプロスペクタス8ページに印刷された、今回の回の正価です。ここに輸送、電気工事、渡航費が乗ります。当社の積み上げでは、什器込み10ft×10ftに2名を送る最小構成で**1万9,400ドルから2万9,100ドル**、10ft×20ftに実機1台と6名を送る構成で**5万6,300ドルから8万6,800ドル**です。会期と客層は[Pittcon 2027完全ガイド](/conf/2027/pittcon)をご覧ください。 ![設営前で何もない展示ホールの床。コンクリートの床面に天窓からの光が縞状に落ち、遠くにハンドリフトを引く作業員が1人だけ見える](https://www.withexpa.ai/conf/2027/pittcon/floor.jpg) ## ブース料金の正価はいくらか 以下はすべて2027年版プロスペクタスの正価です。円の列は1ドル150円で換算した参考値ですので、各社の社内レートに置き換えてください。 | 項目 | サイズ | 価格 | 1ドル150円換算 | | --- | --- | --- | --- | | 標準ブース(什器なし) | 10ft×10ft | **4,000ドル** | 60万円 | | 什器パッケージ(追加) | 10ft×10ft | 900ドル | 13万5,000円 | | 什器パッケージ(追加) | 10ft×20ft | 1,800ドル | 27万円 | | セミナールーム | 20ft×20ft | 4,000ドル | 60万円 | | ミニセミナールーム | 10ft×10ft | 2,000ドル | 30万円 | 什器パッケージで手に入るのは、カーペット、6フィートのドレープ付きテーブル1台、椅子2脚、くずかご、5アンペアの電源1系統です。電源は会期中の電気代込みです。 - **申込時に全額前納です**。デポジットも分割もありません。 - **電気工事はDLCCへ直接発注します**。総合サービス業者のFreemanではありません。5アンペア1系統を超える分は別費用です。 - 出展社バッジの無料枠は**ブース面積に比例配分**されますが、何枚かはプロスペクタスに書かれていません。 - **10ft×20ftのスペース単価は公表されていません**。什器パッケージには10ft×20ftの区分があるので区画は売られていますが、金額の記載がありません。後述の積み上げでは10ft×10ftの2区画分として8,000ドルと置いています。**ここは当社の前提であって、正価ではありません。** ## セミナールームは借りる価値があるか セミナールームは20ft×20ftで4,000ドル、席数はおよそ30です。**1席あたり133ドル**になります。月曜から水曜のブロック単位の価格で、什器と追加備品はFreemanからのレンタルですから、この4,000ドルは部屋の使用権だけの金額です。 金額の並びで気づくべき点は、**セミナールーム1室と標準ブース1区画が同じ4,000ドル**だということです。追加投資ではなく、同じ予算枠の取り合いになります。10ft×10ftのミニセミナールームは2,000ドルですので、初回はこちらで反応を測る手もあります。 ## 渡航まで含めた総額はいくらになるか **正価の行と、当社の見積もりの行を分けて示します**。見積もりの行は前提を書いた概算であって、確定値ではありません。 まず、什器込みの10ft×10ftに2名を送り、実機を持ち込まずサンプルとパネルだけで出る最小構成です。 | 項目 | 金額 | 根拠 | | --- | --- | --- | | 標準ブース 10ft×10ft | 4,000ドル | 2027年プロスペクタス8ページの正価 | | 什器パッケージ 10ft×10ft | 900ドル | 同上 | | 電気工事(DLCCへ直接発注) | 500〜1,200ドル | 見積もり。5アンペア1系統を超える分 | | グラフィック・展示台・レンタル備品 | 2,000〜5,000ドル | 見積もり。現地レンタル中心、造作なし | | 貨物(サンプルとパネル、航空便・通関・搬入) | 2,000〜4,000ドル | 見積もり。実機を持ち込まない構成 | | 2名の渡航(乗継便、5泊、現地移動、日当) | 9,000〜13,000ドル | 見積もり。ピッツバーグへの直行便はありません | | 予備費 | 1,000ドル | 見積もり | | **合計** | **1万9,400〜2万9,100ドル** | 291万〜437万円 | 次に、10ft×20ftに実機1台を持ち込み、6名を送る構成です。 | 項目 | 金額 | 根拠 | | --- | --- | --- | | 標準ブース 10ft×20ft(2区画) | 8,000ドル | 当社の前提。10ft×20ftの単価は未公表 | | 什器パッケージ 10ft×20ft | 1,800ドル | 2027年プロスペクタス8ページの正価 | | 電気工事(DLCCへ直接発注) | 1,500〜3,000ドル | 見積もり。実機の消費電力で動きます | | ブース施工・什器・グラフィック | 8,000〜18,000ドル | 見積もり。実機の展示台を含みます | | 貨物(実機1台と什器、航空便・通関・搬入) | 8,000〜15,000ドル | 見積もり | | 6名の渡航(乗継便、5泊、現地移動、日当) | 27,000〜39,000ドル | 見積もり | | 予備費 | 2,000ドル | 見積もり | | **合計** | **5万6,300〜8万6,800ドル** | 845万〜1,302万円 | **小間代は総額の主役ではありません**。2名構成で4,900ドルは総額の17%から25%、6名構成で9,800ドルは11%から17%にとどまります。総額を動かすのは、実機を持ち込むかどうかと、何名送るかです。渡航費だけで45%前後を占めます。 ## 来場だけに切り替えると総額はどう変わるか 出展をやめて視察にすると、入場料はほとんど費用になりません。以下は**前回実績ベース**の参加費です。2026年8月16日に取得した金額で、その後の再取得はpittcon.orgの登録ページがボット判定に阻まれて果たせませんでした。**登録開始は10月13日ですので、申込前に公式ページでご確認ください。** | 区分 | 早期 | 2027年3月18日以降 | | --- | --- | --- | | Full Attendee(通し参加) | 450ドル | 600ドル | | Expo Only(展示会のみ) | 100ドル | 設定なし | | 1日券(水曜) | **無料** | 設定なし | | Short Course(1日) | 900ドル | 1,100ドル | 2名で視察するなら入場料は合計200ドル、最終日の水曜だけに絞れば0ドルです。渡航費9,000ドルから1万3,000ドルを足しても**9,200ドルから1万3,200ドル**で、出展の最小構成に対して半分以下に収まります。 ## 費用を下げる手はあるか 効き方の大きい順に3つあります。 **1つ目は展示代行です**。NPO法人分析産業人ネット(PAI-NET)の展示代行を使えば、自社スタッフを渡航させずに製品を並べられます。積み上げで最も重い渡航費の行が消えます。ただし**代行料金は公表されていませんので、総額は出せません**。手順と条件は[米国商務省のブースとPAI-NETの展示代行](/conf/2027/pittcon/us-commercial-service-booth)にまとめています。 **2つ目は助成金です**。東京都中小企業振興公社の令和8年度展示会出展助成事業は海外展示会も対象で、助成限度額150万円、助成対象経費の3分の2以内です。対象になるのは出展小間料、小間内の装飾費、輸送費で、交通費、宿泊費、飲食費は含まれません。**総額の45%前後を占める渡航費は、そもそも対象外です**。さらに共同出展と代理出展は対象外ですので、**展示代行と助成金は併用できません**。他の制度は[海外展示会の出展補助金](/conf/subsidies)に整理しています。 **3つ目は滞在日数です**。展示会場が開くのは4月26日(月)から28日(水)の3日間だけです。出展要員の滞在をこの3日間に寄せれば、宿泊と日当が縮みます。なお2027年ピッツバーグの公式宿泊ブロックとホテル相場は未公表ですので、宿泊費の行は空欄のままにして、housing pageの公開を待ってください。 同じ4,000ドル前後の判断を米国の他の分析機器展示会と並べた比較は、[アメリカの分析機器展示会の比較](/conf/2027/pittcon/us-analytical-instrument-shows)にあります。 ## 率直な判断 **出展する価値がある企業**。分析機器や質量分析の機器メーカーで、実機を持ち込めて、英語圏の業界メディアへの露出を成果に数えられる企業です。4,000ドルに無料のプレスカンファレンス枠とPittcon Press Officeへのアクセスが付きますので、露出の単価としては安い部類に入ります。 **展示代行から始めるべき企業**。米国に販売網も現地法人もなく、まず反応を見たい企業です。総額の45%前後を占める渡航費の行が消えます。助成金との併用ができない点だけ、先に社内で確認してください。 **視察に切り替えるべき企業**。出展の是非をまだ決めていない企業です。2名で1万3,200ドル以内、水曜だけなら入場料は0ドルで、フロアの構成と競合の出方を確認できます。会場の55%が大学・研究機関という客層が貴社と合うかどうかは、出展してから気づく話ではありません。 貴社の面積と人数に合わせた試算は、下記からご相談ください。 ## よくあるご質問 ### Pittcon 2027のブース出展料はいくらですか? 什器なしの10ft×10ftスペースが4,000ドルです。カーペット、6フィートのテーブル1台、椅子2脚、5アンペア電源が付く什器パッケージは900ドルの追加で、什器込みは4,900ドルになります。2027年の出展社向けプロスペクタス8ページに印刷された正価です。 ### 支払い条件はどうなっていますか? 申込時に全額前納です。デポジットや分割の設定はありません。電気工事はFreemanではなく会場のDavid L. Lawrence Convention Centerへ直接発注する別費用で、輸送と渡航も別建てです。 ### 渡航まで含めた総額はいくら見ておけばよいですか? 什器込み10ft×10ftに2名を送り、サンプルとパネルだけを持ち込む構成で、当社の積み上げでは1万9,400ドルから2万9,100ドルです。10ft×20ftに実機1台と6名なら5万6,300ドルから8万6,800ドルになります。いずれも概算です。 ### セミナールームはいくらですか? 20ft×20ftのセミナールームが4,000ドル、10ft×10ftのミニセミナールームが2,000ドルです。月曜から水曜のブロック単位の価格で、20ft×20ftでおよそ30席です。什器と追加備品はFreemanからのレンタルで別費用になります。 ### 来場するだけならいくらかかりますか? 前回実績ベースで、展示会のみのExpo Onlyが100ドル、最終日水曜の1日券は無料です。通し参加のFull Attendeeは早期450ドル、2027年3月18日以降は600ドルです。登録開始は10月13日ですので、申込前に公式ページでご確認ください。 ### 出展費用に使える助成金はありますか? 東京都中小企業振興公社の令和8年度展示会出展助成事業が海外展示会も対象で、助成限度額150万円、助成対象経費の3分の2以内です。対象は小間料、小間内の装飾費、輸送費に限られ、交通費と宿泊費は対象外です。代理出展も対象外です。