# PACK EXPO Las Vegas 2027完全ガイド:日本企業が行く価値はあるか URL:https://www.withexpa.ai/conf/2027/pack-expo-las-vegas 開催:PACK EXPO Las Vegas(ラスベガス) 最終更新:2026-08-06 PACK EXPO Las Vegas 2027は、2027年9月27日〜29日にLas Vegas Convention Centerで開催される、北米最大級の包装・加工技術の展示会です。主催は業界団体のPMMIで、奇数年のラスベガス版と偶数年の[シカゴ版](/conf/2026/pack-expo-international)が交互に開かれます。結論から言えば、**食品加工機械や包装材料を扱う日本企業にとっては、シカゴ版の二番手ではなく第一候補になり得ます**。一方、包装機械そのものを売る企業の同業他社はシカゴに集まっており、2027年10月には東京ビッグサイトでJAPAN PACKが控えています。**そして日本包装機械工業会がラスベガス版に視察団を出したことは、記録が残る限り一度もありません。** 以下では、2025年実績の検証済み数値、日本企業42社超の実情、シカゴより厳しいラスベガスの労働規則まで、判断に必要な材料を並べます。 - 来場バイヤー(2025年実績): 30,000人 - 出展社(2025年実績): 2,343社 - 日本親会社グループ: 42社以上 - 参加費: $30〜$130 ## PACK EXPO Las Vegasとは何の展示会か 食品・飲料、医薬、化粧品、日用品などのメーカーが、包装機械、加工機械、包装材料、検査装置、ロボットを**買いに来る**展示会です。完成品を消費者に見せる場ではありません。 主催のPMMI(The Association for Packaging and Processing Technologies)は、1933年設立の業界団体です。**商業的な展示会運営会社ではなく、1,100社を超える機械・部品・材料メーカーが会員の団体**が、自らPACK EXPOを所有し運営しています。第三者の主催者が中間マージンを取る構造ではありません。ラスベガス版は1995年に PACK EXPO West として始まり、2025年に30周年を迎えました。 来場者の性格は、PMMIが公表している数字にはっきり出ています。 | 指標 | 数値 | | --- | --- | | 購買の決定権または強い影響力を持つ | **73%** | | **初来場者** | **53%** | | 他のPACK EXPOには参加しない | 74% | | 新しい包装ソリューションを見に来た | 91% | | 加工機械を見に来た | 57% | | 食品・飲料上位50社のうち来場 | **50社中46社**(出典:*Food Processing*) | | 医薬上位25社のうち来場 | **25社中19社**(出典:*Pharma Exec*) | **53%が初来場という数字は、日本の出展企業が二度読むべきものです**。 フロアにいる人の半数以上が、この展示会に来たことがありません。既存の取引関係で固まった部屋ではないため、新参者でも入りやすい一方、貴社を知っている人がいる前提は成り立ちません。 来場企業の規模は中間が薄い分布です。**年商5,000万ドル未満の企業から55%、10億ドル超の企業から19**%が来ます。小規模な受託包装業者と巨大な消費財メーカーが同じ通路にいるということで、この2者にはまったく違う商談を用意する必要があります。 役職は運営・技術系です。工場管理、経営層、エンジニアリング、包装・加工管理、サプライチェーン、品質・法規対応、調達。マーケティング系の来場者の場ではありません。 **基調講演はありません**。 メインステージの大物講演も、製品発表の瞬間も、配信もありません。教育プログラムは30分のフロアセッションが100本以上あり、すべて30ドルのバッジに含まれます。本当のプログラムは通路に並ぶ機械のほうです。 一点、過去を知る読者に伝えておくべき変更があります。**Healthcare Packaging EXPOは、2023年まで併設の別展示会でしたが、2025年からは本体内のパビリオンになりました**。 2027年もNorth Hallの Healthcare Packaging Pavilion として開催されます。別のバッジは不要で、医療・製薬向けの内容も30ドルのバッジ1枚に含まれます。 ## いつ・どこで開催されるのか 2027年9月27日(月)〜29日(水)、Las Vegas Convention Center(3150 Paradise Rd.)です。使用するのは**West Hall、North Hall、Central Hall、South Lower Hall**の4棟です。 **最終日は15時に終わります。これが最も起こりやすい計画ミスです**。 | 日 | 開場時間 | | --- | --- | | 9/27(月) | 9:00〜17:00 | | 9/28(火) | 9:00〜17:00 | | 9/29(水) | 9:00〜**15:00** | フロアに立てる時間は**3日間で合計21時間**です。シカゴ版の31時間に対して3分の2しかありません。木曜や金曜の帰国便を取ると、ラスベガスで空白の2日を買うことになります。 日程の予測可能性は高く、これは計画上の利点です。2019年、2021年、2023年、2025年、2027年の5開催すべてが**9月最終週の月曜から水曜**です。奇数年の9月最終週は、数年先まで社内カレンダーに入れて構いません。 ### パビリオンは棟ごとに分かれています 4つの棟は一つの部屋ではありません。**目的によって滞在する棟が変わります**。 | パビリオン | 棟 | | --- | --- | | Food & Beverage Processing Zone | North | | Healthcare Packaging Pavilion | North | | Confectionery Pavilion | North | | Containers and Materials Pavilion | South Lower | | **Digital Transformation Pavilion**、2027年新設 | West | | Logistics Pavilion | West | | Reusable Packaging Pavilion | West | | PACKage Printing Pavilion | West | つまり、**加工・医療・製菓のバイヤーはNorth Hall、包装材料・印刷・物流・ソフトウェアのバイヤーはWest Hall**に住むことになります。両方に用がある人は、キャンパスの端から端を何度も往復します。 ### LVCC Loopは、この展示会では実用品です 会場地下にはBoring Companyのトンネルが走り、テスラ車が乗客を運ぶ**LVCC Loop**が無料で使えます。Boring Companyは「West Hallと既存キャンパス(North/Central/South)を結び、45分の徒歩移動を約2分に短縮する」と説明し、運営主体のLVCVAはより控えめに「これまで15分かかっていた移動が1分に」、別の記述では West Hall からNorth/Centralへの徒歩を「最大25分かかることがある」としています。 **この展示会に限っては、Loopは観光設備ではなく移動手段です**。 8つのパビリオンのうち4つがWest Hall、3つがNorth Hallにあり、キャンパスで最も長い徒歩区間が、まさにこの展示会が何度も歩かせる区間だからです。9月末の日中は33℃前後になります。 なお、**2025年に使われたSouth Upper Hallは2027年の構成に入っていません**。 Central Hallが入れ替わりで入るため、**2025年のブース番号は2027年の場所の手がかりになりません**。 ![地下のトンネル乗降場。ネオン管の照明の下に円形のトンネル入口が左右に並び、中央の壁面にトンネル内部を映す大型ディスプレイが設置されている様子](https://www.withexpa.ai/conf/2027/pack-expo-las-vegas/lvcc-loop.jpg) ## 規模はどのくらいか **2025年の検証済み数値を使ってください。そして35,000という数字は使わないでください**。 PMMIの開催後発表による2025年実績は次のとおりです。 | 指標 | 2025年実績 | | --- | --- | | **来場バイヤー** | **30,000人** | | 出展社スタッフ | 20,000人 | | **建物内の総人数** | **50,000人** | | 出展社 | 2,300社超 | | 純展示面積 | **100万平方フィート**(約9.3万平方メートル)、開催以来最大 | **30,000と50,000の使い分けが要点です**。 30,000は買い手の数、50,000はブースに立つ人を含めた総数です。「顧客は何人いるのか」には30,000、「建物に何人いるのか」には50,000を使ってください。出展社数は独立した裏付けもあります。Paramount Globalの開催報告が「2,343社」としており、本調査が公式ディレクトリから直接数えた2,342件と1社差です。 **問題は35,000という数字です**。 PMMIは2025年の開催前に「2,300社超の出展社と35,000人超の業界専門家」と宣伝し、開催後の発表では来場者30,000人と報告しました。予測が達成されず、訂正もされなかったということです。 **そしてこの35,000が、いま日本語で流通しています**。 ある日本の旅行会社が販売する「PACK EXPO Las Vegas 2027 視察モデルプラン」は、2027年の視察ツアーを「2,300の出展者」「35,000人以上の専門家」として売っています。これはPMMI自身がすでに更新した2025年の未達予測です。**社内資料には、開催後発表の30,000人を、買い手の数として書いてください**。 2027年の宣伝値は2,300社・30,000人超で、2025年実績とほぼ同じです。**成長ではなく横ばいと読むのが正確です**。 ### シカゴ版との比較は、検証済みの数字で行えます | | **ラスベガス2025**(実績) | **シカゴ2024**(実績) | 対シカゴ比 | | --- | --- | --- | --- | | 来場バイヤー | 30,000人 | 48,000人 | **63%** | | 出展社スタッフ | 20,000人 | 29,500人 | 68% | | 総人数 | 50,000人 | 77,500人 | 65% | | 出展社 | 2,343社 | 2,700社 | 87% | | 純展示面積 | 100万平方フィート | 132万平方フィート | 76% | | 会期 | 3日 | 4日 | 75% | **要約すると、ラスベガスはシカゴの出展社の約87%を76%の面積に詰め込み、75%の日数で開催し、来場する買い手は63%です**。 フロアはシカゴとほぼ同じ幅を持ち、密度はむしろ高い。小さいのは買い手の数です。**供給側を見に行くならラスベガスは歩く距離が短くてほぼ全体を見られます。買い手に会いに行くならシカゴの人数は1.6倍です**。 PMMI側の反論は一つで、これが出展営業の根拠のすべてです。**ラスベガスの来場者の74%は、他のPACK EXPOには参加しない**。これが正しければ、30,000人のうち約22,000人はシカゴでは会えません。ただしこれは主催者の主張であり、**シカゴ版については同じ主催者が81%という数字を掲げています**。PMMIの立場は「2つの来場者層はほとんど重ならないので両方に出るべきだ」というもので、それを売っている側の数字である点は割り引いて読んでください。 ## 日本企業はすでにどれくらい出ているのか **2025年の出展2,342件のうち、少なくとも42の日本親会社グループが47件の出展枠を持っていました。フロアの約2.0%です**。 ただし「少なくとも」を外さないでください。理由は次のとおりです。 **日本の機械はこの展示会に大量にありますが、そのほとんどが日本の社名で出ていません**。 日本メーカーは米国子会社、合弁会社、改称したブランド、米国の販売代理店を通じて北米のフロアに出ます。出展社リストを日本語の社名で検索する人には、その大半が見えません。 主な日本関連の出展社です(2025年と2027年のブース番号、2027年欄の空白は「未掲載」であって不参加ではありません)。 | フロア上の社名 | 日本の親会社 | 2025 | 2027 | | --- | --- | --- | --- | | FANUC America | ファナック | W-3408 | C-21025 | | Yaskawa America(Motoman Robotics) | 安川電機 | W-3506 | C-33038 | | Kawasaki Robotics (USA) | 川崎重工業 | SL-11010 | SL-58014 | | Denso Robotics | デンソー | SL-11030 | SL-65038 | | Epson America(Epson Robotics) | セイコーエプソン | SU-27038 | W-865 | | Keyence Corporation of America | キーエンス | N-9406 | C-48000 | | Omori North America | 大森機械工業 | N-8460 | C-51038 | | **PACRAFT** | **東洋自動機**(改称) | SL-13059 | C-53042 | | Shibuya Hoppmann | 澁谷工業 | SL-12009 | SL-61019 | | Yamato Corporation | 大和製衡 | SL-11033 | C-53028 | | **Formost Fuji Corporation** | **フジマシナリー** | W-2916 | C-27000 | | American-Newlong | ニューロング機械 | SL-13076 | SL-63069 | | **THEM / Sanko North America** | **三光機械** | SL-15080 | SL-63028 | | Satake USA | サタケ | N-7842 | N-9144 | | **EBARA Mixers**、Scott Mixers | **荏原製作所** | SU-26039 | N-7014 | | **PMI KYOTO** | **京都製作所**(2017年にPMIを買収) | W-3308 | C-29036 | | **Miura America** | **三浦工業** | W-3768 | N-6540 | | Oriental Motor USA | オリエンタルモーター | W-3866 | C-34005 | | U.S. Tsubaki | 椿本チエイン | SL-13063 | C-33007 | | SATO America | サトー | SL-10043 | W-945 | | TOPPAN Packaging Americas | TOPPAN | W-824 | W-1345 | | Taisei Lamick USA | 大成ラミック | SL-14041 | SL-59011 | | **OSP**、Primark American Corporation | **OSPホールディングス** | SU-34055 | SL-59081 | | **Idemitsu Unitech**(日本から直接出展) | 出光ユニテック | SU-27032 | SL-62038 | | **TOKUNAGA MANUFACTURING**(日本から直接出展) | 徳永製作所(大阪府) | SL-16023 | W-2421 | FANUC、安川、デンソー、エプソン、キーエンス、SMC、THK、ニデックといったロボット・自動化の中核はシカゴにも出ています。 ### 出展社リストを数えても、日本企業の数はわかりません **これが本調査で最も重要な発見です**。 2社が、公式ディレクトリに社名が一切ないまま、このフロアに存在していました。 - **イシダ**は自社名で出展していません。北米パートナーの **Heat and Control**(2025年 W-2506、2027年 C-27036)を通じてフロアに出ています。Heat and Controlの出展情報には「Ishida(計量・包装・検査)の設置、部品、サービスを含む」と明記されています。**出展社リストでイシダを探しても、シカゴでもラスベガスでも見つかりません。** - **株式会社システムスクエア**(X線・金属検出などの異物検査装置)は、2025年の出展報告を自社サイトに掲載しています。しかし**2,342件のディレクトリのどこにも存在しません**。 米国代理店の **Prospection Solutions**(2025年 N-7838、2027年 N-8850)経由で出ていました。 さらに、42グループのうち**7社は最初の調査では見つかりませんでした**。出光ユニテック、三浦工業、徳永製作所、オリエンタルモーター、PMI KYOTO、ケーピープラテック、OSPです。**PMI KYOTOが最もわかりやすい例です。** イリノイ州エルクグローブビレッジのカートナー・ケースパッカーメーカーで、自社サイトにこう書いています。「2017年、日本の自動包装機械メーカー第1位である株式会社京都製作所がPMIを買収し、当社は今日の包装業界を形づくるロボット自動化技術へのアクセスを得ました」。出展情報のどこにも日本の文字はなく、社名にある手がかりは、多くの読者がブランド名だと思う都市名だけです。 **したがって、日本企業を検討する側が最初に問うべきは「出展すべきか」ではありません。「北米で当社を代理しているのは誰で、その会社は出展しているか、そして当社を適切に売り込めているか」です**。 ### 中国企業とは正反対の戦略が取られています 2025年のディレクトリを、社名に中国の都市名や国名を含む企業で数えると、次の対比になります。 | | 日本親会社 | 中国系の社名 | | --- | --- | --- | | 2025年ディレクトリの件数 | **45件** | **65件** | | バッジ上の社名 | 米国の社名(Formost Fuji、PMI KYOTO など) | 自社名そのまま | | フロア上の位置 | 4棟に分散 | South Upperに37件、South Lowerに27件と集中 | **同じ問いに対する正反対の答えです**。 日本メーカーは米国法人を買うか作り、米国人を雇い、米国の社名を掲げ、国内サプライヤーとしてフロアに溶け込みます。中国メーカーは自社名のまま、まとまった区画に現れ、目に見える海外の低コスト選択肢として競争します。どちらが正しいという話ではありません。ただし**日本式には年月と現地法人が必要であり、日本の社名のまま初めてこのフロアに立つ企業は、日本のやり方ではなく中国のやり方を取っている**ことになります。それを自覚したうえで選んでください。 **ジャパンパビリオンはありません。JETROの共同ブースも、業界団体の枠もありません**。 2025年と2027年の出展社データを「JETRO」「Japan」で検索して該当はゼロでした。日本企業は個別に、ほとんどの場合は米国子会社を通じて出展しています。 買い手側にも日本の名前があります。Healthcare Packaging Pavilionの来場企業リストには、AbbVieやPfizerと並んで**武田薬品工業**が挙がっています。 ## 現地の日本企業は何と言っているか **先に限界を述べます。この展示会について、来場者側の独立した参加レポートは、日本語でも英語でも1本も見つかりませんでした**。 30ドルを払って歩き、意見を書いた人の記録が存在しません。以下はすべて出展した企業自身の声です。 最も参考になるのは**株式会社ケーピープラテック**です。米国子会社を持たない紙容器メーカーが、2025年に**日本から直接**、自社名でブース(SL-21005)を出しました。同社は事前告知でこの出展を「初の試み」と呼び、海外市場向け製品の「初お披露目」の場と位置づけています。そして開催後、こう書いています。 > 出展場所が功を奏し、予想よりも多くのご来場頂きました結果、盛況のうちに展示会を執り行うことができましたことを心より御礼申し上げます。 (ケーピープラテック「PACK EXPO in LAS VEGAS 2025 ご来場の御礼」) **読み取るべきは3点です**。 予想より来場が多かったこと、その要因を**出展場所**に帰していること、そして全体として成功と評価していること。これは分析ではなく礼状の定型文ですが、**米国子会社を持たない初出展の日本企業による、実際の肯定的な評価**です。同社のブースはSouth Lower Hallの、小規模な海外出展者が並ぶ区画にありました。優先ポイントを持たない初出展者は不利な場所に回されて無駄になる、という想定に反する結果です。 出展の**理由**を最も明確に述べているのは**OSPホールディングス**です。 > 市場の拡大を狙い、北米戦略の一環として 9月29日~10月1日「PACK EXPO 2025」に出展 同社の説明は、米国が世界有数の包装市場でありながら**労働コスト削減と環境対応**の圧力を受けており、それが自社の省力化製品と環境配慮製品に合致する、というものです。「露出を増やしたい」ではなく市場適合の議論であり、**日本の経営会議が求めるのはこの形の理由づけです。** **株式会社細川洋行**は開催後、「9月29日~10月1日の3日間 ... 連日多くの皆様に弊社ブースにお立ち寄りいただき誠にありがとうございました」と書いています。「連日」は3日間を通じて人が途切れなかったという弱い示唆ですが、礼状の一語であり、それ以上のものではありません。 ### 機械は本当に動いているのか **主催者は動くと言っており、それを検証できる第三者の記録がありません**。 PMMIの公式説明は「サンプル製品を使った実機が展示フロアで稼働する」というものです。一方、シカゴ版については日本企業の詳細な参加記録があり、そこでは**機械は止まっていて、依頼すると個別に実演される**のが実態だったと報告されています。ラスベガス版に同種の記録は存在しないため、どちらに近いかは不明です。**安全側の行動指針は変わりません。実演は自分から頼むものだと考えてください。** PMMIが公表している来場者の声も、肩書に注目すると使えます。保守技術者、工場長、新製品開発担当、包装マネージャー。**貴社のブースに立つのは、その機械を動かす人であって、購入に署名する人ではない可能性が高い**ということです。ベテラン営業だけでブースを組む計画なら、この点を考慮してください。 ## 参加・出展にいくらかかるのか **来場は2027年9月12日までの事前登録で30ドル、それ以降は130ドルです**。 登録開始は**2027年4月**です。これが価格表のすべてで、有料のカンファレンスパスも段階的なバッジもありません。30ドルに展示、100本超の無料セッション、全パビリオンが含まれます。**米国のIT系カンファレンスが1,300〜2,500ドルであることを思えば、参加費は航空券に対する端数です。** 出張の稟議で議論すべきは参加費ではなく渡航費だということになります。 **30ドルを払う前に、取引先に無料バッジを頼んでください**。 PMMIは公式ベンダーとして Nvytes による Customer Invite Program を運用しており、出展社は顧客に配る無料登録リンクを与えられています。本記事に挙げた日本親会社の出展社のいずれかと取引があるなら、バッジは頼めば無料になる可能性が高いです。 登録に関する実務条件です。**バッジは郵送されません**(現地で受け取り)。**14歳未満は会期中いつでもフロアに入れません**(ベビーカーも抱っこも不可)。バッジには**eventBitのビーコンによる位置計測**が入っており、登録時点で同意したものとして扱われます。除外を希望する場合の連絡先は packexpo@maritz.com です(この規約は2025年版の記載のため、2027年の文言は再確認してください)。 **撮影には出展社の許可が必要で、セッション内の撮影・録音は一切禁止です**。 日本の展示会と規範が違う点なので明記します。通路や他社ブースでの営業行為(suitcasing)は、退場および将来の出入り禁止の対象です。 ### 出展費用 | 項目 | 内容 | | --- | --- | | 基本スペース料金 | **1平方フィートあたり34.25ドル、ドレージ(荷役)込み** | | PMMI会員価格 | より安いが非公開(expo@pmmi.org) | | 申込金 | 総額の25%、**返金・譲渡不可** | | 第2回支払 | 総額の50%、**2027年3月15日** | | 最終支払 | 残り25%、**2027年5月17日** | | 3月15日以降5月17日までの解約 | 既払金を没収、総額の**最大75%** | | 5月17日以降の解約 | **100%没収** | 10フィート×10フィート(100平方フィート)で**3,425ドル**、20フィート×20フィートで**13,700ドル**です。スペースのみで、施工、輸送、人件費、渡航費は別です。 **この料金はシカゴ版と同一で、ドレージが含まれる点も同じです**。 ドレージとは搬入口からブースまでの荷降ろしと搬出のことで、米国の展示会では重量に応じて別請求されるのが普通であり、想定外の請求書の代表格です。条件は**指定された搬入日の14時までにトラックが会場に到着すること**で、遅れると割増が適用されます。搬入日の指定を含む Exhibitor Services Manual は**2027年5月に公開**されます。 ブース高さの上限は、**599平方フィート未満で12フィート、吊り看板は不可**。600〜1,499平方フィートで14フィート、1,500平方フィート以上で18フィートです。展示物は通路から1フィート以上下げる必要があります。 **優先ポイントは展示会ごとに別管理です。これは初出展の企業にとって決定的な条件です**。 PMMIは公式に「PACK EXPO Las Vegas、PACK EXPO International、PACK EXPO Southeast、PACK EXPO East は別々の優先順位を持つ」「他のPACK EXPOに出展しないことがラスベガスの優先順位に影響することはない」と明記しています。つまり、**シカゴで20年の実績がある企業もラスベガスでは列の最後尾から始まり、逆にラスベガスだけに出続ける企業がシカゴを飛ばした罰を受けることもありません**。 ブースの場所は金ではなく継続で買うものだということです。 ## 出展の実務:ラスベガスの労働規則はシカゴより厳しい **日本の出展企業が持ち込みがちな先入観は逆です。組合が厳しいのはシカゴで、ラスベガスは緩い、というのは誤りです**。 **出典の限界を先に述べます**。 PMMI自身の Rules & Regulations は画像化されたPDFで配布されており、本文を取得できませんでした。以下は**同じLas Vegas Convention Centerで開催される別の大型展示会(NAB Show)が公開している2025年の労働規則**です。**組合の管轄は会場と都市に付随するため規則自体は共通ですが、指定業者は異なります**(NABはFreeman、PACK EXPOは PACK EXPO Services)。**実務判断の前に、PACK EXPO Services に書面で確認してください。** 自社の**フルタイム社員**にできること。身分証の提示をその場で求められることがあります。 - 自社ブースの設営と撤去 - **自家用車(乗用車、ミニバン、SUV、ピックアップ)からの手持ち搬入**、および小型の箱類の手持ち搬入 - **個人用のスーツケース台車・事務用台車**の使用 - 自社ブースの清掃 - 20A/120VACまでのコンセント接続、10フィート角あたり4個までのクリップライト、機器の調整、同一ブース内のケーブル配線(カーペットの上)、モニターの取り付け できないこと。 - **脚立の使用**。「出展者は脚立を使用してはならない」と明記されています - **ハンドカートの使用**。「ハンドカートの使用は禁止」。認められるのは個人用のスーツケース台車のみです - **フォークリフト、動力機器、パレットジャッキの操作** - **吊り看板やトラスの取り付け**。 リギングは指定業者の独占業務で、200ポンドを超えるものにはチェーンホイストが必要です - **エアコンプレッサーのフロア持ち込み** - 火気作業(ろう付け、はんだ付け、アーク溶接、火花の出る切断)を、消防当局の事前承認なしに行うこと **シカゴのMcCormick Placeとの比較が要点です**。 | | **ラスベガス** | **シカゴ** | | --- | --- | --- | | 自社施工のブース面積制限 | 記載なし | なし(かつての300平方フィート上限は撤廃済み) | | 社員の在籍要件 | 「フルタイム社員」(**期間の定めなし**) | 開幕前**6か月以上**のフルタイム在籍 | | **自前の脚立** | **不可** | **可** | | **自前の手押し台車・ドリー** | **ハンドカート禁止**、個人用台車のみ | **可** | | フォークリフト等の動力機器 | 不可 | 不可 | | リギング・吊り看板 | 指定業者の独占 | 指定業者の独占 | **つまり、組合の街という評判を持つシカゴのほうが、自社の技術者に脚立と手工具と手押し台車を明示的に認め、面積の制限なくブースを建てさせます。ラスベガスは脚立と手押し台車を取り上げます**。 自社の技術者が機械を組み立てること自体はできるので、実演ラインの構築は可能です。ただし**頭より上の作業ができず、ブース内で機械を動かすこともできません**。 実務上の帰結は3つです。 1. **シカゴでは不要な業者人件費を、ラスベガスでは予算に計上してください**。 具体的には頭より上の作業と、搬入後の機器の位置調整です。 2. **エアコンプレッサーの持ち込み禁止は、書類の問題ではなく設計の制約です**。 空圧で動作する包装ラインを実演するなら、圧縮空気をサービスとして手配し、**機械を出荷する前に**手配を確定させてください。 3. **ドレージに含まれるのはブースまでです**。 指定時刻までのトラック到着を条件に搬入口からブースまでが料金に含まれますが、それ以降の作業、たとえばブース内での動力機器を使った位置変更は、別料金の業者作業です。 一点、**未解決のまま残す事項**があります。ラスベガスの自社施工には300平方フィート(または250平方フィート)の面積上限がある、と複数の施工業者や情報サイトが書いていますが、**会場の労働規則にそのような上限は存在しません**。本記事はどちらとも断定しません。**面積上限の有無も脚立の可否も、PACK EXPO Services から書面で回答を得てから設計を確定してください。** ## 日本からどう行き、どこに泊まるか **日本とラスベガスを結ぶ定期直行便は存在しません。これがシカゴ版との最大の実務的な違いです**。 東京からシカゴ・オヘアにはANA、JAL、ユナイテッド航空の直行便がありますが、ラスベガスにはありません。 **唯一の例外は1月のCES期間に運航される臨時便で、これがそのまま罠になります**。 アメリカン航空と日本航空が毎年1月に約10日間だけ成田〜ラスベガスの直行便を運航するため、**航空券比較サイトには「アメリカン航空 直行便」が路線として表示されます**。9月の渡航を計画する人がこの表示を信じると、**存在しない旅程を組むことになります。** 2027年についても、日本発の新規路線の発表はありません。 経路は2通りです。 | 経路 | 内容 | | --- | --- | | **米国内乗り継ぎ** | ロサンゼルス(LAX)、サンフランシスコ、シアトル、ダラス経由。日本から西海岸まで約9.5〜11時間、乗継便が1〜1.5時間。**入国審査と手荷物受取は最初の到着地**で行うため、LAXの国際線から国内線への乗継は最低2時間程度、審査は平均40分、混雑時は90分超 | | **ソウル仁川経由** | **大韓航空が仁川〜ラスベガスの直行便を毎日運航**(約11時間45分〜13時間30分)。日本から仁川への短距離便と組み合わせると、米国内乗継より早い場合があり、**入国審査がLAXではなく規模の小さいラスベガスになる**利点があります | 出発地から現地ホテルまでの実移動時間は、いずれの経路でも**13〜17時間以上**を見込んでください。 現地の移動は容易です。ハリー・リード空港(LAS)から会場までは約3.1〜3.5マイル、通常10〜15分です。**PMMIは「駐車場が限られるため車での来場は強く推奨しません」「ラスベガスでレンタカーは不要です」と明言しています**。 **PMMIの送迎は手厚く、特に最終日のものは実用的です**。 - 公式ホテルから会場への**無料シャトル**、毎日7:00〜11:00。復路は月・火が14:00〜18:00、水曜が12:00〜16:00 - **会場から空港への無料シャトル**、火曜12:00〜18:00、水曜12:00〜16:00、**30分間隔**。最終日15時終了からそのまま夕方の便に接続できます - バッジに**モノレールの割引パス**を追加可能 ![歩道橋から見下ろした片側3車線の道路。道路をまたぐモノレール駅舎と連絡通路があり、奥に2棟の湾曲した高層ホテルが見える様子](https://www.withexpa.ai/conf/2027/pack-expo-las-vegas/monorail-station.jpg) **渡航前に知っておくべきこと** **9月末のラスベガスは、東京より暑く、湿度がありません**。 日中の最高気温は約33℃、明け方の最低気温は約19℃です。9月を通じて最高気温は37℃から32℃へ下がっていきます。降水はほぼなく、**「蒸し暑い日」の割合は月末には0%になります**。 これは丸めた数字ではなく、砂漠だということです。同じ時期の東京は日中26℃前後で湿度が高いため、**午後の暑さは約6℃強く、湿気は事実上ありません**。 **注意すべきは暑さより乾燥です**。 展示ホールは空調が効いているため、暑さは棟から棟へ歩くときの問題です。一方、乾燥は屋内外を問わず、長時間フロアを歩く日の脱水を招きます。10月のシカゴより脱水のリスクは高く、空調がそれを助長します。なお夜は19℃で湿度がないため肌寒く、屋内用の上着は必要です。 **ホテルのリゾート料金に注意してください**。 ラスベガスの主要ホテルの多くは、表示された室料とは別に**毎晩のリゾート料金**を強制的に課します。第三者予約サイトでは精算時まで見えないこともあります。2026年の調査では平均**1泊42.36ドル**、前年比約6%増でした。4泊で約170ドル、誰も予算に入れていない金額です。 ### ホテルは2026年10月に予約開始です。同じ週にG2Eが重なります **これが本記事で最も行動につながる情報です**。 **Global Gaming Expo(G2E)2027は、2027年9月27日から30日まで、The Venetian Expoで開催されます**。 PACK EXPO Las Vegasは9月27日から29日、Las Vegas Convention Center。**2つの旗艦展示会が、同じ都市の約1.6キロ離れた会場で、完全に重なります**。 G2Eはゲーミング業界の年次最大イベントで、規模も大きい展示会です。 日本の計画担当者が取るべき行動は3つです。 1. **公式のホテル受付は2026年10月に開始されます**。 認可された宿泊手配業者は **Expovision** 1社のみです。開催の約11か月前であり、**予定表に入れるべき日付です。** Expovision経由なら交渉済みレート、無料の変更、オーバーブッキングからの保護、無料シャトルが付きます。 2. **配車、タクシーの待ち行列、レストランの需要が、特に夜間に逼迫します**。 日本の代表団が会食を設定する時間帯です。 3. **9月29日と30日の帰国便は、G2Eの参加者と競合します**。 会場から空港への無料シャトルの価値は、見た目より高くなります。 **その週の実際の室料は、まだ確認できません**。 Expovisionの料金表は2026年10月に公開されるため、本調査時点では存在しませんでした。他の時期の相場を当てはめても意味がないため、本記事では金額を示しません。 **PMMIは3種類の詐欺を名指しで警告しています**。 いずれも、英語の公式風メールを受け取る初出展の日本企業がまさに標的です。 - **ホテル予約詐欺**。 展示会と提携していると偽り、全額前払いを求め、実際には部屋を確保していない業者。**「部屋をうちで取ればブース料金を割り引く」と言われたら詐欺です**。 PMMIは「宿泊予約と展示スペースの契約は一切関係ない」と明言しています - **来場者メールリストの販売**。 PMMIは「データ保護法の厳格な遵守により、来場者のメールリストを販売も貸与もしていない」とし、そうした申し出は「詐欺である」としています - **偽のShow Daily**。 Source Group という組織の関係者が会場の通路で *Packaging Industry News* という媒体の広告を売り、公式のShow Dailyであるかのように誤認させている、とPMMIが名指ししています PMMIの一般則は覚えやすいものです。「PMMIおよび公式ベンダーが、Gmail、Yahoo、Outlookなどの非業務用アカウントからメールを送ることはありません」。 ## 日本企業にとって行く価値はあるか(率直な評価) **2027年に限っては、判断の前に日本側の予定を確認する必要があります**。 **JAPAN PACK 2027は、2027年10月に東京ビッグサイトで開催されます**(正確な日程は未発表)。主催は**一般社団法人日本包装機械工業会**、JPMMAです。PACK EXPO Las Vegasは9月最終週なので、**カレンダー上は重なりません**。 問題は日付ではありません。**JAPAN PACKに出展する日本の包装機械メーカーは、ラスベガスが開催されている当のその数日間、東京ビッグサイトのブース設営の最終段階にいます**。 衝突するのは日程ではなく、**機械と技術者と資金**です。実演ラインをネバダと有明に同じ月に送るのは、中堅企業にとって現実的な制約であり、日程表の上には現れません。 **そして、日本包装機械工業会がラスベガス版に視察団を出したことは一度もありません**。 同会が公開している視察団の記録を2014年までさかのぼって確認しましたが、**PACK EXPOへの視察団はすべてシカゴ版**で、それ以外の行き先はデュッセルドルフのinterpackだけです。視察団には70番台の通し番号が振られており、単年度の見落としではなく長年の慣行です。理由は奇数年のJAPAN PACKとの衝突だと考えるのが自然ですが、**これは2つの事実からの推論であって、同会の説明ではありません。** **日本企業にとっての実務的な意味は明確です**。 シカゴなら、航空券、ホテル、バス、入場、添乗員、そして同じ旅程を回る20人の同業者まで含んだパッケージを、約79万円で買えます。**ラスベガスは自分で組み立てる出張です**。 団体の視察枠も、まとめ予約も、添乗員も、同じ行程を歩く日本人の集団もありません。日本語で見つかる唯一の選択肢は旅行会社1社の視察モデルプランで、価格は公開されておらず、そのページは前述の未達予測「35,000人以上」を掲げています。 **行くべき企業**。 **加工機械と包装材料の企業です**。 ラスベガスに出てシカゴには出ない日本企業8社の顔ぶれが、そのまま答えになっています。サタケ(穀物加工)、荏原製作所(ミキサー)、日精エー・エス・ビー機械(ブロー成形)、細川洋行・積水化学・三菱ケミカル(材料)、キヤノン、川崎重工業。**PMMI自身がFood & Beverage Processing Zoneを「多くの加工専門展より大きい」と説明しており、この構成と符合します**。 加工または材料が本業なら、**ラスベガスは見かけほど二番手ではありません**。同じ2027年の北米で加工と物流を続けて見るなら、4月シカゴの[ProMat](/conf/2027/promat)と5月オーランドの[NPE](/conf/2027/npe-plastics-show)が近い客層です。前者は物流自動化の実機、後者は3年に1度の樹脂成形の本場で、ラスベガスの3日間だけでは埋まらない部分を補えます。 供給側を効率よく見たい買い手にも向きます。シカゴの出展社の87%が76%の面積に入っているため、**歩く距離あたりの情報量はラスベガスのほうが多い**からです。 そして、**北米に代理店がある企業は、まずその代理店の出展を確認してください**。 イシダとシステムスクエアの例が示すとおり、貴社はすでにこのフロアにいるかもしれず、その見せられ方を確認することのほうが、自社ブースの検討より先です。 **シカゴを待つべき企業**。 **包装機械そのものを売る企業です**。 ラスベガスに出ずシカゴに出る13グループは、包装機械の裾野(フジ系4社、ゼネラルパッカー、ニッカ電測、大阪冷研)と商社(伊藤忠、宇部、豊田自動織機、ダイフク)に偏っています。**同業他社が集まっているのはシカゴです**。 JAPAN PACK 2027に出展する企業も同様です。 **そして、待つことに罰則はありません。これが本記事の結論です**。 優先ポイントは展示会ごとに別管理なので、**ラスベガス2027を見送ってもシカゴ2028で不利になりません**。 シカゴのほうが規模が大きく、東京からの直行便があり、業界団体の視察団という既製の受け皿があります。**「2027年のラスベガスではなく2028年のシカゴにする」は、消極的な先送りではなく、正当な判断です**。2028年の会場と客層は、[2026年のシカゴ開催のガイド](/conf/2026/pack-expo-international)がそのまま参考になります。 最後に、この評価の限界を書いておきます。**この展示会について、来場者側の独立した参加レポートは、どの言語にも存在しません**。 本記事の来場者像はすべてPMMIの自己申告であり、「出展社1社あたりの開催後見込み売上50万ドル」という数字は、**出展社自身による見込みであって測定結果ではありません**。 引用するならその但し書きごと引用してください。53%が初来場という構成も両面あり、入りやすいと同時に、貴社を知る人がいないということです。 貴社の製品と米国での目標を踏まえた出展・参加の判断は、下記からご相談ください。 ## よくあるご質問 ### PACK EXPO Las Vegas 2027の会期はいつですか? 2027年9月27日(月)〜29日(水)、Las Vegas Convention Centerです。ただし最終日は15時に終了します。開場時間は初日と2日目が9時〜17時、最終日が9時〜15時で、フロアに立てる時間は3日間で合計21時間です。木曜以降の便を取ると空白の日が生まれます。 ### 参加費はいくらですか? 2027年9月12日までの事前登録が30ドル、それ以降は130ドルです。登録開始は2027年4月です。これが価格表のすべてで、有料のカンファレンスパスはありません。100本超の無料セッションとパビリオンもこのバッジに含まれます。 ### 日本からの直行便はありますか? ありません。日本とラスベガス(LAS)を結ぶ定期直行便は存在せず、1月のCES期間だけ運航される臨時便が唯一の例外です。ロサンゼルスなど米国内で乗り継ぐか、ソウル仁川からの大韓航空直行便を使います。所要は片道13〜17時間以上です。 ### 日本企業も出展していますか? しています。2025年は2,342社中、少なくとも42の日本親会社グループが47の出展枠を持ち、約2.0%を占めました。ただしほとんどが米国子会社名での出展です。イシダやシステムスクエアのように、出展社リストに社名が一切載らない形で参加している企業もあります。 ### シカゴ版とラスベガス版はどちらに行くべきですか? 加工機械や素材ならラスベガス、包装機械ならシカゴです。ラスベガスは奇数年、シカゴは偶数年の開催で、来場者はシカゴが約1.6倍です。両者の優先ポイントは別管理のため、ラスベガスを見送ってもシカゴでの不利はありません。 ### ホテルはいつ予約すればよいですか? 公式のExpovisionが2026年10月に受付を開始します。同じ週にゲーミング業界のG2Eが約1.6キロ先で完全に重なって開催されるため、通常の展示会週とは需給が違います。開始日を予定表に入れておいてください。