# The ASSEMBLY Show 2026完全ガイド:日本企業のための参加・出展判断 URL:https://www.withexpa.ai/conf/2026/assembly-show 開催:The ASSEMBLY Show(ローズモント(シカゴ近郊)) 最終更新:2026-09-06 The ASSEMBLY Showは、組立技術と組立設備に特化した米国の展示会で、2026年は10月27日から29日まで、シカゴ近郊イリノイ州ローズモントのDonald E. Stephens Convention Centerで開かれます。日本企業にとっての要点を3つ先に書きます。**2026年の会場図には日本に本社を置く企業が11社並んでいます**。会場は羽田・成田から直行便のあるオヘア空港から5分の場所にあり、提携ホテルの無料シャトルで着いてホテルから徒歩で入場できるため、米国内の乗り継ぎもタクシーも不要です。そして買い手として来場するなら、9月11日までの登録で入場料は無料です。一方で正直に書いておくべきこともあります。主催者は来場者数を一切公表しておらず、存在する唯一の数字は電波新聞が報じた2022年の約6,000人だけです。日本語の参加レポートも1本もありません。この記事は、その空白を出典付きで埋めます。 - 日本企業の出展(2026年): 11社 - 出展社(2026年会場図): 約130社 - 買い手の入場料: 無料 - 空港から会場: 5分 ## The ASSEMBLY Showとは何の展示会か The ASSEMBLY Showは、**ディスクリート製品を組み立てる人のための、部品と工具の展示会**です。工作機械の展示会ではありません。ねじ締め、リベット、接着剤の塗布、圧入、超音波溶着、漏れ試験、電線加工、そしてそれらを組み合わせた自動組立セルが中心で、40トンのマシニングセンタは1台も運び込まれません。主催は米国のB2B専門誌出版社BNP Mediaで、同社のASSEMBLY誌が主催ブランドです。2026年で14年目になります。 **最初に名称の罠を解いておきます。アセンブリショーは2つあります**。 | 展示会 | 時期 | 会場 | | --- | --- | --- | | The ASSEMBLY Show | 毎年10月 | Donald E. Stephens Convention Center(イリノイ州ローズモント) | | The ASSEMBLY Show SOUTH | 毎年4月 | Music City Center(テネシー州ナッシュビル) | 同じ主催者による別の展示会で、日本企業は両方を行き来しています。エスティックはローズモントに2023年と2024年、ナッシュビルに2025年に出展しました。日東精工の米国法人は2025年にナッシュビルに出展しています。日本語で「アセンブリショー 出展」と検索すると両方が混ざって出てくるため、社名と会期を突き合わせて確認してください。 もう1つの構造的な特徴が、併催の規模です。**1枚のバッジで3つの展示会と1つの学会を回れます**。 | イベント | 主催 | 領域 | | --- | --- | --- | | The ASSEMBLY Show | BNP Media(ASSEMBLY誌) | 組立自動化、ロボット、締結、接着・塗布、試験 | | The Quality Show | BNP Media(Quality誌) | 計測、検査、試験、コンプライアンス、工程管理 | | SMTA International | SMTA | 表面実装技術、先端実装、電子機器組立 | | ASQ計測品質部門 年次大会 | ASQ | 計測科学、校正、品質マネジメント、ISO規格。**2026年に初めて併催** | 主催者の記述をそのまま引きます。 > Your ASSEMBLY Show badge provides access to both The Quality Show and SMTA International. 日本の製造業では、組立設備、検査・計測、電子実装はそれぞれ購買部門が違い、それぞれ別の展示会に行くのが普通です。ここでは1つのホールに同居しています。**併催が、この展示会最大の価値です**。 ## 2026年はいつ・どこで開催されるのか 2026年10月27日(火)から29日(木)まで、Donald E. Stephens Convention CenterのHall Aで開催されます。登録はHall A前のメインロビー、会議と基調講演は1階の10番から13番の部屋です。 ![コンベンションセンターのロビーにある大理石の壁泉。右側の壁面にローズモント村の紋章であるバラと1956年の文字が彫られている](https://www.withexpa.ai/conf/2026/assembly-show/venue-lobby.jpg) **展示ホールが開いている時間を先に確認してください**。3日間の会期に対して、ホールが開くのは合計15時間です。 | 日 | 展示ホール | そのほか | | --- | --- | --- | | 10月27日(火) | 16:00〜19:00 | 会議プログラム9:00〜16:00、Taste of Rosemontレセプションはホール内 | | 10月28日(水) | 10:00〜17:00 | 基調講演9:00〜10:00、SMTA Internationalとの合同レセプション17:00〜18:30 | | 10月29日(木) | 9:00〜14:00 | Morning Mingle朝食会をホール内で開催 | 初日は夕方の3時間だけです。**火曜の午前に着く便で入ると、初日の会議プログラムには間に合いません**。展示だけが目的なら水曜の朝から入るのが最も効率的です。なお主催サイトのwhy-attendページに載っている概要表は、水曜と木曜の時間が出展社向けページや会場図ページと食い違っています。出展社向けページと会場図ページが一致しているので、上の表がそちらの数字です。 移動については、**この展示会の最大の強みが立地です**。 | 項目 | 内容 | | --- | --- | | 直行便 | 羽田・成田からシカゴ・オヘア(ORD)へANA、日本航空、ユナイテッド航空が運航 | | 米国内の乗り継ぎ | 不要 | | 空港から会場 | ローズモントはオヘア空港から5分。提携ホテルはORDとの無料シャトルを運行 | | シャトル乗り場 | オヘアの駐車場棟メインレベルにあるBus/Shuttle Center。赤い案内表示に従う | | ホテルから会場 | 全提携ホテルが徒歩圏。一部はスカイブリッジで直結。**会場行きのシャトルはありません** | | ホテル予約 | Executivevents経由のみ。優待は2026年10月4日まで(満室次第終了) | | 駐車場 | William St. GarageとEast Parking Garage、1日20ドル。会場の割引はありません | **宿泊予約の注意と、同じ週の予定** ホテル予約は必ず主催者ページの公式リンクから行ってください。主催者は「Executivevents is the only authorized housing provider」と明記したうえで、詐欺への注意を促しています。展示会の宿泊枠を装った第三者からの営業電話やメールは、米国の展示会では珍しくありません。もう1点、同じ週の日程に注意が必要です。10月28日と29日には、ミネアポリスで[ATX Minneapolis](/conf/2026/atx-minneapolis)が完全に重なって開かれます。設計・製造分野の担当者を派遣する場合、社内で行き先が競合します。10月後半の北米は展示会が密集する時期なので、連続で回れる代わりに担当者の取り合いが起きます。 ## 誰が主催しているのか 主催はBNP Mediaです。米国のB2B専門誌の出版社で、ASSEMBLY誌とQuality誌を発行しています。併催のThe Quality Showが同じバッジで入れるのは、両方とも同じ出版社の展示会だからです。展示会の責任者はBill DeYoe氏(Executive Director, Manufacturing Technologies)です。 **主催者が出版社であることが、この展示会の性格を3つ説明します**。1つ目は、来場者が学会の会員ではなく雑誌の読者だということです。米国の製造技術者と工場の管理職が中心で、国際的な専門家コミュニティではありません。2つ目は、買い手とエンドユーザーの入場が無料であることです。読者が誰かを出版社はすでに知っているので、収益は出展社から取ります。3つ目が、判断材料として一番効きます。**BNP Mediaは来場者数を公表していません**。 学会が主催する展示会は、会員に数字を報告する義務があります。出版社にはありません。2026年のプレスリリースは「hundreds of exhibitors」としか書いておらず、来場者数の記載は1行もありません。[IMTS](/conf/2026/imts)を主催するAMTが登録来場者数、出展社数、展示面積を開催回ごとに公表しているのと対照的です。 存在する数字はこれだけです。 | 開催回 | 出展社 | 来場者 | 出典 | | --- | --- | --- | --- | | 2022年 | 約230社 | 約6,000人 | 電波新聞(2023年8月18日) | | 2025年(13回目) | 200社超 | 非公表 | BNP Mediaの開催前告知 | | 2026年(14回目) | 会場図に139件 | 非公表 | 公式会場図(2026年9月6日時点) | **2022年の約6,000人という数字は、4回前の開催のものです**。併催展を含むかどうかも明記されていません。この展示会の規模を語るときは、その古さを前提にしてください。会場図の139件には、Learning HUBやFIRST Roboticsといった企画区画も含まれるので、企業数は約130社です。 数え間違えやすい数字も1つ挙げておきます。日東精工のニュースレターには、出展社数205社、来場者数約20,000人という記載があります。**これはナッシュビルのSOUTHの数字で、しかも出展企業自身のニュースレターの記載です**。ローズモントの数字として引用しないでください。 ## どんな企業が出展しているのか 2026年の会場図から、分野ごとに主な社名を挙げます。 | 分野 | 出展社の例 | | --- | --- | | ねじ締め・トルク | Weber Screwdriving、Desoutter、ASG(Jergens)、Delta Regis、日東精工、Wera Tools、Luebbering、Gage Bilt | | 接着・塗布 | PVA、Techcon、marco Dispensing、Hoenle、Permabond、Adhesive & Sealant Council | | プレス・接合 | Promess、SCHMIDT Technology、BalTec、TOX-PRESSOTECHNIK、MS Ultrasonic、蛇の目ミシン工業 | | ロボット・自動組立セル | エプソン、アイエイアイ、Edgewater Automation、Genesis Automation、Arthur G. Russell、MTA Automation | | 試験・漏れ検査・検査 | Cincinnati Test Systems、InterTech Development、ATEQ、フクダ、Zaxis、INFICON、Kistler | | 電線加工 | Schleuniger、Komax、Cirris、Daniels Manufacturing | | ソフトウェア・作業指示 | VKS、Ujigami、Aegis Software、Epicor、Datamyte、Retrocausal、TeepTrak | | 製造データ・調達 | CADDi、Factur、Dirac、SiteVue AI | | 搬送・作業台 | CREFORM、BOSTONtec、Dalmec、Scaglia Indeva、item America | | 手工具・電動工具 | マキタ、マックス、日東工器、山下工業研究所(Ko-ken)、Fein、パナソニック、American Hakko | | RFID・トレーサビリティ | RFID Inc.、RTLS Alliance Factory Intelligence Pavilion、Quectel | **そして日本企業です。2026年の会場図に、日本に本社を置く企業が11社並んでいます**。 | 企業 | ブース | 製品 | | --- | --- | --- | | CADDi(キャディ) | 219 | 製造業向け調達・図面データ | | Epson America(セイコーエプソン) | 331 | スカラロボット、6軸ロボット | | Fukuda Co., Ltd.(フクダ) | 1320 | リークテスタ | | IAI America(アイエイアイ) | 1005 | 電動アクチュエータ、直交ロボット | | Janome Industrial Equipment USA(蛇の目ミシン工業) | 111 | サーボプレス、卓上・直交ロボット | | Koken USA(山下工業研究所、Ko-ken) | 739 | ソケットレンチ、手工具 | | Makita U.S.A.(マキタ) | 723 | 電動工具 | | MAX USA Corp(マックス) | 1306 | 締結工具 | | Nitto Kohki USA(日東工器) | 700 | カプラ、空圧工具 | | Nitto Seiko(日東精工) | 505 | 自動ねじ締め機、ねじ締めロボット | | Panasonic(パナソニック) | 621 | 組立工具 | 約130社の展示会で11社は高い比率です。[ISA Automation Summit & Expo](/conf/2026/isa-automation-summit-and-expo)が33社中2社であることと比べると、この差は偶然ではありません。**日本の組立設備メーカーはすでにこのフロアを費用に見合う場所だと判断しています**。 ただし顔ぶれは固定ではありません。**2023年に電波新聞が報じたTHK、日本トムソン、ジャパンユニックスは、2026年の会場図にいません**。エスティックも2023年に5回目、2025年に7回目の出展を重ねたうえで、2026年のローズモントには出ていません。毎年10社前後の日本企業が出展するけれども、その10社は同じ10社ではない、というのが正確な理解です。 日本語対応についても具体的な事実が1つあります。蛇の目ミシン工業は2025年の出展告知に「英語、日本語、対応可」と明記しています。**日本語で話せるブースが、このフロアには実在します**。 ## 会場では実際に何が起きるのか **このフロアの売りは、機械が動いているところを見られることです**。主催者の記述はこうです。 > The show floor is built around live machinery and working systems. See how equipment performs, understand limitations, and evaluate technologies more efficiently before making investment decisions. 2026年の新設が3つあります。1つ目が**RTLS Alliance Factory Intelligence Pavilion**(ブース419)で、屋内測位システムを扱うベンダー中立のパビリオンです。生産性、資産稼働率、トレーサビリティ、コンプライアンスの4点を実演で見せます。2つ目が**Learning HUBを2か所**(ブース805と1231)設けたことで、15分の短時間セッションをフロア上で回します。3つ目が、ASQ計測品質部門の年次大会の併催です。 フロア上の無料教育プログラムは3種類あります。 | 形式 | 長さ | 場所 | | --- | --- | --- | | Learning Theater | 30分 | 展示フロア内 | | Learning HUB #1・#2 | 15分 | ブース805、1231。2026年新設 | | ASQのプレゼンテーション | 15分 | ASQエリア(ブース1605) | **ただしLearning TheaterとLearning HUBの枠は、出展社に販売されています**。30分枠が1,900ドル、15分枠が795ドルです。フロア上の講演を聴くときは、それが企画された内容なのか買われた枠なのかを区別して聴いてください。ASQの枠とFIRST Roboticsの学生デモは、これとは別の性格のものです。 基調講演は10月28日9時から10時に予定されていますが、**2026年の登壇者は2026年9月6日時点で未発表です**。公式アジェンダには「Session details coming soon」「Speaker TBD」とだけ書かれています。ここで注意が必要な点を1つ書いておきます。この展示会に関する各種データベースには、Daimler Truck North AmericaのJoanna Cooper氏が基調講演者として記載されている場合がありますが、**同氏は2025年の基調講演者です**。2026年の登壇者ではありません。 ## 参加・出展にいくらかかるのか **組立設備の買い手とエンドユーザーは、事前登録すれば無料です**。ただし資格審査があります。 | 区分 | 超早期(9月11日まで) | 早期(10月2日まで) | 通常(10月3日から) | | --- | --- | --- | --- | | 買い手・エンドユーザー(展示のみ) | **無料** | $20 | $35 | | サプライヤー・商社(展示のみ、非出展) | $50 | $75 | $100 | | 火曜の会議+展示 | $195 | $245 | $295 | | 出展社の追加スタッフ | $10 | $15 | $20 | 無料枠の条件は主催者が明記しています。「Must work for buyers and end users of assembly equipment, technology & products」です。**日本の設備メーカーが視察目的で来場する場合、これはサプライヤー区分に当たります**。無料になると想定して予算を組まないでください。とはいえサプライヤー区分でも50ドルから100ドルなので、金額としては問題になりません。 展示のみのパスに含まれるものは意外に多く、フロア上のLearning TheaterとHUBのセッション、ガイド付きブースツアー、毎日のネットワーキング、基調講演、New Product Awards、FIRST Roboticsの学生デモまで入ります。火曜の会議パッケージは、これに27日の専門セッションと昼食が加わります。 出展料については、正直に書きます。**ブース単価は公開されていません**。主催者の出展案内書(prospectus)と出展契約書はどちらも一般には取得できず、価格は営業窓口から取る必要があります。[IMTS](/conf/2026/imts)を主催するAMTが1平方フィートあたりの単価を公表しているのとは対照的です。 公開されているのはスポンサーシップの価格表です。 | 区分 | 価格 | 内容 | | --- | --- | --- | | Gold | $15,000 | 独占。基調講演のブランディング、登壇者紹介、基調講演参加者のリード | | Silver | $12,000 | 限定3。レセプションまたは朝食会のいずれか | | Bronze | $8,500 | 限定3。登録プロセスと登録デスクのブランディング | | バッジのランヤード | $6,000 | 独占 | | トートバッグ | $6,000 | 独占 | | ブースツアー動画 | $4,000 | 限定6。自社ブースで撮影する2〜5分のプロ制作動画 | | Learning Theater講演+録画 | $3,400 | 30分+録画 | | 通路バナー | $1,900 | 通路あたり。限定16 | | Learning Theater講演 | $1,900 | 限定9。フロア上で30分 | | Learning HUB講演+録画 | $1,795 | 限定17。15分+録画 | | ポッドキャスト+動画 | $950 | 限定13。現地収録の10〜15分インタビュー | | Learning HUB講演 | $795 | 限定16。15分 | | トートバッグ同梱物 | $550 | 限定20 | **795ドルで15分のステージ時間が買えます**。同じ枠が[ISA Automation Summit & Expo](/conf/2026/isa-automation-summit-and-expo)では1,000ドル、しかも同展の会議ステージ30分は18,000ドルからです。米国の展示会としては、この会場の発話機会は安い部類に入ります。 そしてブースに含まれるもので、**海外出展社にとって最も金額の大きい項目**があります。主催者の記述をそのまま引きます。 > All direct-to-show-site shipment drayage/material handling fees (a significant savings!) 会場直送分の搬入作業費が全額込みです。米国の展示会では、ドレージは別請求で、しかも見積もりが読みにくく、日本から機材を送る出展社が最も驚く費目です。それが定額に含まれています。あわせて背面8フィートと側面3フィートのドレープ、社名サイン、100平方フィートあたり3名分の登録、顧客に配れる無料招待コードが付きます。**カーペットと什器は含まれません**。ここは別途手配が必要です。 渡航費と宿泊費を含む出張総額は人数と日程で変わります。貴社の条件での概算は下記でご確認いただけます。 ## 日本企業にとって行く価値はあるか 判断は、見に行くことと出展することで分かれます。 **見に行くべき企業。** 組立ラインの自動化、ねじ締め、接着・塗布、漏れ試験、電線加工のいずれかで米国の設備を評価したい企業です。理由は3つあります。第一に移動が異様に楽です。羽田または成田から直行便でオヘアに着き、無料シャトルでホテルに入り、翌朝歩いて会場に入ります。米国内の乗り継ぎもタクシーも要りません。この記事で扱った米国の製造業展示会の中で、door-to-doorが最短です。第二に、1枚のバッジで組立、品質・計測、電子実装の3分野を回れます。日本では3つの展示会に分かれている領域が1つのホールにあり、しかも隣接する[SMTA International](/conf/2027/smta-international)は電子実装の国際会議そのものです。第三に、入場料が実質的に無視できる金額です。 **出展を検討してよい企業。** すでに米国に販売・サービス拠点があり、組立設備または工具を持っている企業です。ここは推測ではなく実績で言えます。11社の日本企業がすでにこのフロアにいて、エスティックは7回、蛇の目ミシン工業は継続して出展してきました。ドレージ込みという条件は、実機を持ち込む日本企業にとって実額で効きます。**そのうえで、事前に確認すべき数字が1つあります。ブース単価は公開されていないので、営業窓口から必ず取ってください**。来場者数も非公表なので、単価あたりの接触見込みは自社で組み立てるしかありません。 **行かなくてよい企業。** 3つあります。1つ目は工作機械メーカーです。ここは部品と工具のフロアで、大型加工機のフロアではありません。その目的なら偶数年の[IMTS](/conf/2026/imts)です。2つ目は、包装・充填設備の企業です。同じ月にシカゴで[PACK EXPO International](/conf/2026/pack-expo-international)があり、規模も来場者の質もそちらが上です。3つ目は、来場者数の根拠を出張稟議に書く必要がある企業です。**この展示会について書ける最新の来場者数は、2022年の約6,000人という4回前の数字だけです**。稟議で数字を求められる場合、この展示会は不利な立場に立ちます。 **日程を組むときの現実的な注意。** 10月28日と29日はミネアポリスの[ATX Minneapolis](/conf/2026/atx-minneapolis)と完全に重なります。設計・製造分野の担当者を2か所に出せない企業は、社内で先に優先順位を決めてください。 最後に、この記事の結論を1行で書きます。The ASSEMBLY Showは、**規模の数字では説明できず、立地と併催で説明できる展示会**です。数字を求める稟議には向きませんが、実際に行った日本企業が11社いて、その多くが複数回出展しているという事実のほうが、公表来場者数より確かな根拠かもしれません。貴社の状況を踏まえた参加・出展の判断は、下記からご相談ください。 ## よくあるご質問 ### The ASSEMBLY Show 2026はいつ・どこで開催されますか? 2026年10月27日から29日まで、イリノイ州ローズモントのDonald E. Stephens Convention CenterのHall Aで開催されます。展示ホールが開いているのは27日16時から19時、28日10時から17時、29日9時から14時の合計15時間です。会議プログラムは27日の日中で、ホールが開く前に終わります。 ### 入場料はいくらですか? 組立設備の買い手とエンドユーザーは、2026年9月11日までの登録なら無料です。以降は20ドル、10月3日からは35ドルです。サプライヤーや商社として来場する場合は50ドルから100ドルかかります。27日の会議プログラムに出る場合は195ドルからです。 ### 日本企業は出展していますか? 2026年の会場図には日本に本社を持つ企業が11社並んでいます。CADDi、エプソン、フクダ、アイエイアイ、蛇の目ミシン工業、山下工業研究所(Ko-ken)、マキタ、マックス、日東工器、日東精工、パナソニックです。約130社の展示会としては高い比率です。 ### 出展料はいくらですか? ブース単価は公開されていません。主催者の出展案内書と出展契約書はどちらも非公開扱いで、価格は営業窓口から取得する必要があります。スポンサーシップは公開されており、ゴールド15,000ドル、シルバー12,000ドル、ブロンズ8,500ドル、会場内15分の講演枠が795ドルです。 ### ブースには何が含まれますか? 会場直送分の搬入作業費(ドレージ)が全額含まれます。米国の展示会では別請求になるのが普通の費目なので、海外から機材を送る出展社には実質的な値引きです。背面8フィートと側面3フィートのドレープ、社名サイン、100平方フィートあたり3名分の登録も含みます。カーペットと什器は含まれません。 ### 他の展示会も同時に見られますか? 見られます。The ASSEMBLY Showのバッジで、品質・計測分野のThe Quality Showと、電子実装分野のSMTA Internationalにも入場できます。2026年はASQ計測品質部門の年次大会も初めて併催されます。1枚のバッジで3つの展示会と1つの学会を回れます。 ### 日本から行く場合、移動はどうなりますか? 羽田と成田からシカゴ・オヘア空港(ORD)へ直行便が飛んでいます。会場のあるローズモントは空港から5分の距離で、提携ホテルはオヘア空港との無料シャトルを運行しています。ホテルから会場までは徒歩で、一部はスカイブリッジで直結しています。米国内の乗り継ぎもタクシーも不要です。 ### 来場者数はどれくらいですか? 主催者は来場者数を公表していません。存在する唯一の数字は、電波新聞が2023年8月に報じた2022年開催分の約6,000人です。4回前の開催のもので、併催展を含むかどうかも明記されていません。この展示会の規模を語る際は、この数字の古さを前提にしてください。