# Biotech Showcase 2027完全ガイド:JPMウィークに行くべき日本企業の判断基準 URL:https://www.withexpa.ai/conf/2027/biotech-showcase 開催:Biotech Showcase(サンフランシスコ) 最終更新:2026-09-06 Biotech Showcase 2027は、2027年1月11日〜13日にサンフランシスコで開かれる、バイオ企業と投資家のマッチングに特化したカンファレンスです。参加者約3,200人のうち約1,200人が投資家で、**参加者のおよそ4割が資金の出し手という構成は、他のバイオ系イベントにはありません**。その投資家は無料で入場し、技術を売る側が3,000ドル前後を払います。この記事では、2027年の登録料の階段(8月2,650ドル、当日3,350ドル)、日本ではほとんど語られていないJPMウィークのホテル代(1泊1,000ドル超)、そして日本企業が使える2つの実在する割引制度を、出典付きで整理します。 - 参加者(2026年): 約3,200人 - うち投資家: 約1,200人 - 商談件数: 6,000件超 - 登録料(2027年): $2,850〜 ## Biotech Showcaseとは何のカンファレンスか 創薬、創薬支援技術、デジタルヘルス、医療機器の企業が、投資家と製薬企業の事業開発担当者に対して自社を売り込むための、事前商談型のカンファレンスです。Demy-ColtonとInforma Connectの共催で、2027年で19年目になります。 **展示会ではありません**。ジェトロが2026年大会を現地で取材した際の記述が、この点を最も正確に言い当てています。 > 他のバイオ系展示会に比べて展示ブースの規模は大きくないが、投資を呼び込みたい企業にとってはパートナリング面談の機会がより重要となるだろう ジェトロが撮影した会場写真の説明文は「会場メインホールの様子:ホールを取り囲むように小規模の展示ブースがある」となっています。中心にあるのは商談テーブルで、ブースはその周囲を囲む付属物です。 規模の数字は、主催者発表とジェトロの独立取材がほぼ一致しています。これは珍しいことなので、そのまま使えます。 | 数字 | 出典 | | --- | --- | | 参加者 約3,200人、35か国から | ジェトロ ビジネス短信(2026年2月26日) | | うち投資家 約1,200人 | 同上 | | パートナリング面談 6,000件超 | 同上 | | 発表企業 350社以上 | 主催者サイト | 商談システムはpartneringONEで、専用のモバイルアプリもあります。併催イベントとして、調達額200万ドル未満の初期段階企業を対象とするSeed Showcaseと、テクノロジーと生物学の交差領域を扱うDigiMed Showcaseが同時進行します。 プログラムの主題は10トラックに分かれます。Biotech Showcase、Seed Showcase、DigiMed Showcase、Pharma Perspective、政策・規制の変化、Global Opportunities、初期シード資金調達、バイオテック資金調達、DigiMedへの投資戦略、女性の健康。**10のうち4つが、そのまま資金の話です**。 ## JPMウィークとは何で、なぜそこに行くのか Biotech Showcaseは単独では存在しません。J.P.モルガン・ヘルスケア・カンファレンスの週、通称JPMウィークの中にあります。 | イベント | 2027年の会期 | | --- | --- | | J.P. Morgan Healthcare Conference(第45回) | 1月11日〜14日、サンフランシスコ | | Biotech Showcase 2027(現地) | 1月11日〜13日 | | Biotech Showcase 2027(デジタル) | 1月19日〜20日 | 同じ月曜に開幕します。JPM本体は招待制で、会場はウェスティン・セントフランシスです。**招待状のない企業がこの週の人流にアクセスする手段が、Biotech Showcaseをはじめとする周辺イベントです**。ジェトロは同じ週にRESI(Redefining Early Stage Investments)とBIO Partnering @ JPM Weekも並行開催されていると記録しています。 セレイドセラピューティクスの説明が、日本語で読める最も分かりやすいJPMウィークの定義です。 > 毎年1月にサンフランシスコで開催されるJ.P. Morgan Healthcare Conference(JPモルガン・ヘルスケア・カンファレンス)の週に、バイオテクノロジー・製薬・ヘルスケア業界のリーダー、投資家、企業が集まり、ネットワーキングやビジネス開発(ディールメイキング)を行う一大イベント期間です。 ジェトロの記述も同じ光景を伝えています。 > サンフランシスコの街のいたるところに、本イベントや上記イベントのバッジを身に着けている参加者がおり、周辺ホテルなどでは多くのネットワーキングやシンポジウムも開催されていた。 **来年以降の日程を先に読む方法** JPMウィークの日程は毎年、公式発表を待たずに計算できます。米国のマーティン・ルーサー・キング・ジュニア記念日は毎年1月第3月曜日で、J.P.モルガン・ヘルスケア・カンファレンスは常にその前週に開催されます。投資家向けIR会社New Streetのローレンス・ワッツ氏が指摘している法則です。2027年は1月18日がMLKデーなので、その前週の1月11日開幕となります。ホテルを1年前に押さえる必要があるこの週では、この法則を知っているかどうかが数十万円の差になります。 ## 2027年はいつ・どこで開催されるのか 現地開催は2027年1月11日(月)〜13日(水)、会場はサンフランシスコのHilton San Francisco Union Squareです。デジタル・パートナリングは1月19日〜20日で、**デジタルのみのパスでは現地会場に入れません**。 会場のヒルトン・ユニオンスクエアは客室1,919室、カリフォルニア州および米国西海岸で最大のホテルです。46階建て、23階建て、19階建ての3棟構成で、会議スペースは約13万4,000平方フィート、グランドボールルームだけで約3万平方フィートあります。 この構造が、当日の動き方に直接効きます。ハルカゼ旅行社の記述です。 > 会場となるHilton San Francisco Union Squareには、パーティションで区切られた無数のミーティングテーブルが設置され、30分単位で絶え間なく商談が行われます。 > ヒルトン内のフロア構造は複雑であり、エレベーターの混雑も予想されるため、移動時間を考慮した余裕のあるスケジュール組みが不可欠です。 30分刻みで面談が入り、移動に3棟のエレベーターを使う。この2つを合わせて考えると、**面談を詰め込みすぎた日程表は当日そのまま崩れます**。 ## 誰が主催しているのか Demy-ColtonとInforma Connectの共催です。ノーステック財団の2025年の募集要領では主催者を「Demy-Colton、EBD Group」と記載していますが、これは以前の社名で、partneringONEを開発したEBD Groupは現在Informaの一部です。 この2社構成が、そのまま製品の性格を決めています。 - **Demy-Colton**が投資家カンファレンスとしての性格を持ち込みます。企業プレゼンテーション、調達額200万ドル未満を対象とするSeedトラック、申請すれば無料になる投資家パス。 - **Informa Connect**が仕組みを持ち込みます。partneringONE、スポンサーの階層、期日で上がる料金設定、デジタル開催。 [BIO International Convention](/conf/2027/bio-international-convention)と比べると、この違いは実務に効きます。BIOは業界団体が自ら運営し、出展枠を3年間の累積ポイントで配分し、会員資格をあらゆる料金に織り込んでいます。Biotech Showcaseは期日で上がるチケットを売り、投資家には無料で配ります。**所有者が違えば、部屋の作られ方も違います**。 2026年大会のスポンサー構成も、誰がこの聴衆に金を払っているかを示しています。プラチナはアステラス製薬、Certara、Ergomed、EVERSANA、Foley Hoag、ICON、ノボノルディスク、Parexel、Sciensus、Syneos Health、WuXi AppTec。ゴールドがCuria GlobalとIpsen。シルバーにAvance Clinical、Fortrea、Hongene Biotech、Jiuzhou Pharmaceutical、Novotech、Nucleus Network、Worldwide Clinical Trials、XOMA Royaltyが並びます。**CRO・CDMOと受託サービス業者が大半を占め、日本企業はアステラス製薬1社だけです**。 2026年の登壇者にも、この会議の性格が出ています。Parexel BiotechのCCO兼社長Jim Anthony氏、ブリストル マイヤーズ スクイブの細胞治療部門社長Lynelle Hoch氏、RegeneronのBD・企業戦略統括Nouhad Husseini氏、IpsenのEVP兼CBO Philippe Lopes-Fernandes氏。**7名中3名が科学ではなく事業開発・商業の肩書きです**。なお、GenentechのSVPで登壇したFritz Bittenbender氏は、BIOの理事長でもあります。2つの会議は同じ業界の同じ人々が動かしています。 ## 誰が来ているのか 主催者の説明では「シニアレベルのバイオ製薬の意思決定者、ベンチャーキャピタル、プライベートエクイティ、機関投資家、バイオ製薬企業の経営層、CRO、CDMO、法務アドバイザー、専門サービス提供者」です。 **この会議を他と分けている数字は1つだけです。参加者約3,200人のうち約1,200人が投資家という比率です**。ジェトロの独立取材による数字なので、主催者の自称ではありません。 そして重要なのは、その投資家が無料だということです。主催者の登録案内によると、要件を満たす投資家とリサーチアナリストは申請により参加登録料が免除されます。報道関係者も同様です。**主催者は需要側を無料で集め、供給側から徴収しています**。日本のバイオベンチャーは、この取引の支払う側に立ちます。 これは批判ではなく、構造の説明です。投資家が4割いる部屋を作るには、投資家を無料にするしかありません。3,000ドル払う価値があるかどうかは、その4割に会う準備ができているかどうかで決まります。 ## 参加にいくらかかるのか 登録料は期日で上がる階段になっています。2027年の料金は、バイオインダストリー協会(JBA)が会員向けに公表した一覧が、定価と会員価格を1つの表で示している唯一の情報源です。 | 期限 | 定価(R&D Registration) | JBA法人会員価格 | | --- | --- | --- | | 2026年8月21日まで | $2,650 | $2,450 | | 2026年10月2日まで | $2,850 | $2,650 | | 2026年11月13日まで | $3,050 | $2,850 | | 2027年1月10日まで | $3,250 | $3,050 | | 当日登録 | $3,350 | $3,150 | | Digital Accessのみ | $1,695 | $1,495 | **最も安い2,650ドルの枠は2026年8月21日で終了しています**。この記事の公開時点で次の期限は2026年10月2日の2,850ドルです。早期と当日の差は700ドル、同じバッジで約26%の違いになります。 参加区分は5つです。 | 区分 | 対象 | | --- | --- | | All Access Pass | R&D企業、サービス提供者、業界関係者。全セッション、ネットワーキング、1対1面談 | | Presenting Company | 3つの発表トラック(Biotech Showcase、Seed Showcase、DigiMed Showcase)。別途申請と料金 | | Investor | 要件を満たす投資家とリサーチアナリストは**無料**、申請制 | | Press | 要件を満たす報道関係者は**無料**、申請制 | | Digital Pass | 1月19日〜20日のデジタル・パートナリングとオンデマンド視聴のみ。現地会場には入れません | 企業プレゼンテーションを希望する場合、申請は2週間おきに13ラウンド用意されており、第1ラウンドが2026年7月31日、最終の第13ラウンドが2027年1月6日です。**早いラウンドほど優先的に審査され、良い発表枠が割り当てられます**。発表企業向けの料金は資料請求制で公開されていません。 ### 見落とされる費用:この週のホテル代 **日本語でこの会議を扱った記事で、ホテル代に触れているものは見つかりませんでした**。ここが予算の最大の落とし穴です。 JPMウィークは、サンフランシスコで1年のうち最も部屋が取れず、最も高い週です。2026年1月13日のABC7ニュースの報道から、当事者の発言を引きます。ウェスティン・セントフランシスの総支配人でマリオット系ホテルのエリア総支配人でもあるClifton Clark氏です。 > It's into four digits, for the room rates at most of the hotels > We are at 100% occupancy this week. サンフランシスコ・ホテル評議会のCEOであるAlex Bastian氏の発言も同じ内容です。 > Most of the rooms in the entire city and county of SF are totally sold out today, tomorrow and all the way to Thursday 同氏によると、ユニオンスクエア周辺だけで1万2,000室、市内全体で3万室があり、そのすべてが埋まります。 価格の動き方を1年間追跡した記録もあります。IR会社New Streetのローレンス・ワッツ氏が、2025年1月から12月までマリオット系4施設の料金を毎月記録しました。 | 施設 | ユニオンスクエアからの距離 | 観測結果 | | --- | --- | --- | | JW Marriott Union Square | 0.2マイル | 2025年1月28日時点ですでに満室。以後、予約枠が出ることはありませんでした | | San Francisco Marriott Union Square | 0.2マイル | 同上 | | Courtyard Marriott Union Square | 0.4マイル | 2025年4月に月曜泊が1泊**1,058ドル**で少量放出。8月には同じ部屋が**1,528ドル**に。その後また満室 | | Residence Inn Oakland | 7.3マイル | 1年を通じて予約可能だった数少ない施設。月曜泊が2025年1月時点で**190ドル**、12月時点で**522ドル** | ワッツ氏の結論です。 > a reservation for the Monday night of J.P. Morgan would have cost $190 in January 2025 (booking a year ahead) but ended up costing $522 by December (the month before the conference) - approaching triple the original amount, and an increase of 175%. > This applies not just to hotel rooms, but also to airfares and meeting spaces. **実務上の結論は単純です。登録料3,050ドルの横に、3泊で3,000ドル前後のホテル代が並びます**。会場から7マイル離れたオークランドに泊まっても、直前予約なら3泊で1,500ドル以上です。登録料だけで予算を組むと、実額はおよそ2倍になります。対策は1つ、1年前に押さえることです。 ## 日本企業はどう関わっているのか **この会議にJETROのジャパン・パビリオンはなく、日本の公的機関による視察団もありません**。JETROの年間出展支援カレンダー(2026年7月22日最終更新)は、JETROがジャパン・パビリオンを設置する展示会をすべて掲載していますが、Biotech Showcaseはどの年にも載っていません。同じ表に[BIO International Convention](/conf/2027/bio-international-convention)とBIO Europeは載っています。 例外は1件だけあります。JETROは2021年10月に、オンライン開催の「Biotech Showcase Digital 2022」への参加支援プログラムを実施しました。デジタル開催限定で、その後は継続していません。 一方で、**実在して現在も公表されている制度が2つあります**。どちらも国の補助ではなく、業界団体の会員特典と市の補助です。 ### 1. バイオインダストリー協会(JBA)法人会員の登録料割引 | 項目 | 内容 | | --- | --- | | 内容 | 全料金区分から一律**200ドル割引**。Digital Accessも対象 | | 対象 | JBA法人会員のみ | | 申請方法 | bd@jba.or.jp に件名「BIOTECH SHOWCASE」でメールし、割引コードを請求 | | 担当 | 一般財団法人バイオインダストリー協会 事業連携推進部(齊藤、山田) | | 期限 | 独自の期限はなく、上記の登録料の期限に連動します | JBAは他のパートナリングイベントでも同様の会員割引を一覧化しており、単発ではなく常設の会員特典です。 ### 2. ノーステック財団・札幌市の参加支援補助 | 項目 | 内容(2025年大会の実績) | | --- | --- | | 内容 | partneringONEアカウント**1社1枠分**を財団が負担。All-Access Pass 2,725ドル、またはDigital Pass 1,895ドル | | 支給方法 | イベント終了後、購入決済時の為替レートで日本円により交付 | | 対象 | 札幌市内に本社を有する、バイオ分野(創薬、創薬支援、再生医療等)の中小企業で、海外での資金調達先を希望する企業 | | 採択数 | 4社程度(予算の範囲内) | | 要件 | 海外展開計画を有すること、商談が主な参加理由であること、会期中に自社担当者1名以上が商談対応可能なこと、英語で情報提供できること | | 対象外 | **渡航費・滞在費は各社負担** | | 締切 | 2025年大会は2024年10月31日17時。**会期の約10週間前**です | | 申込先 | ノーステック財団 kenkyu@noastec.jp(参加支援補助金申請書 様式1と参加企画書) | ノーステック財団はこの制度を2023年、2024年、2025年の各大会で実施しています。**2027年大会の募集は2026年9月時点で発表されていません**。過去の周期であれば2026年10月頃の公募開始が見込まれますが、これは推測であって公表された事実ではありません。 前掲のホテル代を踏まえると、この補助の位置づけは正確に理解しておく必要があります。**補助されるのはアカウント代の約2,700ドルで、渡航と宿泊の合計はそれを上回ります**。制度があるから行ける、という話ではありません。 ### 実際に参加している日本企業 - **アステラス製薬**は2026年大会のプラチナスポンサーです。日本企業で唯一、スポンサー一覧に名前があります。 - **セレイドセラピューティクス**(東京、造血幹細胞の細胞治療)は2026年大会に参加し、**CEO兼代表取締役社長の荒川信行氏が自ら出席**して、技術プラットフォーム、パイプライン、中長期の事業戦略を説明しています。同社は同じ2026年、6月のBIO International ConventionでもJETROジャパン・パビリオンの24社に選ばれています。**1年で両方を回っている企業です**。 ただし、正直に書いておくべきことがあります。**この会議について、日本企業が書いた参加報告・出展報告は1件も見つかりませんでした**。見つかるのは会期前の「参加します」という告知だけです。ジェトロのビジネス短信が、日本語で読める唯一の第三者による現地報告です。 ## 日本企業にとって行く価値はあるか 判断の分かれ目は、貴社が「初めて会う」ために行くのか、「詰める」ために行くのかです。 **行くべき企業。** 6月の[BIO International Convention](/conf/2027/bio-international-convention)や11月のBIO-Europeですでに面談した相手がいて、その話を年明けに前へ進めたい企業です。この使い方が正しい理由は推測ではありません。ジェトロが現地で取材した日本企業自身の言葉です。 > 本イベントを、6月に行われる『BIOインターナショナル・コンベンション』や11月の『BIO-Europe』で面談した企業とのフォローアップ機会に役立てている。また、他のカンファレンスよりも投資家向けの色が強い 6月に会い、11月に進め、翌1月に詰める。**この3点を1つの流れとして設計している企業が、成果を出しています**。海外での資金調達を具体的な計画として持っている創薬・創薬支援企業も、投資家比率4割という条件はここ以外にありません。もう1つのジェトロが拾った声も同じ方向を指しています。 > この時期のサンフランシスコは世界中からヘルスケア関係者が集結するため、情報収集や新たな関係構築の面で欠かせない機会だ **慎重に判断すべき企業。** 米国での資金調達も導出も具体的な計画になっていない企業です。登録料3,050ドルにホテル3泊3,000ドル前後、渡航費と人件費を足すと、1名の派遣で軽く150万円を超えます。**それだけの支出に対して、この会議が返すのは面談の機会であって、面談の成果ではありません**。事前に相手を選び、申し込み、プロファイルを書き込む作業を会期の1か月以上前から行える体制がないなら、支出は回収できません。ハルカゼ旅行社の指摘のとおりです。 > パートナーリングシステム内では、自社のプロファイルをどれだけ魅力的に、かつ分かりやすく記載するかが、面談の受諾率を大きく左右します。 **別のイベントを選ぶべき企業。** 目的が資金調達ではなく技術的な相手探しである場合、より近い場所があります。同じ1月末にサンタクララで開かれる[PMWC](/conf/2027/pmwc)は精密医療に、3月のサンディエゴの[BioProcess International US West](/conf/2027/bioprocess-international-us-west)はバイオプロセスとCDMO選定に、4月のボストンの[TIDES USA](/conf/2027/tides-usa)は核酸・ペプチド医薬に、それぞれ焦点が合っています。Biotech Showcaseの相手は投資家と事業開発担当者であって、開発の実務者ではありません。 行くと決めたなら、順番は決まっています。**先にホテルを押さえ、次に登録料の期限を確認し、それからpartneringONEのプロファイルを書いてください**。ホテルは1年前に埋まり、登録料は期日ごとに上がり、プロファイルの出来が面談の承諾率を決めます。3つとも、現地に着いてからでは動かせません。貴社の状況を踏まえたご相談は、下記から承ります。 ## よくあるご質問 ### Biotech Showcase 2027はいつ・どこで開催されますか? 現地開催は2027年1月11日(月)〜13日(水)、会場は米国サンフランシスコのHilton San Francisco Union Squareです。これとは別に1月19日〜20日にデジタル・パートナリングが開催されます。デジタル参加のみのパスでは現地会場には入れません。 ### 参加登録料はいくらですか? 2027年のR&D Registrationは、2026年10月2日までが2,850ドル、11月13日までが3,050ドル、2027年1月10日までが3,250ドル、当日登録が3,350ドルです。デジタルのみは1,695ドル。最も安い2,650ドルの枠は2026年8月21日で終了しています。 ### 投資家として参加する場合も有料ですか? 無料です。要件を満たす投資家とリサーチアナリストは、申請により参加登録料が免除されます。報道関係者も同様に無料です。参加者約3,200人のうち約1,200人が投資家であるのは、この設計によるものです。有料なのは技術やパイプラインを売る側です。 ### JETROのジャパン・パビリオンや視察団はありますか? ありません。JETROの年間出展支援カレンダーにこのイベントは掲載されておらず、日本の公的機関による代表団も確認できませんでした。過去にオンライン開催のBiotech Showcase Digital 2022への参加支援がありましたが、単発です。会場に日本のパビリオンはありません。 ### 日本企業が使える割引や補助はありますか? 2つあります。バイオインダストリー協会(JBA)の法人会員は全料金区分から200ドル割引となり、bd@jba.or.jpに件名「BIOTECH SHOWCASE」で割引コードを請求します。札幌市内に本社を置くバイオ分野の中小企業は、ノーステック財団の参加支援補助でアカウント費用が対象となる可能性があります。 ### 会期中のホテル代はどのくらいかかりますか? 2026年のJPMウィークでは、ユニオンスクエア周辺の客室料金が1泊1,000ドルを超えました。ウェスティン・セントフランシスの総支配人は「ほとんどのホテルが4桁台」「今週は稼働率100%」と述べています。3泊すれば登録料に匹敵します。1年前の予約が現実的な対策です。 ### 厚生労働省の「Japan Biotech Showcase」とは同じイベントですか? 別のイベントです。厚生労働省がLINK-J等と開催する「Japan Biotech Showcase & Symposium」は日本国内のシンポジウムで、本記事のBiotech Showcaseはサンフランシスコで開かれる投資家向けパートナリング・カンファレンスです。名称が似ているため、検索時にはご注意ください。